※左がレッドカリー、右が煮込み卵 |
とうとう、昼飯が値上がりしてしまいました。
会社の食堂なんですが、最近の諸物価上昇には勝てませんでした。
この三年間以上、おかず二品で20バーツ(54円)を守ってきました。
ですが、食堂のおやじさんも我慢できなかったみたいです。
おかず一品を13バーツ(35円)に値上げせざるを得なかった。
率で言えば15%ですから、従業員もかなり負担になると思います。
最近、タイのインフレ加速は激しくなっています。
四月の物価だけを見ても、前年から4%も上がりました。
前月からだと、1.38%になり、年率換算では17%弱です。
要するに、一年で物価が二割近くあがってしまう。
これでは、会社が5~6%のベースアップをしても追いつかない。
庶民の暮らし向きは、どうなってしまうのでしょうか。
ついこの間、近所の屋台で値上がりしたと感じてしまいました。
近所の食堂で、バーミナムを食べて、そう思ったのです。
あれっ、いつもなら30バーツが35バーツ(95円)になっている。
店の名は「明東」と言いまして、しっかり漢字で書かれた看板です。
華僑系のタイ人が切り盛りしているのは間違いないでしょう。
場所は、スクンビット通り沿いでソイ49を過ぎたところ。
麺類もあれば、カオマンガイ(海南鶏飯)もあります。
どちらもおいしいようで、売り切れたら店じまいします。
朝は多分7時半ぐらいから開けているのではないでしょうか。
近所の勤め人も、住人も良く食べに来ています。
もっとも、食堂の方がお釣りを払うのが面倒くさくて、切りの良い数字にしただけのようです。
これまでは、タイは食べ物が豊かでついつ安いと思って来ました。
ですが、それもお終いになるかもしれないと思ってしまった道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)
2 件のコメント:
こんにちは。
そうですか、ついに値上がり。
食堂のおじさん、今まで頑張って下さっていたのですね。
それにしても、な〜んて美味しそう!
タイの料理は日本人好みだよってどなたかに聞いた事があります。
私は、右の煮込み卵に、もう よだれがでそうです。
ぽぷらさんへ、
コメントをありがとうございます。
タイの料理は、かなり辛いので、これがダメだと遠慮した方がよいでしょう。
麺類は比較的無難ですが、ごはんもののおかずがたいてい辛い。
まあ、値上げしたと言っても、日本に比べてかなり安いんですが、こっちの物価感覚に慣れてくると、上昇感は否めないものです。
でも、景気が良いから上がって当たり前のような印象を受けますので、デフレの日本より、精神衛生上、良いのかも知れません。
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