2011年9月18日日曜日

一ヶ月で二度の下痢ピーはご免でござるの巻き


ちょっと、汚い話しですみません。
やっぱり、熱帯の国は食べ物に気をつけないと当たりますね。
しかも、短い間に繰り返して下痢ピーに罹れば、体力もダウンです。

何が悪かったのかは、分かっています。
一回目は、焼肉バイキングの生焼け食材をがっついたのが原因でした。
二回目は、多分、解凍した焼き海老でしょう。


これは、サムットソンクラム県の海産市で買い求めました。
帰ってきて食べきれなくて、冷凍保存していたのです。
上さんが、週末の晩酌ディナーに準備してくれました。

それで、中に一尾の子持ちがありました。
トビッ子みたいに赤いプリプリの卵を抱えていました。
気にもせずに食べたのですが、これが怪しかったのかもしれません。


場所は、風光明媚な干潟のドーン・ホーイロートです。
せっかく、旅行の帰り道に手に入れたのに残念になりました。
なんともやりきれないのですが、症状がひどくてたまらない。

土曜日の夜から寝込んで、発熱しながら水下痢です。
床に臥せってうとうとすると、トイレに行きたくなって駆け込む始末。
そんな症状が、朝まで続いて寝不足になってしまいました。

正露丸を飲んでも、下痢の歯止めになりません。
かなり重症なんじゃないのか、心配になりました。
でも、病院へ行けば、抗生物質を出されたりして大げさになります。

ここは、市販の治療薬を上さんに買ってきてもらうことにしました。
それで買い物先から、”DISENTO”を薦められたと電話があったのです。
急ぎネットで調べたのですが、旅行者がこれでかなり助けられています。

それならOKと判断して、買ってきてもらいました。
冒頭の写真がそうですが、四錠12バーツでした。
ジェネリック医薬品ですから、安すめの価格設定なんでしょうか。

と言うわけで、この薬は赤痢、コレラ、チフスの初期症状を治すのにも有効な薬だと言うのが、調べて分かってきました。値段の安さに比べて、薬の効能はすばらしいものがあります。薬局に駆け込んで、その場で飲んだら十分で止まってしまったと言う人もいるくらいですから、これからはこの薬にしようと思った道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)

おまけ:
この薬は、ダイセントーと読むようです。
成分は次の通りでして、世界各地を貧乏旅行する人の常備薬でしょう。

=一錠中の成分=
Diiodohydroxyquinoline 250 mg : ジヨードヒドロキシキノリン
抗アメーバ薬;ヒドロキシキノリン系。
アメーバ赤痢菌を殺す作用があるのでしょう。

Furazolidone 50 mg : フラゾリドン
ニトロフラン系抗菌薬。
旅行者下痢、コレラ、サルモネラ症(チフス)の治療にも使用されるとあり、この薬は症状が広範囲に有効です。

Neomycin sulfate 50 mg : 硫酸ネオマイシン
グラム陰性菌、グラム陽性菌ともに強く阻害。
コレラ菌は、グラム陰性のコンマ型をした桿菌の一種とありました。
この成分により、コレラの初期治療を目的としているようです。

Phthalylsulfathiazole 250 mg : フタリルスルファチアゾール
難溶性サルファ剤・ 腸内抗感染薬。
これも抗菌薬として、腸内感染症の治療に使われているようです。

Light kaolin 250 mg : カオリナイト(kaolinite、カオリン石)
アルミニウムの含水珪酸塩鉱物で粘土鉱物。
ようするに粘土ですが、ガスや毒素を吸収する吸着力があります。
一般的に幼児のシロップ薬は、このカオリンが主成分になっています。

2 件のコメント:

楽仙堂 さんのコメント...

ぐりぐり社長

大丈夫ですか?
これからは万が一を考えて病院への受診を
お勧めします。なにかあったら大変でしょう?

ぐりぐりももんが さんのコメント...

楽仙堂さんへ、

コメントをありがとうございます。
病院へ行ってもいいのですが、こちらの病院は、抗生物質をたんまり投与されるので、逆に恐ろしいのですよ。
こう言った薬は、善玉の菌まで殺してしまいますので、胃腸に繁殖するビフィズス菌なんかも死んでしまうことになります。
ですので、病院へ行くのがためらわれるのです。
それで、このダイセントーですが、四錠飲んでも症状が治まらないときは、病院へ行くように勧められています。それだけ、効果があるってことなのでしょうね。