2011年3月31日木曜日

社長としてブログ記事を読んだ後の雑感の巻き

今回は、”年収1000万円以下の日本人は裕福な奴隷”と言うブログ記事に触発されて書きました。
ところが、最初はコメントするつもりだったのですが、長文になってしまいました。
ですので、拙ブログに投稿します。

はっきり言うが、日本人と言う均質、同質の社会の中では、専門職から管理職、引いては経営側に役割が変わったとしても、どうにでもなるものよ。

日本に居さえすれば、手下の部下どもが、バカ上司と思っても付き合ってくれるからな。

それぐらい、日本人としての組織が巨大になって制度が安定しているって事はありがたいことでもあるが、つまらんもんだ。腐っても鯛は鯛であるけどな。

そこで、今まで部下無しのプレーイングマネージャーが、いきなり、海外の合弁へ駐在になって社長になったとする。しかも、日本人はただ一人、そりゃ面白いわな。今も、その孤独な戦いは自分にとって継続している。

これも、たまさか海外に行ける語学力があったからだが、人より抜きんでいたいと思うのなら、こつこつ何かに賭けて勉強するか、すぐにでも会社を辞めて起業すべきだろう。

東電の場合、とある若者が、国立大学では東大以外は役員になれないと、入社面接で暗に言われそうだ。入社しなかった旧帝大の北海道大学卒業者が話してくれてから、既に三十年近くが経つ。

要するに、長い時間を掛けて日本社会は組織的に硬直化して倒れるところまで行き着くのだろう。

もし、それを早めたのが東日本大震災とするなら、日本人は復興をバネにして、災いを転じて福となせるのか、それが今現実の焦点だ。

でも、菅政権では無理だろう、志が低すぎる。

そう、2010会計年度の末日に思った。

(この巻き、終わり)

おまけ:投稿を読んだブログの名前は次の通り。
「あるウソつきのブログは民団の味方、鈴木啓一&戸村節子を応援しています
ネット上で転がるネタを、ろくにウラもとらずに、もっともらしく自分の言葉で転載するブログです。」

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