全国の原発が停止してしまって、発電量が不足するらしい。
これも、東北大震災で福島原発がメルトダウンしたのが原因です。
原発事故になれば、放射能汚染の恐怖におびえなければいけない。
被爆すれば発ガンする可能性も、どれほど高まるか計り知れない。
そんな危険を冒してまで発電するのも異常でしょう。
危ないとならば、止めてしまえとばかりに、一斉に原発が停止しました。
でも、日本の発電量の30%を担っていますから、かなり電力が不足する。
電力って、電池みたいに貯められないせいもあります。
でも、休止中の火力発電所を動かせば、なんとか賄えるみたいです。
ただ、発電に必要な石油・石炭を消費しますからコストがかさんでくる。
多分、電気代を値上げするでしょうから、家計の負担も増えるでしょう。
それに、民主党が世界に向けてぶっ放したオバカ公約も存在しています。
二酸化炭素排出量を2020年に比べて25%も削減すると言うのです。
ベースは、1990年だそうですから、とんでもないほどの削減量でしょう。
できっこないんですが、民主党はこの環境政策を本気で始めてしまった。
だから、民主党はしゃにむに原発を推進する政党に変身しました。
原子力発電なら、基本的に二酸化炭素は排出されません。
原子力って簡単に言いますと、核分裂反応による熱を利用した原理です。
火力なら原料を燃やしますが、反応で二酸化炭素が生じてしまう。
だから、排出の全く無い方式と言うのは、好都合だったのです。
でも、放射能の危険性と隣り合わせなのは、覚悟が必要だったんですね。
言っときますが、三十年で廃炉にすべき原則を延命したのは、民主党です。
福井県美浜原発1号機は、なんと前代未聞の運転期間が五十年になりました。
政府は、昨年の六月末で十年間の延長を認めてしまったのです。
これに続いて、今年に二月には福島第一原発も延命しています。
つまり、設計寿命が四十年の原子炉をさらに十年間伸ばしました。
ですが、わずか一ヵ月後、不運にも未曾有の東北大震災が起きてしまう。
はっきり言いますが、民主党は完全に運にもつきにも見放されています。
こう言う政党には、未来を語ってもらいたくないのですよ。
結果的に、国民に犠牲を強いるだけで、塗炭の苦しみになるんじゃないのか。
そんな気がしてならないのです。
※これが未来世界だ_週刊朝日比較編(どこからか拾いました) |
と言うわけで、節電の目的で涼を求めて、家族そろってショッピングセンターに出かけて無目的に時間をつぶす行為が、NHKのニュース9で紹介されていました。これって、休日にタイのショッピングセンターで見かける地元の家族とそっくりです。家に居たって、エアコンも無いし、扇風機もつけりゃ電気代がかさむ。環境は若干違うようですが、日本人もタイ人並みの生活環境で暮らさざるを得なくなったのかと思った道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)
おまけ:”これが未来世界だ”拡大版を載せておきます。
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