番号は60番で、ラームカーヘンのモール辺りから乗ったのです。
行きたかったのは、ラムイントラ通りのショッピングモールでした。
ファッションアイランドと言いまして、先週、見かけていました。
あの時は、ミンブリのチャトチャック2市場からの帰り道です。
バスで道すがら見たのですが、あまりの巨大さにびっくりしました。
※左クリックで拡大してご覧になれます。
それで、是非行きたいと思いまして出かけました。
でも、直行するバスがなかなかやって来ません。
仕方ないので、乗り継ぎの道草になってしまいました。
さて、この赤バスと言えば、オンボロバスの代表です。
木製の床が懐かしいのですが、扇風機をほとんど見かけません。
ただただ、7バーツ(≒20円)の極安感がとりえなのです。
それに、無料で乗車できるサービスも続けられています。
これが始まったのは、08年の8月1日でした。
実は、その前月、原油価格が140ドルを超えてしまいました。
石油価格の高騰ともなれば、物価全般が上昇します。
そうなれば、庶民の生活は苦しくなるでしょう。
政府も見過ごすことができなくなりました。
こうして、景気刺激策の一つとして採用された分けです。
当時は、タダより安いものは無いとばかり、赤バスは超満員でした。
逆に、民営の白バスはガラガラになってしまった。
これがきっかけで、赤バス車掌が嫌がらせの暴行を受ける事件さえ起きています。
ところがですね。
最近は、皆さん有料バスを当たり前に使うようになりました。
タイの景気がすごく良いもんですから、懐具合に余裕があるようです。
と言うわけで、今日はかなり空いていまして、ついつい乗ってしまいました。
だって、今日は久々に暑くなく爽やかな日だったのです。
バスの窓から流れ込む涼風を受けながら、赤バスも乾季には捨てたもんじゃないと思う、道産子社長なのでした。
(この巻き、終り)
おまけ:
帰りは、71番でしたが、これも無料でした。
スクンビットの通りにある電光掲示板では、夜八時で26度です。
涼しい一日だったと思います。
無料バスについては、フーフー岡村さんのブログを参照にしてください。
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