2010年8月26日木曜日

こうしてのんびりさせていただいておりますの巻き


 今日は、夜の九時過ぎに帰ってきばかりで、ネタを考え付く暇がありません。
ですから、ゆっくりくつろぐことにして、投稿するの諦めました。
こう言うネコちゃんみたいに、毎日、のんべんだらりと生きていけたらなーとうらやましく思う次第です。

ところで今宵は、シンガポールの客さんを空港まで見送りして来ました。
色々とおしゃべりする機会も多かったのですが、日本の政治とか経済を聞かれたので、民主党の政権が絶望的で未来が無いと、英語で説明してやりました。

特に、菅直人首相がとんでもない人間だと表現するのに苦労しましたね。
それで、例えとして、一国のリーダーが国家を歌わず国旗に敬意を払うのも大嫌いであると説明したら、驚いていました。

それで、どうしてそのような行動を取るのかとも聞かれたのです。
もちろん、左翼色の強い人間なので、現在の政治体制を何でも否定したがる、でき損ないだと言ってやりました。

と言うわけで、私のつたない英語で説明しても、彼は理解してくれたのです。
現首相の行動論理は、一国のリーダーとして実にふさわしくないのが、意外に説明できると悟った、道産子社長なのでした。
(この巻き、終り)

4 件のコメント:

Art_Blue_Liberalism さんのコメント...

いやぁ、民主党はまさにヘタレそのものですな。

ってか、この状況で「なにもしないで待つ」??? 完全に経済学のセンスが無いゲテモノ政権です。 いっそのこと無政府にでもして欲しいものです。

購買力平価の理論でいいます(この理論は、小生が修士課程の時に計量経済で法則が存在することを立証しましたので、間違いないと断言します!)と、実質為替(日本円の外国通貨を1買うのに必要な価値(例:1ドル100円) × 外国物価指数 ÷ 国内物価指数)が1になるのが安定値であり、それを上回ったり下回ったりすると、自動的に1の方向へ軌道修正する自然の法則があります。 

実質為替 = 名目為替x外国物価指数÷国内物価指数

これで、外国全土がデフレ状態です。 それで、日本はなにもしていないのですから、国内物価指数は外国よりもさらにデフレ悪化します。 この場合は、購買力平価の乱高下による景気変動のハードランディングを防ぐために為替介入するべきなのです。 いまの状況でしたら、この名目為替(1ドル何円か)が安定地より低い値です(円高)ので、円安にして、国内生産への需要を高めてパリティーを上げるべきなのです。 

今の状況だと、実質為替が1以下の状態です。 為替介入して円安にすれば、総需要が上がり実質為替を1に戻し景気変動を安定させることができるのです。

しかし、今の民主党の選んだ政策では、実質為替を1に勝手に自然の法則が修正していきます。 つまり、日本の生産への需要が過剰であると判断して総需要抑制を誘導して、さらなるデフレが続きます。 

本来ならば、下がる国際物価指数にあわせてその速度かそれ以上で為替介入をしなければ経済安定も経済成長もできないのですが、民主党が選んだ政策は「さらなる経済打撃」に他なりません!


・・・これを衆愚政治と言わずなんといいましょう? 無政府か開発独裁の方がええように思えます。

ぐりぐりももんが さんのコメント...

Oblige347さんへ、

東洋経済のネットニュースによりますと、購買力平価は1ドル=78円が妥当で、95年並みのドル過小評価なら56円が視野に入ると、利ざや稼ぎの畜生、白川浩道・クレディ・スイス証券チーフ・エコノミスト殿が、おっしゃっておられました。

そんなことにでもなったら日本はどうなるんでしょうかねー。恐ろしくて想像したくありません。

かつて自民党の谷垣財務大臣がぶっ放した日銀砲では、円を防衛することに成功しましたが、その再来は民主党では期待できそうにありません。

みんなで首をつるのをただ待っているようなものかもしれません。

Art_Blue_Liberalism さんのコメント...

>購買力平価は1ドル=78円が妥当

確かに、物価指数だけをみたらドルと比較したら、そりゃぁ高いに決まっているから、円高を誘発しようとするでしょう。 ただ、問題は全世界市場との比較がより重要だということです。 小生のPPP(購買力平価)の計量経済分析でも、二つや三つの国ではなくて、100を超える数多の国家群を同時に回帰分析にかけた研究でした。 

名目為替は行政政策(金融政策や財政政策)で能動的に変えられませんから、中国みたいに積極的にいろんな介入措置を取らなければいけません。 アメリカ合衆国とだけの比較ではダメでしょう。 それに、最近は中国が意図的に日本国債を購買していますし。 人民元の価値を意図的に下げて日本円の価値を意図的に上げる政策です。 中国の国際市場における競争力を上げて、日本のそれを下げる仕組みです。 もしかして、列強諸外国から言い迫られているからこの状況をわざと保とうとしているのでしょうかね?


しかし、思うのですが、民主党って本当に『失望』の連続です! そして、さらに夏バテでへたばっている政治家どもの醜態です。 だからといって、共産党もなんかやる気なさそうで、ただ精神論のプロパガンダを連発しているだけです。 

ぐりぐりももんが さんのコメント...

Oblige347さんへ、

更なる詳細な解説を有難うございます。

為替差政策については、中国が上手ですねー。日本も見習うべきだと思うのですよ。

ところで、民主党政権には帰化した人材の宝庫といわれていて、福山官房副長官は100%帰化だと見なされております。

http://argument.blog.eonet.jp/blog/2010/08/post-50d7.html

この陳さんもそうなのですが、母国の方へばかりを向いて政策を取っているようでは、日本もガタガタになるでしょう。

ですので、私は外国人地方参政権付与を推進しようとする集団=民主党は、胡散臭いと思って蛇蝎と見なしています。