上さんは、台湾に残ったままです。
友達と会うのだと言って、用事をこさえておりました。
ですので、今週の金曜日まではチョンガー生活です。
一人で家に帰ってきますと、誰も居ない。
居候のぬいぐるみ二匹が出迎えてくれるだけです。
ただいまと声を出しても、返答の無いものは詰まらんものです。
着替えをしながら、さてにどんな食事にしようかと考え出します。
つまり、夕飯が悩みの種な分けです。
こう言う時、上さんの何時も用意する晩ご飯に感謝したくなります。
外食するのも面倒くさい。
こうなりゃ、何か自分で食い物をこさえるしかない。
先ずは、近所の日本人向けスーパーへ買い出しに行きました。
とりあえず、豚汁にでもしましょう。
豚バラ肉、じゃがいも、豆腐、きのこ、玉ねぎの食材を買いました。
それに納豆が食べたくなりました。
現地製は、タレ付き二個パックで25バーツです。
量も少し小ぶりですが、68円ならそう高いものでもありません。
それに、ご飯一パックを10バーツ、27円で買いました。
まあ、お安く食事ができると言うことです。
他にも、うま煮のお惣菜を40バーツで買って、もう一品のおかずにします。
これに、デザート用にリンゴ二個も25バーツで買いました。
さて、家に帰って豚汁を調理し始めます。
これは、誰が作っても失敗することはありません。
適当に具を切り刻んだら、お湯を張った鍋に入れます。
煮込みながら、表面に浮いてくるアクをお玉で掬い取ります。
適当な頃を見計らって、ミソを溶かし込んで味をつくります。
ゆっくり、ふつふつと煮込む感じで具に味を行き渡らせます。
これで、出来上がりました。
と言うわけで、南国タイでふうふう言いながら食べる豚汁は最高でした。お椀二杯をいただいても、鍋にはまだ半分以上が残っています。明日になれば、味がしっくり具に馴染んで、もっとおいしくいただけるはずです。そんなチョンガー料理に満足した道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)
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