2011年9月14日水曜日

水上市場には二つの顔があったの巻き


実はひょんなことから再訪することができました
場所は、ダムヌン・サドゥアク水上マーケットです。
バンコクからですと、車で二時間ほどでしょうか。

今回は、社外研修のついでに立ち寄りました。
最初、運転手さんは、合流予定のお寺を目指していたのです。
でも、完全に道を迷ったらしく、行けども到着しません。

結局、電話で確認しながら次の目的地で落ち合うことになりました。
それで、途中で連れて来られたのが、この水上市場でした。
多分、時間にかなり余裕があったのだと思います。

運転手さんは、余り弁解をしたがりませんでした。
でも、長い付き合いですから、そんなものだろうぐらいです。
ハプニングを旅の楽しみにして、受け入れることにしました。

さて、この市場は、二年前に上さんの両親を伴って訪れました。
利用したのはウェンディーツアーが企画する日帰りの旅です。
要するに、外人観光客向けとしては定番と言ったところでしょうか。

もちろん、地元の人もかなり訪れていました。
タイも都市化が激しくて、水上市場がめっきり減っています。
珍しくなったせいもあるし、昔に郷愁を感じているのでしょう。

まあ、前回と見比べながら、こちょこちょ歩き回ったんですね。
でも、雰囲気が以前とちょっと違うんですよ。
実にローカルな印象でして、外国人相手に特化した感じもない。


いろいろ考えましたけど、目玉の市場は二つあると言うことでした。
実は、市場の周辺には、複数の駐車場と説明看板が出ていたのです。
つまり、地域一体に水路が巡らされていて市場も分散している。

それで、家に帰ってきてから、グーグルマップで調べてみました。
確かに、道路から北側の運河は、今回行った場所のようです。
では、前回に訪ねた外人向けの市場は、どこだったのでしょうか。


結論としては、どうも道路から南側の建屋がそれに当たるようです。
何のことは無かった。
ただ、道路をはさんで北と南に位置していただけなのでした。

と言うわけで、自分的には北側のローカルな雰囲気が好みでした。ここで暮らしている言った生活感が色濃く出ています。運河と市場がまだ活躍の場を失わずに活き活きとしていることに、なぜか安堵感を覚えました。そして、外人客向けの観光だのみの印象より、リアルな市場体験が一番と思った道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)

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