2010年10月2日土曜日

バンコク病院の皮膚科は、御付きの車での巻き

口唇ヘルペスが鼻の下にできてしまいました。

この病気は、罹っては治るのを繰返して再発します。
特に重篤な病状になるわけでもありません。
ただ、ピリピリした痛みを伴うせいで、病気の間はいつも憂鬱でした。

長ければ、一年以上再発しません。
治ればケロッと忘れてしまうわけです。
ですが、疲れやストレスが溜まって体調不良に陥ると、こんにちはです。

サラリーマンをやってますと、仕事に波は付き物です。
時には、成績が伸びずに気分も落ち込んで来るものです。
それで、忘れた頃に口元にブツブツができます。

ありゃ、またかって思い出しながら、軟膏を塗って直しました。
この塗り薬ですが、アクチビアとヘルペシアと言います。
確か、日本では二グラムチューブで千円以上もしたはずです。

ところが、バンコクではべらぼうに安いのです。
はっきりした値段を覚えていませんが、確か100バーツ(270円)もしなかったと思います。
その名も、ビロゴン(Virogon)軟膏といいました。

プロンポンのエンポリアムデパートの薬局でもちゃんと売ってます。
ジェネリック医薬品のせいでしょうか。
驚きの価格なので、この軟膏があればバンコクでも直せます。

でも、飲み薬があるとは知りませんでした。

実は、バンコク病院の皮膚科へ行って知りました。
先生が飲み薬を処方してくれたのです。
名前は、抗ウイルス薬「バルトレックス(Valtrex)」と言いました。
処方は、朝、夕の五日分を貰いました。

それで、飲みだして二日目で腫れがほとんど引いてしまいました。
あの、塗り薬はなんだったのかと思うほど、効能はてきめんです。
それで思い出しましたが、バンコク病院の皮膚科病棟はかなり遠いです。
必ず、運転手さんの車で出かけるようにしてください。


と言うわけで、他にも皮膚の疾患があって、AMKとか言う抗生物質を飲まされたりしています。先生は、ECZEMA(アトピー性皮膚炎)といいましたから、そのための薬なんでしょうか。こちらタイでは、何でも抗生物質を投与したがるので、最近はちょっと怖くなって来ました。飲みすぎで体内に耐性ができて、薬が効かなくならないか、ちょっと心配な道産子社長なのでした。
(この巻き、終り)

おまけ1:
ヘルペスは、昔から「熱やかぜのふき出し」とよばれていたそうです。
ですので、一般の多くの方がウイルスを体内に持っております。
念のためですが、性病ヘルペスとは症状や発症する部位も全く異なります。

おまけ2:
バルトレックスは、日本ではお医者さんの処方が必要です。
副作用の危険性が無いとは言えませんので、個人並行輸入にはご注意下さい。

2 件のコメント:

とよこ さんのコメント...

口唇ヘルペスは痛いそうですね。私は罹ったことが在りませんが、周りでよく聞きます。私が通院している病院でも年中ヘルペスの痛みが取れなくて、神経ブロックなどをしに来られる方を見かけます。

以前も確か書いてくださっていたと思いますが、タイの薬事情はある意味おもしろいですね。薬価基準などがないのでしょうね。使い放題・売りたい放題の悪影響も心配ですが、日本のように厳しすぎるのも困ったものです。

しかし広い病院ですね~。日本で言う、昔に立てられた古い赤十字病院を思い起こさせてくれました。皮膚科だから子どもが受診する率が高いでしょうから、車が必需品ですね。最低でも、院内バスが欲しいですね。

早くヘルペスが治りますように。
 

ぐりぐりももんが さんのコメント...

とよこさんへ、

ヘルペスは、経口薬のバルトレックスのおかげで、飲みだして二日で腫れが引いてしまいました。抗ウイルス薬ですから、飲んだ方が効き目がてきめんのようです。

それで、病院に行くと処方で、毎回、抗生物質を投与されるので気になって、バンコク在住者のブログを調べて見ました。

すると、体に抗菌力がなくなるから呑まないと言う人もいるにはいましたが、たいていの人は、気にせず飲んでいるようです。

どちらが良いのか分かりませんが、皮膚病で,抗生物質を投与されるとなると、バンコクの町には雑菌がうじゃうじゃで、大気汚染で空気も汚れているのかもしれません。

確かに、こちらでは乾癬とか皮膚炎に罹る外国人も多いのですよ。日本に帰りたくなってきます。

それでこのバンコク病院ですが、皮膚科・歯科病棟だけが別院のような感じです。

ですから構内からはポツンと離れていて、本館の日本人受付を終えてから移動しなくてはなりません。面倒でした。