2011年5月15日日曜日
ウボンラチャタニに到着したの巻き
九時間近くを要しましたが、とにかくたどり着きました。
今回は、往路が長距離バスの旅です。
ナコンチャイエアーのファーストクラスバスですが、快適な移動でした。
飛行機に比べて、料金は736バーツと半額以下です。
お暇のある方には、ぜひお勧めします。
何せ、日中の便ならサービスに期待できます。
先ず、乗車してスナック菓子とミネラルウォーターが配られます。
お昼には、簡単なチキンの混ぜご飯が出ました。
そして、三時になるとコーヒーに改めてスナックが配られました。
スナックは、5バーツの小袋ですが小腹を満たしてくれます。
それに、エアコンで社内が冷えますので毛布も付いておりました。
座席は、背もたれと足載せの電動調整で、マッサージ昨日付です。
液晶画面からは、英語やアニメも干渉できます。
こんな優れものの移動手段は、無いんじゃないでしょうか。
六百キロを移動して日本円で、二千円にも満たない。
ただ、バス一台で座席が21席しかないので、予約をお勧めします。
それに、始発バスターミナルは会社専用で、モチットマイとは2キロほど北東に離れています。
もちろん、モチットマイのターミナルにも寄りますが、乗車場が分かりにくい。
ですので、タクシーを拾って専用ターミナルを目指してください。
”ボーリサット・コー・ソー、ナコンチャイエー”と言えば分かってくれます。
私の場合、スクンビット通りからなので高速に入りました。
高速で45バーツを払い、タクシー代は103バーツになりました。
それぐらいのお金は、旅の安全にタンブンした気分でしょう。
乗り遅れては、どうしようにもなりませんから。
さて、ウボンラチャタニまでの経路についてです。
イサーンに入ってからは、国道24号線をひたすらに走りました。
ブリラム県のナンロンまでは片側二車線で快調です。
ですが、その後は片道一車線の対向になりました。
とにかく、直線路が延々と続く単調な道のりです。
そして、この国道は、ブリラムやスリンの県庁所在地を通過しません。
ただ、カンボジアの国境とあくまでも平行して走っているのが面白い。
おそらく、アメリカの援助でベトナム戦争の補給路線として建設されたんじゃないでしょうか。
なぜなら、ウボンラチャタニに向かうため、突然、直角に折れて北上します。
何が何でも、カンボジア国境に沿いたかったような印象を受けました。
バスの方はと言いますと、ウボンの県に入ってからそれて2085号線、2178号線を走りました。
その後、終着になりますが、国鉄駅そばのワリンにも立ち寄るようです。
今回は、降りる人もいなかったので、まっすぐビッグC近くのターミナルに到着しました。
と言うわけで、途中で追い抜いた長距離バスは、バンコク~カオ・プラヒ・バーン行きでした。この名前、世界遺産のプレアヒビア遺跡をタイ語で発音したときの名前です。確かに、国道24号線から221号線へ右に折れて南下すればたどり着けるのですが、現在、カンボジアとは紛争中で危険地帯です。よもや走っているとは思えない道産子社長がいるのでした。
(この巻き、終わり)
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿