2011年7月21日木曜日

四年ぶりにベトナムへ出かけますの巻き

今晩のフライトで、ハノイへ出張してきます。
取り立てて重要な打ち合わせも無く、招待になりました。
ベトナムで新製品の発表会があり、出席させてもらうのです。

市場的にベトナムでは、当社は営業していません。
現地に技術提携先があり、そこで生産・販売を行っています。
ただ、最近、インドシナ半島の営業交流は錯綜しています。

つい最近でも、ラオスで取引先を巡って衝突がありました。
当社の商圏なのですが、顧客は元々がベトナムの会社です。
このため、技術提携先に製品の販売を譲る形となりました。

できれば、同じ系列で争うような商売だけはしたくない。
タイの方が歴史的にも先輩ですし、ラオスは元々が営業圏です。
どうにも腑に落ちないのですが、親会社に言い負かされました。

悔しいですが、株主ですので従うことにします。
つまり、ベトナムから製品がラオスに流れるのです。
ただ、メンテ業務などはどうするのか、一切決まっていないらしい。

こちらとしても、面倒を見る気はありません。
メンテが必要になっても、助けずに放置します。
泣き付かれたら、タイから製品を買わないからだと説明しましょう。

当社は、メンテナンス事務所も既に設けました。
こつこつ、顧客の獲得に向けて努力してきたのです。
それに、ベトナム製のほうが意外に価格が高いかもしれない。

と言うわけで、ベトナムの経済力・工業力を観察してきます。当社としても、ちょっと、いやらしいライバルになる可能性もある分けです。最期に訪ねたのが四年前ですから、大分変わっているのは事実でしょう。技術提携先も含めて、どんな様子なのか、楽しみな道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)

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