行き先はスケートリンクのあるショッピングモールです。
バンコクでスケートが楽しめるなんて、今の今まで知りませんでした。
名前は、インペリアル・ワールドって言います。
日本語に訳したら「帝国世界」になりますが、かなり仰々しい。
でも、行って見たら場末のちょっとうら寂れた印象は、隠せませんでした。
スクンビット通りからなら、40番か501番のバスに先ず乗ります。
次にラムカーヘン大学辺りでバス駐車場を右手に見たら、少し先で下車しましょう。
続けて、122、126、137、182、545番のどれかのバスに乗り換えます。
どこでもそうですが、停留場はモールの真ん前にあるものです。
降りましたら、歩道橋を渡って到着です。
もちろん、貸し靴代も入っていると思いますが、滑りはしませんでした。
まあ、最期に滑ったのがおよそニ十年前なのです。
当時、東京の品川プリンスホテルにあったスケート場でして、未だ若かった。
今はもう、おじさんですから、ずっこけて捻挫でもしたら大変です。
それに良く見ると、気温が高くてリンクの氷がかなり解けている感じでした。
転べば水浸しになりそうですし、代えの服も必要になりましょう。
ですので、今回は無理をせずに滑るのを遠慮することにいたしました。
バイキング形式のタイスキになっていて、お一人様290バーツです。
一時間半の時間制限がありますが、食べ放題なのがうれしいです。
それで、店内では闇雲に日本語のデザインがはびこっていました。
現地の人は、言葉の意味なんて、ほとんど分からないでしょう。
日本人が読んだって、かなり怪しい日本語だと感じました。
でも、これはこれで良いんですよ。
日本をどんな形であろうと、好意的に受け入れてくれております。
ありがたいことだと思って、食事をさせていただきました。
(この巻き、終わり)
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