今日は週末の金曜日です。
当社は、週休二日制ですので土日はお休みです。
でも、受注残を意外に抱えております。
このため、工場の生産ラインは明日も出勤にしました。
ですから、お休みの取れる社員は事務職なんですね。
他にも、メンテナンス部門の社員も土曜日は出勤にしてあります。
何せ、連絡を受けたら六時間以内に初動措置を取るのです。
これができないと、ギャーギャー文句を言われます。
しかも、その達成率が90%以上とハードルが高すぎです。
何と言う業突く張りの大手チェーンの顧客なのでしょうか。
でも、お客様は神さまのなですよ。
タイ人であったとしても、それに変わりはありません。
商売ですから、あっさりと従ってしまうのでありました。
さて、退社時間まであと二十分を切りました。
事務所の中は、ほとんどやる気が見られません。
今年は、業績が良いので、みんなイケイケの鼻歌気分です。
なんと、今月中に昨年度を上回ってしまうかもしれない。
これは、スンバらしい成果です。
今週、経理部から報告された経営概況をみて卒倒しました。
日本の親会社が沈没寸前だから、ねたまれそうだなー。
配当をもっと寄越せ。
ロイヤリティーを引き上げてやる。
色々と無理難題を言ってくるかもしれない。
と言うわけで、現地法人と言うのは儲かりすぎても良くないのです。
色々と虫眼鏡で日本から見られてしまう。
ここは、でしゃばらずに姑息にしこしこ励むべきでありましょう。
でも、儲かってしまったのだから仕方ありません。
いけるところまで飛ばしてやるぜと意気込む、道産子社長なのでありました。
(この巻き、終わり)
2 件のコメント:
いや~~~素晴らしいです!
それはそれで内部的には火種があるのですね。
やはり外国は大変であります。
ウチは青色吐息ですが、ウラ稼業が軌道に乗るまでは忍忍忍であります。
忍治朗さんへ、
タイへ進出した日経企業は、今年は本当に景気が良くて、わが世の春ばかりに謳歌しているのではないでしょうか。
ところが、電子部品関係の季節調整による在庫圧縮が例年より二ヶ月早まったと、半導体関連のメーカーさんから話を聞きました。
ですので、本当は、見えないところで景気の減速感がひたひたと迫っているようです。今から、来年の経営に備えておく必要があるのですよ。
本当に気を引き締めているところです。
ところで、ウラ稼業が軌道に乗るって興味津津ですねー。もし、上手く行ったらブログかなんかで紹介してください。
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