※ナトーン桟橋にて |
フェリーは、一時間半の航海を終えました。
サムイ島のナトン桟橋に着船します。
砂浜の岸辺から突き出ただけの桟橋でして、実にシンプルです。
こちらの海は、とても穏やかなんだろうと察しました。
天候が悪化しても、浪もうねりも激しくならないのでしょう。
だから、防波堤を設けた港を築く必要が無いような感じです。
まあ、このサムイ島はシャム湾内にあります。
しかも、水深の浅い外洋らしくて、深くても80メーターしかない。
平均で45メーターだそうですから、日本の海とはかなり印象が違います。
さて、このフェリーで”第三十一こくさい丸”の銘板を発見しました。
船籍港が香川県土庄町になっていますから、小豆島の船です。
つまり、四国高松の間で往来していた船だったと言うことになります。
日本を退役したのが四年ほど前ですから、正に第二のご奉公です。
船自体は進水してから20年なので、まだ現役でしょう。
他にも明石の「たこフェリー」らしい船体も見かけましたので、うれしくなってしまいました。
と言うことで、このフェリーの艦橋にはマスコットの亀さんが乗っていたのですが、どうも取り外されたらしく、その状況写真が”タイちゃんねる”で報告されておりました。ちょっと残念だとは思いましたが、ここサムイで、昔の看板娘たちに乗って船旅を楽しむのも乙だと思った、道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)
2 件のコメント:
某ミンス党の政策で、高速休日1000円になってから、明石タコフェリーは窮地に追い込まれていました。
確か3隻ほどの船があったと思うのですが、1台を残して売却せざるを得なくなったと聞いたことがあります。
で、また政策転換で、高速料金は元通り。またフェリーの注目度がアップしてきているのに、船が用意できないジレンマに陥られています。その1隻が、サムイ島で活躍していたのですね。
サムイ島、いいところですね~。島巡りは島それぞれに性格があって、とても楽しいですよね。2泊3日だとあっという間でしょうが、楽しんできてくださいね。
とよこさんへ、
このタコフェリーは、船体の塗装がそのまま残されておりまして、赤いたこさんが足を広げて踊っております。
桟橋についてしまいますと、その姿が拝めないのが残念ですが、タイのサムイ島航路でも、きっと活躍してくれるでしょう。
それで、民主党の政策迷走は、日本の経済に打撃を与えていくのでしょうねー。フェリーはフェリーなりに良いものです。
これからも、明石フェリーさんには、くじけずがんばってもらえればと思いました。
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