2011年4月6日水曜日

日本国民を見習っても政府は信用に値しないの巻き


タイの南部がものすごい洪水になってしまいました。
死者も51名に達してしまい、大規模です。
連日、テレビの報道もニュースで取り上げられています。

道路は寸断され、家々も水浸しなっています。
橋桁が流されて、孤立した村もありました。
チャンネル3の朝のニュースキャスターは、被害現場で生放送をしていました。

こうなって来ますと、タイ王室の出番です。
王族の方が現地を視察され、被災者の皆さんに温かい言葉を掛けられます。
そして、このたびはチュラポン王女がお出かけになられました。

実を言いますと、王女はお体の調子が良くありません。
最近まで病院に入院されておられました。
退院はなされましたけど、車椅子で公務をこなされています。

ですが、国家の頂点たる王室の一員なのです。
国民を慰問する活動には、頭の下がる思いがいたします。
それで、王女のお伝えになったお言葉が印象的でした。

それは、”日本の国民が困難な時に、どのように対応しているかを見習おう”と言うことでした。
もちろん、これは東日本大震災における日本人の対応を指し示したのでしょう。
高い倫理観、規律、一体感は、世界中でも報道されています。

つまり、王女は、国民に向かって良い事例があるとおっしゃりたかったのです。
何だか、道産子社長も日本人として名誉に思ってしまいました。

キャスターも”日本頑張れTシャツ”を着て出演です。

と言うわけで、今回のお話は、あくまでも日本国民の自然な振る舞いによるものでした。一方、ミンス党政権は、復興対策が遅々として進まないのに、早くも復興利権を巡って暗躍を始めている感じです。後手後手に回って、被災者を疲弊させても、利権だけは手放さない姑息さには呆れ始めました。なんともやりきれない思いの道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)

1 件のコメント:

短足おじさん さんのコメント...

こんばんは、ご無沙汰しております。
実は27日から3日までタイに居りました。
タイ人の日本を心配する気持ち、私もひしひしと感じ、本当にありがたいと思いました。

またタイの王女様の「日本の国民が困難な時に、どのように対応しているかを見習おう」とのお言葉。本当にありがたいお言葉です。

またCH3ではキャスターが写真のような「PRAY FOR JAPAN}のTシャツを着ているのも私が最初に驚いたことの一つです。
そんな所を私のブログにアップしました。宜しければご一読いただければ幸いです。

そしてこの様なタイの人の暖かい気持ちは今回の件だけでなく、40年も50年も前からの日系企業のタイ進出に伴う日本人のタイでの諸活動、これが永年積み重なって今日の好印象につながっている事をひしひしと感じている次第です。

実は私のブログに時々訪問くださるSさんと言う方がいます。
Sさんの奥さんの父上はこのタイ駐在1期生世代の方のようです。
だから娘さん(つまりSさんの奥さん)は帰国子女の1期生だったそうです。その当時はバンコクにも日本人学校は無くインターナショナルスクールだけ、だから中学を終わって日本に帰国したSさんの奥様は高校で酷いイジメにあい、結局アメリカの学校に行った。やっと大学だけは日本の大学を卒業した、そんな苦労があったようです。

こんな自分だけではない、家族の含めての苦労をした時代の人たちの苦労の上に今がある。そんな事を今回も痛感した次第です。

先週はタイは時期外れの寒波でしたが、今は落ち着きましたでしょうか。
来週からはソンクランですね。水掛祭り、大いに楽しんでください。