2011年9月9日金曜日

U.K.はプログレの頂点だと、改めて思うの巻き

In The Dead Of Night  Performed by Yngwie Malmsteen

実は、オリジナル曲を載せたかったんですね。
でも、EMIレコードのチェックで、埋め込み再生ができないのです。
それで、代わりにギターの王様、マルムスティーンのバージョンにご登場願いました。

いやはや、オリジナルに負けず劣らずの緊張感あふれる演奏です。
思うのですが、この曲自体の完成度が高いからでしょう。
こうして、技巧派の演奏者に恵まれると、何度でも原曲のすばらしさが再現されるのだと思いました。


でも、ですね。

初音ミクが歌うのは、ちょっと厳しいんじゃないでしょうか。
おふざけが過ぎると、これはもう遊びでしかありません。
ボーカルのジョン・ウェットンには、申し訳ない気分です。

さて、この初音ミクさんですけど、ボーカロイドですね。
生まれは北海道の札幌ですから、同じ道産子のよしみです。
要するに、ヤマハが開発した音声合成技術で、楽譜に併せてプログラムを作ると歌ってくれると言う、バーチャルな歌手なのですよ。

それで、ミクちゃんに歌わせたいって思う音楽ファンは結構います。
最初は、日本語の曲から始まりましたが、ついにタイ語の歌まで歌うようになってしまいました。
一方、それに拍車をかけているのが、プログレ・ファンにも思えるのです。

21st Century Schizoid Man with Hatsune Miku~初音ミクバージョン

Yes-"Siberian Khatru" BY HATUNE MIKU~初音ミクバージョン


と言うわけで、プログレとは、前衛的とか革新的な音楽の傾向性を表わしたプログレッシブ・ロックを指しているのでした。まあ、バンドとしてU.K.が70年代の集大成になったように自分は思うのですが、初音ミクはいただけませんよ。まあ、余興に歌わせてみて楽しむぐらいのもんだと思った、道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)

4 件のコメント:

みょうてん さんのコメント...

初音ミクってちゃんと聞いたの初めてでした。
んーーー??って感じです。

IN THE DEAD OF NIGHTはテリーボジョのバージョンですね。
僕が参加してるSEXUAL ARTというバンドのレパートリーですと宣伝してしまいました。

ぐりぐりももんが さんのコメント...

みょうてんさんへ、

コメントをありがとさんです。
UKはイギリスからの輸入LP盤を持っています。
それで、札幌の実家に置いてきたままだったので、曲自体はようつべで、つい最近、三十年ぶりに聞くことができました。
参加されているバンドでレパートリーとなると、あのポリリズムの演奏をこなすのはさすがですね。すごいと思います。

南風風邪治郎 さんのコメント...

これもプログレなんですか???

境目が未だに分からないんですよ。


どうも、プログレ=キーボードの固定観念に縛られてます。
(リックウェイクマンとかキースエマーソンとか)

キンクリもプログレなんですかね。


んんんむエアポケットです。

ぐりぐりももんが さんのコメント...

風邪治郎さんへ、

夏風って長引きやすいですよね。
健康には、くれぐれもお気を付けて下さい。

さて、プログレなんですが、キーボードの印象が強すぎますね。でも、UKの曲は、楽曲としてプログレのカテゴリーだと思うのです。

専門家ではありませんので確かなことは言えませんが、三拍子+四拍子のポリリズムに、複雑な和音を絡ませたりして、しかも演奏に何しかしら緊張感が漂っているのが、ものすごいと思ってきました。

ようつべで、アルバム全体が聞けますので、是非オリジナルで視聴なさってください。

まあ、金栗の最後のアルバム:レッドでも、ロバートフィリップが歪むに歪ませたギターの音を出しまくっていますが、あれもプログレなんだとお思います。