2011年6月12日日曜日

道端の生ソーセージ売り屋台は、大丈夫ですかの巻き


吊るし柿みたいですけど、腸詰チーズなのです。
しかも、ミンチのお肉を詰め込んで生のまま売られております。
これが、冷房の効いた室内なら買おうと思い、食指も動きましょう。

ところが、ここイサーンでは道端の屋台で堂々と売られております。
ちょっと、鮮度の面で心配ですが、直射日光は避けて日陰でした。
しかも、日中は意外とそれなりに風も吹いています。
つまり、乾燥して干物みたいになるので、大丈夫なのでしょう。


ところで、この屋台は、ポン(Phon)と言う街で見かけました。
国道二号線が通り抜けますが、屋台が競い合うように並んでいます。
もちろん、目印になるのが、縄のれん状の腸詰ソーセージです。

これまで、国道二号線沿いでは色々な屋台を見かけてきました。
でも、生ソーセージ売りを見かけたのは、ここだけです。
地場の特産品なんでしょうけど、興味を惹かれました。

場所的には、イサーン(東北)最大の都市コンケーンに行く途中です。
ここから、車で一時間ほど北上すれば、たどり着けます。
しかも、国鉄の駅があって、特急も日に三本が止まるようです。

さて、冒頭の写真ですが、右の多くが豚肉、左が牛肉です。
一本で大体十個くらいつながっていまして、お値段は百バーツでした。
食べ方ですが、フライパンでこんがり焼くように説明も受けました。

こうなりゃ、楽しみで買って帰るしかありません。
一本づつ買って、後はすぐに食べられる牛のソーセージも買いました。
こちらは、一本五十バーツですが、安いですね。

※左の黒いのが生食可。球形のは正体不明。

試食させてもらいましたが、正に食べなれているソーセージの食味です。
ちょっと酸味もありますが、有名なイサーンソーセージとは違いました。
このイサーンソーセージですが、ハーブが効いて辛みや酸味の強い味が特徴です。

自分の経験では、初めて食べた時、鮮度が悪いと勘ぐったぐらいなのです。
それぐらい、ソーセージの味としては、初体験でショッキングでした。
未だに、この味付けだけは好きになれないのですが、この屋台のはOKでした。

と言うわけで、帰ってから上さんが蒸した後に、フライパンでこんがり焼いて食べてみました。どちらも、イサーン風ではなくて、ちゃんとした味付けでおいしくいただけます。でも、ちょっと脂身が多いのと、くず肉が多く混ぜてあるみたいで、強めの歯ごたえでした。もっとも、生食のできる良質なソーセージも売っていましたから、お土産としては面白いと思った道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)

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