Tai Oratai: อีสานลำเพลิน, Isaan lam plern, 'Isaan Entertainment'
この歌は、タイの東北地方を代表する歌と言ってよいでしょう。
一口に言えばタイ演歌、モーラムの曲です。
歌唱力のある歌手なら必ず挑戦しています。
このオラタイさんですが、わたしの好みです。
日本の民謡にも近いような、歌い上げ方です。
しかも、ちょっとハスキーな声質が女性の艶を出しています。
上さんに言わせると田舎臭い曲だと一蹴されてしまいました。
でも、何ともいえない情緒があって手離せない名曲です。
さて、この曲はラオスに行くとタイトルが変わるのです。
サワラン・ランプーンというのでした。
同行してくれたHさんが教えてくれました。
現地でバイク製造の社長さんをされておられますが、ラオス語ペラペラです。
しかも、官界、財界のお知り合いも多くて、紹介してもらいました。
このパーティーなんですが、VIPがものすごい。
道産子社長の着席した円卓から、目と鼻の先にラオスの首相がいました。
あの方が首相ですって簡単に言われても面食らうだけです。
目の前で一国の宰相と会食できるなんて信じられません。
Thongsing Thammavong首相 |
今回は、ベトナム企業の事務所開きの祝宴でした。
ラオスも社会主義国ですから友好関係は並大抵のものではありません。
ベトナム一二を争う企業が進出したのですよ。
国を挙げての歓迎会になっていました。
それで、終盤で余興の歌と踊りが始まりました。
そして、高く艶のある声で女性がこのサワラン・ランプーンを歌い始めます。
すると、会場の雰囲気は熱狂で一変しました。
男性は、期待でステージの前に集まり出します。
踊り子達は、輪を作りながら男性を招き入れていました。
歌に併せて、踊りが始まります。
歌に併せて、踊りが始まります。
あっ、二年前、現地のディスコで見かけたフォークダンス式の踊りだ。
これって、ラオスでは一般的な盆踊りみたいなもののようです。
と言うことで、びっくりは首相も参加していたことでした。
あの輪の中には、商務大臣も次官もいるって教えてもらいましたが、驚きです。
ラオスの人にとって、踊ることは楽しい一時なのです。何だか、ラオスの魅力に惹かれてしまった道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)
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