明日から日本に戻ります。
寛大なる親会社さまが、半年に一回、海外事業法人会議を召集してくれます。
この粋な計らいもあって、真夏と真冬に帰ります。
それで、今年の日本は、熱暑、炎暑、猛暑、酷暑、、、、のようです。
はっきり言って、タイのほうが涼しいかもしれません。
なぜなら、空梅雨で遅れ気味だった雨季も、最近、ようやくにして始まりました。
連日、どこかでゴロゴロ雷の音が聞こえて、土砂降りのスコールになります。
こう言う日々は、実を言いますと過ごしやすいのです。
タイは緯度の低い熱帯地域にある国です。
真昼時に見る太陽の高度は、遥か天上で、ぎらぎらと直射日光もきつい。
それが、雨季に入ると、雲の多い雨がちな天気で、日光をさえぎってくれます。
日照り続きで気温が四十度近くまで上がるようなことも無くなりました。
今では、三十度ちょっとの気温を、心地よく感じています。
自分も、タイの風土に慣れ親しんだのかなーと、改めて思いました。
それで、タイトルに関係ない前振りが長くなりすぎました。
本題に戻しましょう。
実は、帰国に当たって会社で航空券を予約してもらいました。
最近は、Eチケットといって航空券を入手する手間が不要です。
メールで予約確認を貰ったら、先ず印字しておきます。
後は、空港に着いたら、チェックインのカウンターでそれを見せるだけですね、
搭乗券が簡単に発行してもらえます。
しかも、最近は通路側の席なども簡単に指定できるようになりました。
予め頼んでおけば、予約確認の内容で座席番号も参照できます。
それで、今回は一ヶ月前から、会社の総務課長を通して通路席を指定して貰いました。
それで、先週末に予約確認は届いていたのです。
ただ、後で確認しようと思って、印字して斜め読みしたのが、運の尽きでした。
昨日、もう一度内容を確認しようと、詳しく眺めました。
そう言えば、通路側の席だったな。
座席番号は、どこに書いてあるかな。
見当たらないなー!?
おかしいぞ、、、、、、、、
よもや、頼み忘れじゃ~無いよね???
一ヶ月前は早過ぎと思って心配だったから、折に触れて聞いてきました。
それで、取れていないって、どう言う事なのでしょうか。
おいおい、イギリスの大学を修士で卒業した課長に頼んだんだぜ。
忘れたってことないでしょう。
じゃあ、あの念押しは徒労だったということなのか。
でも、結局、頼み忘れだったみたいです。
課長が忘れたのか、旅行代理店が忘れたのか、真相は闇の中になりました。
課長の方は、代理店が忘れたとだけ言い張るのです。
確かに、課長は一ヶ月前に通路側の座席指定をしたのかもしれません。
でも、その後で私が確認を求めた時に、代理店に問い合わせたのでしょうか。
これは私の憶測ですが、課長は何もフォローをしなかったのだと思いました。
つまり、タイ人は、確認しない習性が遺伝子レベルで染み付いているのです。
なんとも情け無くなってしまいました。
会社の中で、よくやってくれるものです。
これが、一般の家庭だったら、どうでしょうか。
よく、タイ人の奥さんは猿嫁だと悪口を言う日本人がいます。
頼みごとをしても、すべてをこなせずにどこか抜け落ちてしまうと言うのです。
だから、猿レベルの脳みそなので、猿嫁と言うわけです。
多分、座席の指定なんかも抜け落ちてしまう一つなのかもしれません。
しかも、その言い訳を聞いていれば、面倒くさくなってマイペンライと言ってしまいそうです。
日本人の旦那さんには、ちょっと頭の下がる思いがいたしました。
と言うわけで、今回のポカミスは三回目で、その旅行代理店を出入り禁止にします。
課長も悪くないと主張する以上、代理店を犠牲にするのです。
自分も我慢してきましたが、堪忍袋の緒が切れました。
明日は、三時間前にカウンターに行って、通路側席を確保しましょう。
家を出るのが朝五時になってしまい、かなり気の滅入る道産子社長なのでした。
(この巻き、終り)
4 件のコメント:
・・・、なんかこのタイトルがややこしい。
ちなみに、小生も英国の大学を修士で卒業しました ^^;
このタイトルの意味は、「英国で修士をとっても猿嫁をもらうレベル」って意味でしょうか? んまぁ、彼は会社の課長さんになれるぐらいのレベルになれたのだからすぐれものです。 同じく英国の大学を修士で出た小生は、課長どころか嫁取得すら危うい状況です・・・
Oblige347さんへ、
今回のケースなんですが、海外出張の経験が少ない人は、通路側の席が便利なのをよく知らないのかもしれません。
と申しますのは、9月にヨーロッパの展示会へ派遣する従業員の電子チケットを見たところ、座席指定がありませんでした。
11時間近くも搭乗して、真ん中の席だったら、トイレへ用を足すのにも臨席の人に断りながら、行かなくてはいけないのです。
通路側の席が何かと便利なはずですよ。ですから、今後は、その課長には座席の押さえ方もよく説明しておくべきなのでしょう。
そして、なぜ、小生が執拗に通路側の席を求めたのか、今一分かっていないのかもしれません。
そうであれば、猿嫁に引っ掛けたのは、ちょっと行き過ぎかもしれない。
ですが、それにしても、口を酸っぱくして頼んだことが履行されないのなら、確認のできない猿脳ならぬザル脳なのでしょう。
>その課長には座席の押さえ方もよく説明しておくべきなのでしょう。
>そして、なぜ、小生が執拗に通路側の席を求めたのか、今一分かっていないのかもしれません。
あー、そういう意味でしたのね ^^;
そりゃぁ、その課長さん、小生と同じ、英国の修士課程卒業者としてもっとしっかりして欲しいものです! 私ども英国修士課程卒業者の株をさげないようにして、その学歴に恥ないだけの仕事をして欲しいですね!
Oblige347さんへ、
このような通路側の席を確保するのは、経験上の生活の知恵ですから、あまり学歴には関係の無いことでしょう。
ですので、怒らず、焦らずに、社内のノウハウとして根付くように、周知させたいと思っております。
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