会社で飲み会をしますと、従業員の女の子がよくカラオケで歌うんですよ。
それで、大画面を見ていると、タイ語でニョゴニョゴみみずの這った字が繰り出されます。
多分、曲の流れに併せて歌詞が表示されているのでしょう。
残念ですが、皆目読めないので、ほったらかします。
まあ、歌は素人ですから、割り引いてあげるしかない。
でも、選曲が良いので、聞きほれてしまいます。
ただ、誰の曲なのか、いつも分からずじまいです。
酔っ払っているから、その場で聞いても、翌日にはけろっと忘却の彼方です。
そんな繰り返しだったのですが、ついこの間、翌日まで覚えていた歌手がありました。
その名前は、南無茶といいます。
いや、あだ名ですよ。
しかも、即席で漢字をただ当てて見ただけです。
タイ語のナムチャは、お茶と言う意味ですが、通称にしては面白いです。
実は、タイの人は名前が長ったらしいので、あだ名にして呼び合う習慣があります。
自分の会社にも、Mさんと言うチーフが居るんですね。
何でも、スタミナドリンクのM-150を良く飲んでいるので、呼ぶようになったとか、、、
実に単純な動機で、名づけられたもんだと思ってしまいます。
さて、この南無茶さん、ナムチャ・チラナットと言うみたいです。
曲の旋律も日本の歌謡曲には無い独自さが合って、すぐ好きになりました。
それで、この曲がユーチューブでちゃんとアップされていたんですね、
このプロモーションビデオですが、曲のタイトル・歌詞が英語で載っています。
”True love....What is it?”って言うから、”本当の愛、それって何?”ぐらいなもんでしょう。
歌詞もついでに読んで見ました。
タイトルどおりに、他愛の無い女の子の恋愛感が、ストレートに表現されています。
それと撮影現場は、Big-Cと言う大手スーパーの店舗みたいです。
出だしで、ナムチャがカウンターのマイクを奪って歌いだすシーンに注目してください。
着ぐるみの熊のマスコットが出てきますが、どうも会社のキャラクターのようです。
しかも、それとなく分かるようにBig-Cのロゴマークが出て来ます。
会社の良い宣伝になっているなーと思わず感じてしまいました。
もちろん、実際のスーパーで、こんな踊っている人なんか見かけやしません。
でも、買い物に出かけたくなるような、楽しい雰囲気が伝わってくるのが良いですね。
と言うわけで、ナムチャさんは、他にも名曲がありまして、しっとりとバラードを歌い上げています。
これが、しびれるんですね。
でも、会社の従業員ががなれば、豚に真珠でしょうか。
もう少し、お稽古してから歌ってくれよと願う、道産子社長なのでした。
(この巻き、終り)
0 件のコメント:
コメントを投稿