実は、今日、株主総会が開かれるはずでした。
”でした”と過去形にしたのは、延期されたからです。
その発端は、先々週の末でしたでしょうか。
日本の親会社から、突然に電話がありました。
あの頃、東北大震災の対策でてんてこ舞いだったようです。
日本からメールも電話連絡も極端に少なくなっていました。
非常勤の取締役から、開口一番、延期を頼まれました。
こちらとしても、業績が悪いわけでもない。
経営上の問題も、特段に浮上していない。
”良いですよ”と軽く応諾を答えてしまいました。
結局、総会はソンクラン空けの4月18日からの週に延期です。
後は、常勤・非常勤の役員へ断りの電話を先ず入れます。
それから、正式な開催時期を遅らせる通知状を発信しておきました。
はっきり言って気が抜けてしまいました。
この日には、株主総会もそうですが、取締役会も開かれます。
年に一回の大きな行事ですので、社長には緊張を強いられるのです。
しかも、議事進行の資料は社長一人で準備せねばなりません。
資料は、日本語がメインですが、サブで英訳も用意します。
これは、現地の幹部がオブザーバーで主席するので、どうしても必要なのです。
しかも、議事は英語で執り行わねばなりません。
結構、社長にとって、これは負担の大きな行事です。
日本人が現地に一人のみの常駐と言う、状況がそうさせているのですよ。
やり遂げなければなならない。
その電話が来るまでは、疲れる体に鞭打って残業しながら準備しておりました。
でも、気持ちが萎えてしまいました、もうやる気が起きない。
と言うわけで、震災の状況を見守りながら、張り詰めていた精神が崩落しました。
後は、疲れがどっと出て食あたりに罹ったりしながら、体調のすぐれないまま暮らしております。
日本の皆さんも、大震災の後でお疲れが出ていませんでしょうか。
健康には充分注意して欲しいと思った道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)
2 件のコメント:
ぐりもんちゃま
英文resume作成はTOEIC550(20年前)のわしにとって血尿が出るほど苦痛じゃった(失笑)
もっとしんどかったのは、本国とのTV会議で予定にないことを急にフラれたときじゃったのう。
わしゃジェスチャーゲームよろしく席を立って踊りながら伝えたよ(w)
おかげで本国の覚えが一番よかったわい♪
はだゲソさんへ、
そんでもって、会議資料の英文翻訳はチンタラ続行中です。
テレビ会議を英語でするのは至難の業ですなー。
フェーストゥーフェースの打ち合わせが限界ですね。
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