スポーツ選手なら、先ず記録を残すことですよね。
かならず、新聞のスポーツ欄で紹介してくれるでしょう。
実業界だったら、先ず役員クラスまで上り詰めることでしょうか。
人事消息の新聞記事で載せてもらえるかもしれません。
音楽家だったら、海外コンクールで上位に入手すればよいのです。
それに女性だったら華がありますから、テレビなどマスメディアが黙っておりません。
こう言うのは、本人にとって光栄なできごとになるはずですよ。
自分の人生で、輝かしい一ページを飾ることができるからです。
ところが、時には希望しなくても有名人になってしまう場合があるのです。
鉄道、自動車、飛行機、水難、墜落、落雷などなど、不幸な事故も多い。
それに、殺人、暴行、障害、強盗、詐欺など事件に巻き込まれ無いとも限らない。
被害者であれば、人は心配もしてくれるし同情を寄せてくれるでしょう。
でも、これが加害者の立場なら憎悪の対象にしかなら無い。
社会人である以上、世の中から制裁は受けるべきだと、ごく普通に思うことです。
だから、実名報道ってあるんですよね。
名誉もあれば不名誉もある。
とかく、人間の行いには賞罰が付いて回ります。
できるなら、栄誉、賞賛、賛美のような美辞麗句で報道されてみたいものです。
さて、このバンコクで一人の日本人がちょっとした有名人になりました。
すでに、時事通信も実名報道しましたので、ご紹介しておきましょう。
その名は、広瀬浩二さんと言いました。
この方は、日系企業の社長さんでした。
会社は、千代田インテグレ(タイランド)の現地法人です。
しかも、バンコク日本人商工会議所の会員企業にもなっておりました。
親会社は、8年前に東証一部へ昇格して上場しています。
これは、もう大手企業と言ってよいでしょう。
そういう会社ですから、社長人さんには品格が求められるはずですよね。
それで、どんなことで有名人になったのか。
記事を張っておきますから、左クリックで拡大してお読み下さい。
情け無い駐在ですよ。
海外で働く日本人の評価を貶める以外の何物でもありません。
しかも、親会社のこれまでの業績に泥をなすりつけたとしか言いようがありません。
と言うわけで、この社長さんはソイ39のご近所で、黒塗りのハイブリッド・カムリに乗っていたと言うことでした。自分のアパートにも同じ車に乗っている駐在さんがいまして、ついつい疑いの目で見てしまう道産子社長がいるのでした。
(この巻き、終わり)
おまけ:
※10月6日付けのホームページでは、社長さんが交代されておられました。
※商工会議所の名簿では、しっかり名前が載っております。
※親会社さんもニュースリリースを出さざるを得ませんでした。
※嘘か真かは分かりませんが、ネット内で拾った生々しい記事です。
●タイの地元新聞の日本語翻訳記事 2010年09月29日
ネーション系のタイ語速報によると、アユタヤ警察は28日、日系企業役員の日本人の男(46)を麻薬所持容疑で逮捕し、麻薬ヤーアイス0.57グラムを押収した。当時男はタイ人運転手運転の車で移動中で、ヤーアイスは男がしっかりと握りしめていた革製のクラッチバッグの中に入っていた。男は取り調べに対して、サラブリー県内のドラッグ売人から一回あたり2-3万バーツで麻薬を仕入れ、会社内の日本人の同僚に転売していたと供述しているという。
日本人の会社役員の男(46)が麻薬所持で逮捕されたとネーション系のタイ語速報が28日に報じていることに関して、その後に確認出来たマティチョン紙の報道により、男が逮捕されたのは28日18:20頃で、会社を出てスクンビット通りソイ39にある自宅に帰る途上だった事が明らかになった。また、麻薬ヤーアイス0.57グラムの他に吸引用器具として使用される瓶やストロー、タバコ用ホイルが押収されている。タイ人の運転手(33)は、自分は単なる運転手で麻薬の事は知らないと話しているという。警察は、男がサラブリー県内のタイマッサージ師からヤーアイスを受け取っているとの捜査結果に基づき男の動向を監視していたが、男は、ヤーアイスが入っていたバッグは会社で拾ったもので、自分のものでは無いと主張しているという。尚、先に確認出来たネーション系のタイ語速報は、日本人の同僚に麻薬を転売していたと男が供述していると報じている。
<ヤーバー(覚せい剤)で逮捕された場合のタイの刑罰>
1. 製造及び輸出入 無期懲役。販売目的の場合は死刑(覚醒剤正味成分20g以上の場合は販売目的と見做される)
2. 販売及び販売目的の所持 所持100g未満の場、禁錮5年から無期懲役及び罰金5万~50万バーツ。
100g以上の場合は無期又は死刑。
3. 所持 覚醒剤正味量20g未満の場合、禁錮1~10年及び罰金1万~10万バーツ
(20g以上の場合は販売目的所持と見做される)。
4. 摂取 禁錮6か月~10年及び罰金5千~10万バーツ 。
5. 詐術・恐喝により他人に摂取 禁錮2~20年及び罰金2万~20万バーツ。
女性及び未成年に摂取させた場合は死刑。
武器使用や2人以上による強要の場合、禁錮4~30年及び罰金4 万~30万バーツ。
6. 摂取を教唆 禁錮1~5年及び罰金1万~5万バーツ。
4 件のコメント:
お早うございます。
全く衝撃的な事件です。この件は私も自分のブログに書いています。
http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/1822321/
参考になれば幸いです。
それから私は上記ブログの続編を書きたいと思っています。
その折貴ブログを引用させていただきたいと思いますので、ご了承いただきますようお願いします。
短足おじさん、
ブログへのお越しをありがとうございます。資料ですが、ご自由に転載下さい。
実は、この広瀬さんはソイ39に住んでいたそうで、単身赴任でしょうから、フジスーパー2のシティーリゾート当りに住んでいたのかもしれません。
つまり、本人がどんな人だったのか、リアルに創造させてしまうものがあります。
しかし、まだ44歳と聞きましたから、社長になって舞い上がったのでしょうねー。物価が違いますから、お金が自由に使えるようになると、心のたがが外れてしまうのかもしれません。
それで、そろそろ、そちらのブログへもお邪魔しようかと思います。ほとぼりも冷めましたでしょうから。
中国でも麻薬は厳しいですね。
こんなところに名前が載っています↓
http://www.wesleynet.com/thailand/profile.php?Co_Code=139
下記のリストによるとサムットプラカーンとなっていますが?
http://www.thaisl.com/data_detail.php?name=90T36722
なんだかみんな同じだなぁ。これは変ですね。そちらの事情は全く分かりませんので、チンプンカンプンなことですみません。
唸声さんへ、
唸声さんの紹介された情報では、工場の邦人従業員まで紹介されていました。これはすごい。悪いことはできないもんですよ。
Production Manager Takayuki Fujisawa
Sales Manager Hisayuki Arai
QA Manager Yasuhiro Miyamoto
ところで、取引先銀行がわが社と全部一緒だったので、笑ってしまいました。
でも、某氏の供述では、会社内の日本人の同僚に転売していたとありますので、あらぬ嫌疑を掛けられている人もいるのではないでしょうか。
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