2010年10月17日日曜日
百年市場、バスで行ったらどうなったの巻き
一言、いやはや、バスに乗り疲れました。
距離は、さほど無いと思っていたのです。
ところが、渋滞もさることながら、バスがオンボロでした。
エアコン無しのレギュラーバスは、ガタガタです。
サスペンションがヘタっているのでしょう。
道路の凸凹を直接座席に伝えてくれます。
それに、ドライバーのシフトチェンジが凄まじい。
無理やりガギッとギアが唸って入ります。
すると、ノッキング気味に加速し始めるのです。
エンジン音もけたたましい。
ゴォーッと床から唸りが上がります。
震動が体を揺さぶり続けながら、爆走してくれます。
しかも、使い古しの座席が、お尻にくい込みます。
レザー張りシートに、ぺしゃんこのクッションがつらい。
時々、座りなおしては我慢し続けました。
実は、バンプリーの百年市場へ行ってみたのです。
場所は、サムットプラカーン県にあります。
スワンプーム国際空港からも、南へ下って十キロ程の近さです。
それで、プラカノーンから乗った133番のバスではたどり着けませんでした。
車掌さんが気を使ってくれました。
親切にソンティーの乗り換えを教えてくれます。
それで、ちんたら乗り継ぎながら行って見ました。
面白いことに、川向かいはショッピングセンターのBig-Cなのです。
お客さんを取られてしまったのかもしれません。
時代に取り残された市場の面影は、隠せませんでした。
でも、昔懐かしい雰囲気が心地よいのです。
百年市場と呼ばれる歴史の重みを感じてしまいます。
きっと、日本だったら有形文化財になっているでしょう。
つまり、タイの生活様式が、がらりと様変わりしたってことです。
だから、昔の暮らしぶりが残る町並みに郷愁を覚えるのかもしれません。
そう、地元の人も昔にはもどれないのだ。
と言うわけで、タイは経済発展も著しいですし、生活も豊かになって余裕ができました。
庶民の生活を過去に遡って、町並みを保存したい思う気持ちが広がっているのです。
それが、時として観光誘致だったりもしますが、地元の生活が潤うのであれば、それはそれで結構なことと思う、道産子社長なのでした。
(この巻き、終り)
おまけ:
市場までの行き方ですが、経路地図を紹介しておきます。
それ以外に出かける方法があったら教えてください。
経路は、邦人の住むスクンビット地域からになっています。
(地図は、左クリックで拡大できます。)
①バス133番・552番の停留所(バンナー・トラット通り)
②停留所近辺の拡大図(ソンテー乗り場)
③Big-Cからバンプリー市場までの歩き方
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