2011年6月27日月曜日

硬い水で滑って遊ぶバンコクの巻き


日曜日の昼下がり、退屈を持て余して外出しました。
行き先はスケートリンクのあるショッピングモールです。
バンコクでスケートが楽しめるなんて、今の今まで知りませんでした。

名前は、インペリアル・ワールドって言います。
日本語に訳したら「帝国世界」になりますが、かなり仰々しい。
でも、行って見たら場末のちょっとうら寂れた印象は、隠せませんでした。


場所はラップラオ通りですが、バンカピのモールからは二三キロです。
スクンビット通りからなら、40番か501番のバスに先ず乗ります。
次にラムカーヘン大学辺りでバス駐車場を右手に見たら、少し先で下車しましょう。
続けて、122、126、137、182、545番のどれかのバスに乗り換えます。
どこでもそうですが、停留場はモールの真ん前にあるものです。
降りましたら、歩道橋を渡って到着です。


このスケートリンクですが、入場料金は200バーツみたいです。
もちろん、貸し靴代も入っていると思いますが、滑りはしませんでした。
まあ、最期に滑ったのがおよそニ十年前なのです。
当時、東京の品川プリンスホテルにあったスケート場でして、未だ若かった。

今はもう、おじさんですから、ずっこけて捻挫でもしたら大変です。
それに良く見ると、気温が高くてリンクの氷がかなり解けている感じでした。
転べば水浸しになりそうですし、代えの服も必要になりましょう。
ですので、今回は無理をせずに滑るのを遠慮することにいたしました。


さて、このモールですが、レストラン街のHOT POTで食事をしました。
バイキング形式のタイスキになっていて、お一人様290バーツです。
一時間半の時間制限がありますが、食べ放題なのがうれしいです。

それで、店内では闇雲に日本語のデザインがはびこっていました。
現地の人は、言葉の意味なんて、ほとんど分からないでしょう。
日本人が読んだって、かなり怪しい日本語だと感じました。

でも、これはこれで良いんですよ。
日本をどんな形であろうと、好意的に受け入れてくれております。
ありがたいことだと思って、食事をさせていただきました。


と言うわけで、こちらは南国ですから、タイの人は水が凍るなんて知りようも無かった分けです。このため、氷にあたる単語が無くてナムケン(堅い水)という合成語で代用したのでしょう。そんな昔はいざ知らず、現代は科学の力で氷も簡単に作れますし、その上でスケートも楽しめるのでした。そんなバンコクの日常の楽しみをまた一つ発見してためになった、道産子社長がいるのでした。
(この巻き、終わり)

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