2011年7月5日火曜日

小人舌禍して恫喝を為すの巻き

★ドラゴン松本の一言(期)一会

「お客さんが来る時は、自分が入ってから呼べ」
「県でコンセンサスを得ろよ。そうしないと我々何も知らんぞ」

この件では、ドラゴンに同じ九州出身のブロガーさんが書いておられました。
地元博多の有力銀行では、お客さんより先に待つ慣例は無いそうです。

それで、彼は土建屋、松本組の御曹司でしょ。
要するに業界慣習が抜けて無いってことですよ。
脅しと圧力で言い値で受けさせ、ピンはねする。

なんとなく図式が見えるんですよ。
災害復興の建設利権が絡むとなると、ちょっと問題だね。
そう、思いませんか。

それに、栃木県以北では、被差別部落が存在しません。
父親は、同和関連で功績があったようですが、もし自身もその余禄で今も飯を食っているようなら、東北人にはそんなもの関係ありません。
その言葉の脅しって、なにさって感じですし、反発を食らうだけでしょう。
これで、次回の総選挙は民主党はこの地域で壊滅状態になると思います。

民主党は、全く分かっていないなー。

ところで、敏感だったのは、TBSね。
なぜ、他のTV局に先んじ、キー局としては執拗に発言を取り上げ報道したか。
実は、岩手県は在日の人に寛大でして、ご当地メニューが冷麺だったりします。

それに、新潮45で取り上げた小沢一郎の家系疑惑(親族が朝鮮絡み)を見ても、あの地は特異な被差別利権が存在すると考えるべきでしょう。

特に、かの局は在日採用枠が明らかになっています。
まあ、その息が掛かったメディアとして、つぶしに動いたとしても否定できません。
ですから、利害が真っ向にぶつかったと感じられるのです。

これが、本当の真相だと思えるんですよ。

では、宮城県はどうだったかと言うと、ちょっと異なります。
左翼系議員だから、自衛隊出身の知事など、虫唾が走るほど嫌悪していたのかもしれません。
結局、あのような言動に至ったと言う、純真無垢なおバカ議員に過ぎないと言うことになるんじゃないでしょうか。

さて、今日の新聞ですが、毎日変態新聞の「余禄」を読みました。
ご本人を諭した、実に訓導的な記事でして、久しぶりのまともな報道に感動すら覚えたものです。
これが、大人のなすべき作法だと言って良いと思いました。

また、日経のコラム「大機小機」を読んでみて、これまた納得です。
菅直人は、国政を担える才覚では能無しだと、はっきり批判しています。
後は、辞任するタイミングですが、日経はそれを誘導する記事の展開に入ったと見ました。
今後、どの新聞社も似たような筋書きになるでしょう。


ところで、松本さんて被差別権力のぶつかり合いからみると、自民党の草だったりするかもしれません。
日本国民の中で、これまでの権益が維持できれば良いのです。
特定外国人と争う場合、国民を見方に引き付ける必要もあるでしょう。
ある意味では、自民党に味方せざるを得なくなるのです。
そこまで考えて演技したとなると、アカデミー賞を差し上げたくなった道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)

余録:復興担当相の「放言」
国の思想家・荀子というと性悪説が思い浮かぶ。
だが自然現象に独自の因果関係を認め、また西欧の社会契約説を先取りしたような近代的な思想の持ち主だったことが最近ではよく指摘される。
▲その「荀子」に「人と与(とも)に言を善くするは布帛(ふはく)よりも暖かに、人を傷つけるの言は矛戟(ぼうげき)よりも深し」がある。
人に善い言葉を用いれば着物のように心を暖めるが、人を傷つける言葉は矛で突くより深く心を痛ませる。
人は自分の言葉が他人を傷つけるのに鈍感である。
▲おごりたかぶるのは人の災いであり、慎み深いのは多くの武器にまさる強さをもつ--荀子は先の言葉の直前でそう説いていた。
もっとも人がその口から出た言葉の本当の恐ろしさに気づくのは、言葉の矛先が我が身にはね返ってきてからだというのが世の常である。
▲「知恵を出さぬやつは助けない」「コンセンサス得ろよ」「我々は何もしないぞ」「ちゃんとやれ」……松本龍復興担当相の、岩手・宮城県知事との会談で被災自治体を見下したような物言いが物議をかもした。
会談に遅れた知事には握手も拒んで頭ごなしの叱責だ。
▲察するに担当相は本音での話し合いを演出したかったのに違いない。
だが東京から来た閣僚が、被災地で奮闘する首長に出迎えなかったと憤激する図を国民はどう見たか。
おごりとも見える調子外れの言動で、復興に必要な現地との相互信頼が築けるのかと危ぶもう。
▲野党も担当相追及の構えを見せ、またも復興を遅らせかねない混乱の火種を抱えた政界だ。
慎みを欠いた政治家の言葉に傷つき、復興の足まで引っ張られる被災者の心中、こちらは察するに余りある。
(毎日新聞 2011年7月5日 0時03分)

2 件のコメント:

草々治郎 さんのコメント...

仰るとおりであります。
草ですよ!草(笑)

でも、臭い草でヤッパシ嫌われ者でしょうね。

ぐりぐりももんが さんのコメント...

草々次郎さんへ、

コメントをありがとうございます。
メディアによりますと、ドラゴンさんは、手柄を横取りする奸チョクトが嫌いだったみたいです。
あと顔つきを見ていますと、小顔で口が小さいですので、意外と生真面目な人柄では無いでしょうか。
ですので、民主党の体たらくに憤懣があったのかもしれません。
そう思いました。