2011年9月24日土曜日

セントラル・ラップラオで捲土重来を期すの巻き

※吉野家の再開第一号店(セントラル・ラップラオ)


もう、15年以上も前のことでしょうか。
牛丼の吉野家がバンコクに店を構えました。
当時としては、大手の日系外食 チェーン進出としてはいち早かったと思います。

そして、道産子社長は、翌年に一度だけ食べに行きました。
あの頃、今の工場のISO活動で来タイしていたのです。
ビザで三ヶ月滞在しながら、日本からせわしなく通う時期でした。

先ず、日本食が恋しくなる分けですよ。
ただ、日本食のお店は意外に割高でした。
あの頃、為替が極端に悪くて、こずかいが意外に少ない。

確か、一万円で二千バーツちょっとでした。
今なら、四千バーツ近くも換えられるのに、本当に足りない。
なので、出張手当が底をついて節約していたのを覚えています。

でも、メニューのことは、忘れもしません。
確か、牛丼が見当たらなかったような記憶があるのです。
代わりに、焼き鳥丼をオーダーして食べたと思います。

まあ、タイ人はもともと牛肉を食べない人が多いのです。
地元の人も、今に比べればステーキも焼肉も食べませんでした。
ですので、地元の嗜好にメニューを合わせるしかなかったのだと思います。

でも、今は所得も上向いて食生活も豊かになり、さま変わりしました。
日本食も、十分に庶民の味として浸透しています。
しかも、大戸屋、CoCo壱番、ペッパーランチなど、日系のチェーン展開が当たり前になってしまいました。


※吉野家の隣がペッパーランチと、日系ブランド連発。


と言うわけで、吉野家は97年の金融危機が原因で撤退を余儀なくされました。今回は、タイ資本との合弁でフランチャイズ展開を図るようですが、大きく環境が変わりましたから、絶対に成功するでしょう。何しろ、海外店舗がすでに478店舗に達しているのです。ちょっと甘味の薄い牛丼でしたが、日本で食べるのと変わらないままに、舌づつみを打てて満足した道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)

おまけ:
このチラシを持参すると、プロモーションで牛丼が99バーツになりました。
(通常は、109バーツ)

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