実はひょんなことから再訪することができました。
場所は、ダムヌン・サドゥアク水上マーケットです。バンコクからですと、車で二時間ほどでしょうか。
今回は、社外研修のついでに立ち寄りました。
最初、運転手さんは、合流予定のお寺を目指していたのです。
でも、完全に道を迷ったらしく、行けども到着しません。
結局、電話で確認しながら次の目的地で落ち合うことになりました。
それで、途中で連れて来られたのが、この水上市場でした。
多分、時間にかなり余裕があったのだと思います。
運転手さんは、余り弁解をしたがりませんでした。
でも、長い付き合いですから、そんなものだろうぐらいです。
ハプニングを旅の楽しみにして、受け入れることにしました。
さて、この市場は、二年前に上さんの両親を伴って訪れました。
利用したのはウェンディーツアーが企画する日帰りの旅です。
要するに、外人観光客向けとしては定番と言ったところでしょうか。
もちろん、地元の人もかなり訪れていました。
タイも都市化が激しくて、水上市場がめっきり減っています。
珍しくなったせいもあるし、昔に郷愁を感じているのでしょう。
まあ、前回と見比べながら、こちょこちょ歩き回ったんですね。
でも、雰囲気が以前とちょっと違うんですよ。
実にローカルな印象でして、外国人相手に特化した感じもない。
実は、市場の周辺には、複数の駐車場と説明看板が出ていたのです。
つまり、地域一体に水路が巡らされていて市場も分散している。
それで、家に帰ってきてから、グーグルマップで調べてみました。
確かに、道路から北側の運河は、今回行った場所のようです。
では、前回に訪ねた外人向けの市場は、どこだったのでしょうか。
結論としては、どうも道路から南側の建屋がそれに当たるようです。
何のことは無かった。
ただ、道路をはさんで北と南に位置していただけなのでした。
と言うわけで、自分的には北側のローカルな雰囲気が好みでした。ここで暮らしている言った生活感が色濃く出ています。運河と市場がまだ活躍の場を失わずに活き活きとしていることに、なぜか安堵感を覚えました。そして、外人客向けの観光だのみの印象より、リアルな市場体験が一番と思った道産子社長なのでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿