2011年7月9日土曜日

川向こうに出でて、ラーマ二世通りを走るの巻き


バンコクですが、歴代の国王・王族を冠した地名が良く使われています。
道路、橋、公園、建造物などさまざまですが、通りの名はよく耳にします。
ラーマ一世通りから始まるんですが、現国王はラーマ九世なので、九つあるのでしょう。

中にはなじみの薄い通りもありまして、ラーマ二世通りもそうです。
どこに或るのかすら知らなかったのですが、今日ようやっと把握できました。
要するに、チャオプラヤー川を渡ったトンブリー方面だったのです。

しかも、その通りにはショッピングモールもありました。
セントラルプラザというのですが、ぜひ出かけて見たくなりました。
こう言ったモールは、毎週末になると、上さんと一緒に訪ね歩いて来たものです。

最近では、あらかた近場も終わってしまいました。
こうなると、気分的には遠征気分に近いものがあります。
ですので、今回はチャオプラヤー川を渡渉して行軍せねばならない。

これもまた楽しみでして、バスの乗り継ぎ方法を丹念に調べ出します。
まあ、手っ取り早く行けるのが、時間の節約につながります。
それで、今回の行き先は調べた結果、意外に行程が楽でした。

バス76番の広告:チャクザって、ヤクザの間違い?

まず、スカイトレインに乗り、シーロム線ウォンウィアン・ヤイ駅でおります。
後は、近くのバス停から76番か172番のバスに乗り換えるだけです。
停留所は、対面のBig-Cスーパーにあって、必ず誰かが降りてくれますので、それに習います。

後は歩道橋を渡れば、セントラルプラザがあるのでした。
それで、この目と鼻の先に、Uターン専用車道橋もありました。
これは、日本ではほとんど見かけないものでしょう。

右手に見えるのがセントラルデパート

ここタイでは、表通りから枝道に入れば、袋小路になる確率も高いのです。
日本みたいに、左折して小路に入って、右折→右折→右折でUターンはほとんど望めません。
このため、主だった通りには、このUターン道が必ずあるのでした。

それで、このセントラルプラザなんですが、コの字をした立地です。
入り口がセントラルデパート側と、プラザ側の二つに分かれます。
通りに面した真ん中は、土地買収とか借地に失敗したのか分かりませんが、他人が使っているようです。


先ず、入り口から奥へ進んで行きます。
歩いていると、半円形状に店舗が展開されている感じがつかめます。
ウナギの寝床みたいに奥行きが深いのですよ。

かなり大きなショッピングモールだと実感できます。
でも、入り口が二つに分かれているせいなのでしょう。
表玄関からの印象は、始め小ぶりに感じられました。

このモールは実にデザインと言うか、レイアウトを工夫してあります。
これまで訪れた、だだっ広いモールの雰囲気とは、ちょっと違いました。
土地形状の制約もありますが、設計者の知恵の勝利でしょう。

さて、この中で、昼食はイタ飯バイキングの199バーツにしました。
味はまあまですが、値段と量でカバーしております。
たまに味わいたい程度なら、これも有りかと思いました。
ただ、他では見かけたことがありませんので、ここしかないのかもしれません。

一時間半で199バーツ、コストパフォーマンスOK
 
と言うわけで、76番バスはBTSプロンチット駅近くを通るので、そこまで乗って帰りました。でも、ジムトンプソン本店のあるスリワォン通り止まりのバスもあるようなので、ご注意下さい。ならば、行きも帰りもウォンウィアン・ヤイ駅から乗車し下車するのが懸命だと思った、道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)

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