2011年7月8日金曜日

ちょっと外れて田舎っぽいのに危険な匂いの巻き


先週末、オールドサイアムに出かけてみました。
古いショッピングモールでして、中華街の少しハズレです。
特色があるのかどうかも、よく分かっていませんでした。

ただ、最近、バンコクのブロガーさんがよく取り上げています。
しかも、中華街はよく足を運んでいるのに、未だ訪ねていない。
これは足を運んでおかねばなるまいと決断しました。

それで、今住んでいるスクンビット通りからバスに乗ろうとした分けです。
ところが、その日は渋滞がひどくて、待てど暮らせどバスが来ません。
48番か40番のバスに乗れば、乗り換え無しで楽チンです。

しかも、エアコンバスが増えたせいか、空席が見つかりやすい。
庶民は少しでも安くて節約できるバスに乗るものなのです。
たった6バーツ(16円)の差ですが、こちらの人には倹約の対象になるのでしょう。

まあ、そこまで駐在が真似したってしようがない。
エアコンに乗ることにしましたが、バスがやって来ません。
ようやく48番が来た思ったら、停留所によらず走り過ぎてしまいました。

乗車拒否でも、しやがったと言うことでしょうか。
なんだか、この扱いにむしゃくしゃして来ました。
ならば、BTSの高架鉄道に乗って時間を節約するだけだ。

ずっと先のサイアム駅で降りて、待ち構えて乗り換えます。
こっちの方が渋滞が無いから、かなり早く到着するはずです。
そんな考えで行動したのですが、その内、やってきたバスが好都合でした。

204番のバスでして、結果的にかなり時間を短縮してくれました。
先ず、ナコンカセム(泥棒市場)近くで降りてぶらぶら歩き出します。
ここは、故買品、中古品、分けありの品物が売り買いされる名所です。


いかにも落し物を失敬したような携帯電話が並べられています。
こんなのもの、買う人がいるんだろうかと思うのですが、買われるのでしょう。
他にも、海賊版のエロやらカラオケなどVCD・DVDがぐちゃぐちゃに売られていました。

こんな中を通り抜け、少し歩きましたら無事モールに到着です。
外観は、ごく普通ですが、一階の通りに面したショップが驚愕でした。
なんと拳銃・ライフルなど銃火器が堂々と陳列されております。

 
うーん、タイではこんなに合法的に販売されているのでした。
でも、購入に当たっては警察から所持の許可証が必要です。
だから、簡単に銃を持てるって分けでもないと思うのです。
 
以前、他のサイトで中古拳銃の値段が紹介されていました。
結構、値の張るもんでして、庶民が気軽に手を出すようなものじゃありません。
ですから、買う人もお金持ちのVIPとか、身の危険に配慮する人なのでしょう。
 
 
と言うわけで、シッピングモールは実にありきたりでした。ただ、中の安売り家電店だけは、ロジャースとかオリムピックみたいな雰囲気のスーパーを思い出して楽しめました。でも、その中でも防弾チョッキが売られていたのを見て、このモールの特異な雰囲気を感じ取ってしまった道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)

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