※中国共産党「日本解放第二期工作要綱」の地図らしい。 |
内閣副官房長官の仙谷さんなる御仁は、中共の政治思想にぞっこんです。
ある時、常人とはかけ離れたキャッチフレーズを使っています。
それは、2009年の秋、毎日新聞のシンポジウムです。
当時、行政刷新担当相だった人は、「事業仕分け」をこんな風に評価しました。
”これまで一切見えなかった予算編成プロセスのかなりの部分が見えることで、政治の文化大革命が始まった。”
この「文化大革命」ですが、共産主義を金科玉条とする中国で発生しました。
時期的には、60年代後半から数年間のことです。
聞こえは良いが、改革運動を隠れ蓑にした暴力闘争に過ぎません。
どちらかと言えば、毛主席に歯向かえば粛清されただけのことです。
そして、彼こそが命みたいな個人崇拝が蔓延しました。
「毛沢東語録歌」なる教典も流布し、その教義が強制されました。
※引用先はこちらから 忠誠を捧げる意味で、この語録に合せて踊りも考案されたそうです。 「忠の字踊り」と言い、踊れないと列車にも乗せさせてくれない。 それから、「忠」の字を浮き上がった「忠の字豚」も飼育されたそうです。 毛を刈り込んで字を作ったようですが、鰯の頭も信心からでしょう。 こうなると、カルト教団ばりの新興宗教の乗りです。 何だか未開地で繰り出された演芸会の出し物にしか見えない。 思想で飯が食えるわけでも無いし、扇動する演出だけで庶民は熱狂した。 でも、中国共産党は、その後、内乱だったと断罪しています。 そりゃそうでしょう。 数百万人以上とも言われる多数の犠牲者を出したのです。 ウイキは、無政府主義を実現する大規模暴力闘争だと定義しました。 ならば、民主党のかの御仁は、何を持ってなぞらえたのでしょうか。 暴力的な政治闘争で、無政府主義の実現が目的なのでしょうか。 それとも、単なる言葉のあやだと言いたいのでしょうか。 あの頃、日本の若者も、この無教養な熱い風に洗脳されました。 意味も分からず、言葉に酔いマルクスレーニン主義だと叫喚する。 果ては、世界同時革命だと絶叫して学生運動にのめり込む。 あの世代は、学生運動しか能の無い集団だけだったようです。 でも、一度熱が冷めれば、彼らは擬装して社会人になりました。 そして、今の今まで抜け抜けと社会の上層部に生き残っています。 もし、このような思想に耽溺した無分別な人間が成長し、もし政治家になったとしましょう。 あなたは、本当に信頼を置いて政治を任せることができるでしょうか。 老成していますから、巧妙な手口で貴方は騙されているかもしれない。 と言うわけで、この副官房長官も首相も全共闘世代に属し、学生運動しか考えていなかった曲学阿世の徒です。もし、かつての洗脳が解けずに政治を操ったら、冒頭の地図を実現するために、他国をいざなう行動を取るかもしれません。言葉の使いを見ても、その疑惑を深めるばかりの道産子社長なのでした。 (この巻き、終わり) |
3 件のコメント:
楽仙堂さんのところから来ました。今までにも何度か拝見していましたが、相変わらず小気味のよい話ぶり。
「赤頭巾ちゃん気をつけて」を面白がって読んだ世代です。当時は文化大革命の本義を分かりもせず、でも、嫌悪感だけはありましたね。
再起さんへ、
コメント返しが遅れてすみません。
グーグルブログは、コメントにスパム設定がありまして、まっとうなご意見をいただいていたにもかかわらず、隠されておりました。
こうして、サルベージした上で、返事を書かせていただいております。
弱小ブログですから、今後ともお付き合い下さい。
こんばんは
今頃(!)発見しました。
また、書き込ませていただきますね。
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