双子のゾウさんが生まれました。
とても珍しいそうで、タイ国内では15年ぶりだと言います。
前の時は、雌の双子が誕生していました。
今回は、雄ですから世界で初めてになります。
特に生まれたてのゾウさんは、まさに赤ん坊です。
小さくてとてもキュートです。
まさに、タイはゾウさんの国ですよ。
こちらで、身近に直接に触れて、そう思いました。
でも、今は四千頭を割ってしまったらしい。
近年、タイは経済発展が著しいのです。
地方の開発も急激に進んで、豊かな自然が狭められつつあります。
大型野生動物の暮らせる環境も減ってしまいました。
かれこれ二年前の話でしょうか。
16歳のゾウ使いとゾウさんが、交通事故で亡くなりました。
バンコクへ上京したばかりの不幸だったそうです。
酒酔い運転の車にはねられるなんて、かわいそうな話しです。
はるかイーサンの東北地方から、てくてく歩いて来ました。
ようやく首都にたどり着いて、見世物の商売を始めようとした矢先です。
運命は非情としか言いようがありません。
本当は、ゾウさんがバンコクに入ることは許されていないのです。
でも、厳しい取り締まりは控えられてきました。
みんなゾウさんが好きだから、見て見ぬふりをしていたのですよ。
と言うわけで、最近は何が何でも機械頼みの世の中です。
結局、ゾウさんが野山で活躍する力仕事も、めっきり減ってしまいました。
だからこそ、数百キロも歩いて出稼ぎに来てしまうのです。
以前、自分の働く会社があるパトンタニにでも、ゾウさんが歩いているのを見かけました。
こんなところで商売になるのだろうか、ちょっと心配に思った道産子社長なのでした。
(この巻き、終り)
6 件のコメント:
ゾウさん、可愛いですね。
双子を産んだ母親ゾウは、きっとお腹が重たかったでしょうに、がんばりましたね。
最初の写真を見た時、つい、むごい姿の写真?って思ってしまいました。
おめでたい話しでよかったです。
ポプラさんへ、
この最初の写真は寝こんでいる姿を撮ったものです。
見ようによっては、むごい写真に見えるかもしれません。
実はこの写真は、バンコクポスト(英字紙)に載っていた記事で、次のURLから訪問することができます。
http://www.bangkokpost.com/travel/localtrips/201281/tough-going
それで、このゾウちゃんは、毎朝の3CHニュースで、日々の成長をビデオで紹介されていると思います。
確認したことはないのですが、ビデオでは、母ゾウに二匹の小象が一緒にいる光景が紹介されていますので、間違いないでしょう。
元気に成長していて、微笑ましいです。
先日タイより帰国しました。
双子の象さん見てきました。元気に育っているようです。
以前双子の象さんは、片方が亡くなったと何かの記事で読みました。
そして、更に嬉しいニュースで北のチェンマイでも双子の出産があったそうです。
立て続けの嬉しいニュースでした!
遠藤さんへ、
コメントをありがとうございます。
そちらの掲示板も、時々、拝見させていただいております。
ゾウさんが一人前になるのに十年くらいかかるそうですから、未だ生まれて半年ちょっとですので、この双子はまだまだ赤ちゃんでしょう。
実際に会われて、そぞかし可愛かったのではないでしょうか。
それで、メスの双子ゾウさんですが、既に十年前にJUMと言う名の片方が、七歳で命を落としています。
http://www.pattayamail.com/399/news.htm#hd1
生き物ですから命に定めがあったのでしょう。変わりに、このオスの双子には長命でいてもらいたい、そう希望しております。
出遅れました。。
双子のぞうさん、かわいいですね~。写真の大きさで生まれてくるのなら、ぞうのおかあさんは、さぞかし大変でしょうね。
動物の赤ちゃんの大きさというのは、その動物に比例するわけではないんですね。パンダの赤ちゃんはほんの数cmしかありませんし。。すぐに歩く必要がある動物の赤ちゃんは、親とほぼ同じ姿で生まれるといいますが、ぞうさんにはその必要があり、パンダにはその必要がないのかなあなんて考えたりしておりました。
何だかんだ言っても、動物の赤ちゃんはかわいいです^^
とよこさんへ、
生後二日目の本物のゾウさんを見たことがあります。
産毛がぼうぼうと生えていて、足元も頼りなくて、赤ん坊には変わらんなーと思いました。
ただ、親が親ですから大きさは、それなりにあって、大型犬くらいはありましたね。
群れを作って移動する動物ですから、赤ちゃんと言えども、生まれながらにして歩くことが求められるのだと思いました。
そのためには、それなりの体格が赤ん坊の時から必要なんでしょう。
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