しかし、コーンケーンのムーカタ(タイ式焼肉)は激安でした。
一人、バイキングで食べ放題が99バーツなのです。
この価格、信じられませーん。
デザートもあるし、焼肉以外のおかずも揃っている。
しかも、現地お得意のモーラム(タイ民謡演歌)の生バンドショーまでありました。
こうなると、日本円で99バーツ(270円)の値段が正に価格破壊です。
日本人からしてみると、異常な激安だと思ってしまいました。
ところがぎっちょんちょん、コーンケーンの日当は二百バーツです。
ですので、日当の半分を費やすのは、結構豪華なお食事だと言うことです。
ところで、今回の出張はコーンケーン事務所の棚卸しに同行しました。
去年は、南部ハジャイの支店でしたが、今年はごく無難にイサーン(東北)です。
何せ、五月にはウボンラチャタニまで旅行しましたし、愛着もあるのです。
この街角ですが、どこか台湾の田舎町に行った錯覚すら覚えてしまいました。
赤い電飾提灯と言い、お店の名前も漢字で看板が書かれています。
うーん、恐るべし、華僑系タイ人の底力といったところでしょうか。
ここタイでは、田舎に行くと、商売で成功した華僑系の町並みを見られるのです。
ウボンラチャタニもそうでしたが、コーンケーンはもっと際立った感じもいたしました。
しかし、あの赤いぼんぼりは、中国文化そのものなのですよ。
おそるべし、他民族文化へ侵食する華僑パワーの現実を見た思いがいたしました。
さて、夕食会の帰りがてらに、夜市を発見してしまいました。
投宿先は、チャロンタイホテルと言ってKOSAと言うシッピングセンターに隣接しています。
市内の中心地には違いないのですが、はっきりしません。
酔っ払って記憶も定かでなかったのですが、とにかく歩いて出かけてみました。
ところが、ホテル出口が二つあるらしく、片方の出口だけを頼りにしたのが運のつきです。
そちらが、完全に間違いで行けどもたどり着けませんでした。
途中で、犬には吠えられるし、さんざんだったのです。
気がついて戻りなおして、別の出口から歩き出しました。
そうしましたら、簡単、簡単、あっけなくたどり着いてしまいました。
ここの夜市は、なかなか食事の屋台が豪勢です。
何件も店が軒を並べて、給仕をしているのでした。
この中で、出色はたこ焼きのお店でした。
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一個、5バーツと断っているところが良い。
一個からでも売りますと言う心がけがでしょう。
しかし、コーンケーンまで来て日本の大衆食文化に触れられたのは、うれしい一言でした。
と言うわけで、日本文化の侵略は、たこ焼きさん程度に過ぎないのでありました。コーンケーンの町には、ほとんど日本人が住んでいない感じです。でも、イサーン最大のコーンケーン大学もありますので、若い地元の日本文化お宅が、洗脳されて商売でも始めたんだろうと思いました。そして、この程度なら、地元とゆったり共存させてもらえると勘ぐった道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)
2 件のコメント:
いいかもです!!!!!
日本のサブカルチャーを持ち込んで、生活するってのは考えませんでした!
いいな~
カミさんと話してみます((笑)))
しかし、美味そう!
なるほど治郎さんへ、
これ以外にも、最近は寿司の屋台も夜店で見かけるようになりました。
ネタは、ゆでたタコとか工夫して生ものは避けているみたいです。
ただ、氷を敷き詰めたケースねらべて売っていますので、鮮度は大丈夫でしょう。
あと、やるとしたらお好み焼きとか、ソース焼きそばでしょうか。
B級グルメがいいと思うんですよ、タイの人自体が結構、はまっている感じです。
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