台北桃園国際空港にて |
成田からチャイナエアラインの台北行き18便に搭乗しました。
驚いたのは小型の機材に変更されていたことです。
通常なら、エアバスのA330-330機が使われています。
これは、国際線のフライトならおなじみの機体でしょう。
ところが、今日はボーイングの737-800になっていました。
つまり、300人乗りから四割ほど搭乗客が減ったことになります。
何だか、国内線のフライトに乗った気分になりました。
この737ですが、スカイマークが羽田~千歳間に使用しています。
ですので、帰国で墓参りの里帰りをするたびに乗っていました。
それほど、搭乗客が落ち込んでしまった言うことでしょうか。
やっぱり、東日本大震災の影響があるのです。
もっとも、地震災害だけなら一過性のものだと思いました。
一ヶ月も経てば、ヒトもモノも流れは回復してくるはずです。
ですが、今回は福島原発の原子炉事故が伴いました。
これほど、災いな事故はありません。
放射能汚染の風評被害が、人々の往来を著しく阻害してしまった。
しかも、放射能は人体への影響が無くなるまで時間がかかる。
ひょっとしたら地震直前の成田空港の賑わいに戻るまで、数年が必要かもしれません。
と言うわけで、本当は、四月なら外国人客が、多数日本を訪れていたはずです。各地で、桜の花見が楽しめますから、行楽にはうってつけでした。気分的な自粛で、世界中の人々が訪れなくなり、日本経済が窒息してしまわないだろうか。そんな心配を抱いた道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)
おまけ:
台北から乗換えてCI0835便の中型機でバンコクを目指すところです。
どうやら、ほぼ満席のようで搭乗直前の待合は、ごった返しています。
やはり、風評被害は甚大な印象を強く受けました。
2 件のコメント:
無事に搭乗されて安心しました。
弊社も部品調達が出来ずに生産が出来ない状況。
地震はともかく放射能汚染は死活問題で今後多方面で影響が出るでしょうね。
困治郎さんへ、
今日から、デスクに座って溜まったメールの処理にいそしんでおります。
しかしながら、復興対策本部の復興計画が完全に策定されるのが、年末だなんて余りの遅さに失望しております。
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