※農政失策犯として追求すべき |
昨年の宮崎県で口蹄疫が発生した時、農水省政務官でした。
上司には、時の大臣として赤い貴族こと赤松宏隆がおりました。
この二人は、政権交代を果たせて有頂天だったようです。
外遊がしたくてたまらなかったらしい。
口蹄疫の最中、五月の連休には、我関せずのごとく日本を脱出しています。
しかも、大臣と日程が重なった不在日が四五日も続きました。
まあ、呆れますね、無責任以外の何物でも無い。
これでも、元農林水産省のお役人だったのですよ。
しかも、北海道大学の農学部を出た専門家だって言いたいのでしょうか。
やがて、初動措置の遅れのツケが溜まりに溜まってしまった。
あの、外遊に出発した時ですら感染19例目を確認し、殺処分が二万七千頭を突破しました。
この後、終息宣言が出されるまで、四ヶ月近くもかかったのですよ。
はっきり言って、あの外遊は損害を考えれば業務上過失です。
どうして、罪に問えないのでしょうか。
しかも、対応のために自衛隊出動を要求した答えが呆れます。
応じたのは舟山大臣政務官のみでしたが、
「県の初動が悪かったせい」
「十分対策をとっている」
「自衛隊の協力は、国民に不安を与えかねないので、慎重に考えたい」
などという回答を繰り返すばかり。
そう言い残して、デンマークへ外遊に出発したのですから無知です。
菅グループに所属するリベラルですから、自衛隊=軍事力は悪なのでしょう。
まさに、糞左翼の真骨頂と言ったイデオローグの旧式理論武装でしかありません。
では、それに代わりうる非常時の組織があると言うのでしょうか。
なにも代替策を示せぬままに、海外へ出奔するなど言語道断です。
そんな過去の思想など、錦の御旗で振り回す方が時代錯誤でしょう。
何も、国防は軍事力を背景としたものではないはずです。
天災、自然災害の救援活動だって、実に大事な国防なのですよ。
それを実際に、組織力を持って大規模に集中的に短期間に実行できるのは誰なのか。
これが、自衛隊以外に見つけられると言うのでしょうか。
彼らは、神戸大震災で活躍した自衛隊のことすら忘れ、忌避してしまった。
これが、昨年に起こった、未だ直近のうすら寒いできごとです。
そして、戦前の高名な随筆家の寺田寅彦は、二種類の国防について、こう述べているのでした。
”国際的のいわゆる「非常時」は、少なくも現在においては、無形な実証のないものであるが、これらの天変地異の「非常時」は最も具象的な眼前の事実としてその惨状を暴露しているのである。”
と言うわけで、グループ代表を務める奸チョクトの”辞める、辞める”詐欺のペテン師騒動と言い、ミンス党には硬直的で実質的なアクションの取れない痴れ者しかいないのです。日本人=国民が一番嫌いなのは、何もできないのに嘘をつくこと、ミンス党の政党生命は完全に終わったと思った道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)
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