2011年6月6日月曜日

工場見学会に参加して見たの巻き


今、バスの車中におります。

ちょっと、渋滞に引っ掛かってしまいまして、ノロノロ運転です。
七時半前に出発したときは進行も快調でした、
ところが、高速道路を下りてナワナコン工業団地付近で詰まり出しました。

これで九時までにサラブリまでたどり着けるのが無理になりました。
だって、後三十分で行くのは絶対に無理でしょう。
週空け仕事初めの月曜日が、影響しているのかもしれません。

まあ、ここはあせらずマイペースで行くしかないのです。

さて、今日の行事は、工場見学会なのです。
通称JCC(盤谷日本人商工会議所)が主催しましました。
機会部会と電気部会が合同で企画した行事です。

このJCCでは、産業別に三つの部会まで加入ができます。
道産子社長の居る会社は、この両方の部会に入っていました。
ですので、参加することができたわけです。

そこで、訪問した先は、CP社という大手加工食品の工場でした。
場所は、サラブリ県のカンコーイにあります。
コラートに向かう国道二号線に入って、すぐのところです。

この場所は何度も通過していて、何だここかと思いました。
到着したのが、遅れて九時半過ぎになり、早速見学会が始まりました。
いろいろ説明があったんですけど、生産量のすごさに度肝を抜かれました。

※お断り:ネットで拾った写真です。

何と、この工場だけで一日二十万羽の鶏肉を加工するそうです。
他の二工場と合わせれば八十一万羽にもなるから凄い。
月産では、三工場で一万三百トンにもなります。

次に、工場の従業員は五千人と大規模です。
典型的な労働集約的な工程になっており、人頼みなのでした。
見学して分かったのですが、手の込んだ細かな肉の切り分け作業が必要です。

※お断り:ネットで拾った写真です。

自動化を進めるにも、かなりの工程が限定されているということです。
ただ、屠殺して羽根をむしりとり、洗浄するのは自動でした。
その後、簡単なカットの工程以外は、全部手作業なので驚きました。

というわけで、敷地規模が後楽園ドームの四倍もあると聞けば、驚きです。しかも、派遣労働者が5%程度の割合なのに、労働組合も作らせないのは、労務管理がかなりお上手とお見受けしました。この他、グループ全体で、中国に大規模な投資も積極的に展開中です。発展する地元大企業の躍進ぶりを、この目でしかと見た道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)

2 件のコメント:

炭酸泡治郎 さんのコメント...

5000名の従業員で組合もなく、他国へ投資!

手作業故に従業員を
大切にしてられるのでしょうか?

人は財産であり、効率を追うには非効率から。
事業経営のいろはの様な気がしたハイボール3杯目です、杯。

ぐりぐりももんが さんのコメント...

炭酸泡治郎さんへ、

順調にピッチが上がっていますね。
ハイボールと言えば、角瓶でしょうか。
こちらでも、ライセンス生産の角瓶を買うことが出来るんですよ。
レッドも作られていて、日本と同じような値段で買えます。

ところで、このCP社なんですが、アグリビジネスのコングロマリットでして、約80年前に種苗会社として発足以来、農村社会の発展とともに歩んできました。
ですので、農民の皆さんとは切っても切れない関係にあって、工場の従業員さんも農村出身が大半ですので、労使関係には気を使っているのだと思いました。