2011年7月24日日曜日

元祖、津山高専の”てくにゃん”は、ホッとしただろうなの巻き


左が元祖で、右は昇天した共同のキャラ

インターネットサイト「47NEWS」の”てくにゃん”(右)が、処刑されました。
ネットと言うメディア社会に暮らしていた”ゆるキャラ”なのです。
だけど、あまりに言いたい放題の毒舌で、飼い主から嫌われました。

このキャラですが、元祖が存在しておりました。
中国地方の学校を根城にしていたテクノロボが、そうです。
この津山高専に、二年前から棲みついておりました。

それで、天に召された”てくにやん”は、ツイッターでつぶやくのがお仕事でした。
何となく、二番煎じで存在自体が怪しかったのかもしれません。
脱原発依存では、こんな過激発言をしておりました。

【子どもの尿からセシウム 福島の10人全員検出 5月採取】
「原発廃止を唱えない人間は頭おかしい認定ニャ」(7月1日)

【【Q&A/ストレステスト】厳しい条件で安全性評価 EUを参考に具体案】
「ストレステストについてガタガタ文句たれる奴は日本放射線汚染化推奨派認定にゃ」(7月11日)

【原発推進へ"指南書" 91年に旧科技庁が作成委託 世論対策も詳細に】
「これを読むと逆に原発なんていらないということがよーーーくわかるニャ!」(7月20日)

まあ、見境も無く感情に走って、ほざいた感じです。
飼い主の共同通信さんといえば、報道機関ですから公平・公正な視点でものを見なくてはならない。
でも、このにゃんこさんは、ちょっと常識を欠いた感性でしゃべったと言うことでしょうか。

一方、リンゼイさん殺害事件の公判では、表面的に他人の神経を逆なでしました。
ただ、一連に喋った経緯を冷静に読めば、そんなに作意があったとも思えません。

【英国女性の父「死刑望む」 市橋被告公判に証人出廷】
「死刑のない国の遺族がこの発言をしたのは重いニャ! 死刑は世界に誇れる極刑ニャー!」(7月11日

【暴行「親密になるため」 公判で市橋被告】
「余程のマゾじゃない限り、その理屈は通用しないにゃん。」(7月9日)

【市橋被告に無期求刑】
「遺族は死刑を求めているのに、何故検察は無期求刑なのか? 検察は不誠実だニャ!」(7月13日)

【市橋被告に無期判決 双方主張 判断悩む】
「リンゼイさんのお父上、申し訳ないが日本で無期懲役とは事実上の無罪放免なのですにゃ…」(7月21日)
「人殺しを自分の名誉と共に必死になって守らなければならないなんて、弁護士も因果な商売だニャー」(7月21日)

この発言の流れは、一個人のツイッターなら普通ではないでしょうか。
ただ、報道機関のペット君が言うには、ちょいと軽はずみです。
「無期懲役とは事実上の無罪放免」のフレーズを言葉狩りをされ、攻撃を受けています。
 
前後の文脈を読みますと、言いたかった本音が分からないでも無い。
被害者の父親は死刑を望んでいて、これは実に身内に対する感情的な問題です。
でも、イギリスには死刑という極刑が存在しません。
 
ある意味、イギリス人も死刑を望む犯罪が存在するのではないでしょうか。
それなのに、本国では無期懲役しか存在しないのです。
その矛盾を、この猫どんは、巧妙に発言で突いていたとしたら面白い。
 
だから、「やはり死刑は世界に誇れる極刑ニャーッ」と礼賛したのでしょう。
でも、共同通信社の報道姿勢は、どちらかと言えば死刑廃止論を支持していたと思うのです。
ならば、飼い主に愛想をつかされてしまったのなら自業自得です。
 
こうして、てくにゃんはあまたの問題発言を繰返し、詰め腹を切ったと言うことです。
今井克社長は、「契約スタッフが個人的見解を書き込んだ。管理が行き届かなかった」 と弁解しました。
でも、これは、体の良い釈明に過ぎません。
 
本当は、放任しながら大胆に放言をけしかけていたのではないでしょうか。
なぜなら、某は昭和23年生まれの全共闘世代かつ団塊の世代に属します。
この世代は、学生運動が華やかりし頃でして、革命と言う反社会的思想に共感を覚えていました。
 
つまり、既存の社会体制を破壊することのみに酔いしれる、真に稚拙極まりない暴徒の集団でしかなかった。
それが、今の今までまっとうな社会人としてなりすまし、潜伏して来ました。
信奉する思想をひた隠しにして、サラリーマン人生を送ってきたのです。
 
こう言う変体思想にかぶれた田分け者が牛耳る情報提供組織など、社会の害悪に過ぎません。
しかも、このような言い方で部下に責任転嫁をするなど、同一世代の「姦チョクト」と手口は同じでありましょう。
部下に責任をなすりつけ、それで逃げおおせたのだから、しめしめとほくそえんでいるのではないでしょうか。
 
他方、問題点を解明・検証することもなく、ただ閉鎖して尻拭いで逃げ切る狡猾さです。
これがために、ジャーナリズム全体を劣化させている張本人だと、強く感じました。
 
ですので、道産子社長は共同通信を全く信じておりません。加えて、日本のメディア全体が信頼性に欠くと断言させていただきます。今回のてくにゃん昇天では、自分で情報の真贋を見抜く能力だけは、養っておかねばならないと、肝に銘じた道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)
 
おまけ:
てくにゃんの発言をネットから拾って見ました。極端な左かぶれが多い中、中道のまともな物言いも見受けられるので、投稿者は複数なのでしょう。共同通信はブレが激しいようです。
 
【自転車で携帯電話を使用、県道路交通法細則で初の摘発】
「自転車に乗るときは、携帯電話を使うなよ。4回も注意されて、分かっているだろうけど。捕まらなくても使うなよ。今の部分はオフレコな。リツイートした人はこれで終わりだから」にゃんちゃって (7月5日)
 
【日立が韓国LGと合弁会社 水ビジネスで、10月】
また色々と持ってかれるんだろうにゃ~(^^; 日本の倫理観が通用するのは日本国内だけなのニャー。 (7月11日)
 
【中国の原油流出、840平方キロ 事故隠蔽に批判】
中国共産党をキレイにしても、こうゆう部分がまだまだにゃ (7月11日)
 
【錯誤の20年 「普天間交渉」海外移転】
何コレ?! 北マリアナ移設で八方丸く収まるニャー。…でもそうなると中国からの侵攻が怖いニャー(^^; (7月13日)
 
【知恵出さなければ助けない-被災地に厳しい注文】
「松本復興相は分かっていないだろうにゃ。(被災地では)言われにゃくてもしっかりやってるにゃ。あ、今の部分はオフレコにゃ。リツイートした人はこれで終わりだにゃ。にゃんちゃって。」 (7月5日)
 
【なでしこジャパン】
「『なでしこ』とか『サムライ』とかやめてもいいにゃー。子どものランドセルの赤と黒みたいで嫌だにゃ~」 (7月11日)
 
【なでしこ・佐々木監督が謝罪 熊谷のツイッター騒動で 】
「誰が何語で何をツイートしようが自由だろ!」 (7月22日)
 
解説:メンバーが宴会に参加した様子をツイッターで拡散された分けですが、監督の陳謝を投げやりながらも擁護しております。おそらく、この時点でツイッターを閉鎖する旨、筆者は通知されていたのでは無いでしょうか。だから、どのようにツイートしようが勝手だと、断末魔でわめいたと思いました。
 
参考サイト:
J-CASTニュース:http://www.j-cast.com/2011/07/22102238.html?p=2
togetter:http://togetter.com/li/164628

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