今年は絶対に異常気象ですの巻き

 

 間もなくソンクラン休暇がやってまいります。
休みに入る前、残るところ後二週間を切りました。
そうなると地元の人もワクワクするところでしょう。

でも、今年はかなり趣が違うように感じました。
と言うのも、最近、異様な天候に見舞われているからです。
今朝、ベランダの温度計を見たら２１度くらいでした。

これは涼しいと言うか、肌寒さを覚えました。
ここ二三日、朝は本当にひんやりとしていました。
通常なら、どんなに下がっても２５度以上はあるはずです。

何だか、気持ちの悪さを覚えずにはいられなくなりました。

だって、この時期は乾季の中でも暑季なのです。
来る日も晴れが続き、乾燥して暑さで耐えられなくなるはずです。
ところが、曇りがちで日中も三十度を越えず、涼風が吹く。

夜だって、ひんやりしています。
リビングで何もしないでいると、空気の冷たさが気になってしまう。
そして、寝床に入っても長袖のシャツを羽織らないと眠れない。

実は、長袖なんか帰国用とか正装のワイシャツしか持っていません。
何とか、上さんが着古して使えなくなったのを探し出してくれました。
こうなると、日本で生活しているような感覚です。

まあ、こちらでは暖房が必要になることは絶対ありません。
ですが、エアコンも扇風機も付けない。
リビングの窓は半分くらいしか開けない。

これで、気持ちよいぐらいに快適に行動できる室温になります。
今までも、北向きの部屋でしたから暑さを逃れることはできました。
でも、ここまで来ると日差ざしの入る部屋が恋しくなってしまいます。

と言うわけで、通勤途中の車窓から眺めると、軽い霧雨になっているようでした。
このままだと、一日あいにくの曇り空でしょう。しかも、驚愕だったのは、日中１６度まで気温が下がると予報されていたことでした。英字紙バンコクポストなのですが、ますます異常気象だと印象を強くした道産子社長なのでした。
（この巻き、終わり）