2010年8月17日火曜日

いすゞの四トントラックがやって来たの巻き


新車を見るってのは、好いもんです。
会社が新しく購入したトラックなんですが、積載量が倍増しました。
今までは、韓国の自動車メーカーKIA(起亜)の二トン車を長らく使ってきました。

タイは日本の自動車メーカーの金城湯池ですよ。
普通なら、日本ブランドを購入するもんだ。
ところが、これだけは違いました。

なんで、韓国製にしたと聞いたら、一言、安かったとだけ言われました。

まー、製品の貨物を設置先まで運搬するだけの使い道です。
何処ぞのパチもんみたいでも良かったのかもしれません。
ですが、今回は慎重に日本製を選ばせたんですね。

トラックも大型になって、運搬できる搭載貨物も増えました。
やっぱり、信頼性の置けるメーカー製が一番ですよ。
しかも、二トン車一台では運搬にも限界がありました。

そんな時、外注の運送屋さんに頼まざるを得なかったのです。
このせいで、毎月、十数万バーツの出費が嵩みました。
だから、リースでいっそのこと買ってしまえと決断したわけです。

それで、座席のシートを触ったんだけど、クッションがちょっと柔らかめでした。
これじゃ、一日、四五百キロのドライブは辛そうな感じです。
担当部門の部長にクッションとか用意したらとアドバイスしておきました。

そうそう、いすゞさんの名前で、私のお気に入りの深夜番組を思い出しました。
高校時代、夜更かししながら良く受験勉強をしたものです。
そうすると、知らず知らずの内に、明け方も迫っていました。

そんな時、気分転換でラジオのスイッチを捻るのです。
その番組は、”いすゞ歌うヘッドライト〜コックピットのあなたへ”と言いました。
深夜から早朝にかけて、長距離走行のトラックドライバーたちに憩いの場を与えていたはずです。


この番組は、東京の”T豚S”がキー局で、深夜帯にも拘わらず全国中継でした。
だから、道産子社長は、あの頃、札幌に住んでいても聞けたわけです。
当時は、まともな編集姿勢で番組を編成していた頃で、番組は良かった。
今時の偏向報道振りを見るに付け、残滓と成り果てた彼らに落涙するのみです。

と言うわけで、タイではいすゞといえば、1トンのピックアップトラックも有名ですね。
トリペッチいすゞさんの国内営業力は大したもんで、長らくピックアップトラックの商用車部門で首位を獲得してきました。
最近は、トヨタさんのヴィーゴにぞの座を奪われてしまいましたけど、会社自体の業績は良好ですよ。
お国が違えば、同じブランド企業でも、その活路は大きく異なるもんだと、感慨に浸る道産子社長なのでした。
(この巻き、終り)

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