2010年8月15日日曜日

今年の日本は全然暑くないじゃんの巻き

駆け足の日本滞在でした。
先週の水曜日に帰国して、今日15日の出国ですから、わずか四泊です。
日本で会議の招集があったから帰国しただけに過ぎません。

日本に帰っても、夏の真っ盛りですから、日中の暑さではタイと変わりません。
でも、明け方五時ごろに気温が25~6度くらいまで下がるのは、快適に感じました。
バンコクに住んでいますと、夜中でも30度くらいは当たり前です。
気温が、26度くらいまで下がるようだと、今日は涼しいと感じるものです。

もう、三年近くタイに住んできました。
ですから、暑さの感覚が熱帯向けに変わったようです。
毛穴も開いたのか、汗をものすごくかくようになりました。
ハンカチは、替えも欠かさずに持ち歩くようになったし、水分補給のペットボトルは手元に欠かせません。
多分、一日で一リットル半以上の水とかお茶は飲んでいるような気がします。

それだけ、熱帯の気候に体が順応してきたおかげでしょう。
日本の真夏に帰っても、今年は格段に暑いとは感じませんでした。
逆に、この程度なら過しやすいと感じてしまったのです。

うーん、熱帯の土人化現象が、体内で覚醒されたのでしょうか?

これはいかん。
私は、四季折々の変化で彩取られた、美しき日本国の生まれなのです。
のんべんだらりと夏の季節しか無い国々の生まれではありません。
もう、日本に帰らなければなりません。
脳みそまで、いい加減なマイペンライ思考に毒されてしまっては、後が無い。

と言うわけで、精神的にも、サラリーマン人生的にも、リハビリの効く内に帰国を真剣に考えるようになりました。
タイは、駐在にとって居心地のとても良い国には違いありません。
ただ、それに耽溺してしまえば、日本人としての美徳や価値観は限りなく劣化し変質していくでしょう。
それが、自分に取っては危機感に違いなく、成田空港の搭乗ゲートで座りながら、真剣に考える道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)

おまけ:
成田空港ダニターミナル、4F出発ロビーにあるコイン投入式のパソコンでは、グーグルのブロガーへログインができませんでした。
セキュリティーの関係もあるのでしょうが、ブログの更新ができなかったのです。
しかも、書き溜めた記事をアップしたくても、USBのプラグすら見当たりません。
”この糞PCめが...”と毒づきながら、ミニノートでこの原稿を打ってしまいました。

4 件のコメント:

Art_Blue_Liberalism さんのコメント...

・・・、いやぁ、小生の場合はまったく逆です。 スコットランドはヨーロッパの中でも北西側でしかも島にいちしているから、夏は下手すれば北欧諸国より涼しい、ってことはスコットランドの夏以上に涼しい夏を満喫できる土地ってそうないように思えます。 ちなみに、冬はメキシコ海岸流のおかげで、だいたい日本の冬と大して変わらない気温です。 だから、年中11月のような気候っていやぁいいのでしょうかねぇ。 だから、日本の秋がスコットランドの夏より暑いのに文句垂れていました。 

いやぁ、でも四季って「感性」を養うのには重要ですよねぇ。 四季がある大陸ヨーロッパの人々の方が、グレートブリテン島の住人たちより情緒に満ちているのはこういう背景にあるように思えます。 グレートブリテン島は、この気候のため、機械や商業など実利的な分野での発明、そして粘り強さや狡賢さでは冴えているものの、時間をかけってゆっくり大成されるような芸術や概念哲学、人との交流で大切な人情(ここの住人はかなりドライ)や恋愛感情(ここの住人はアメリカ人も驚くほど異常に物理主義)に欠如していますね。 変わって、フランスや南ドイツ、ブルネクス諸国、そして東欧諸国は、四季に富んでいて芸術的感性や人情に溢れていますね。 だから、ポーランド人の友人がグレートブリテン島の住人のメンタリティには馴染めないと嘆いていたことを思い出します。 このポーランド人の友人も仕事をする分にはいいところだが、たまに国に帰りたいとおっしゃっていました。 

なんか、ぐりぐりもんがー様のエントリーを拝読させていただいて、このことを思い出しました。 

やっぱ、夏は適度に熱く、冬の厳しさを知る、ぐらいの四季の変化がある方が、人間いろんないみで豊かに慣れると思いめぐらします。

ぐりぐりももんが さんのコメント...

Oblige347さんへ、

人が思い出を記憶の糸から手繰り寄せようとする時、季節で思い出すときがありませんか。

あの年は、梅雨明けをしないで夏が終わってしまったとか、東京なのにクリスマス前にドカ雪が降ったとか、良くある話しです。

つまり、それだけ、自分の人生に季節が彩りを添えているのですよ。

これが、タイのように夏ばかりなら、何時の年だったか分からなくなります。ただ、惰性で年月が過ぎてゆきますと、進歩が無いような気がするのです。

ところで、ポーランドって、緯度の高い国の割には、意外に四季がはっきりしていると思います。文化的にも豊かですし、ショパン、キスリングを輩出したのも、この四季のおかげでしょう。そう思います。

Art_Blue_Liberalism さんのコメント...

>タイのように夏ばかりなら、何時の年だったか分からなくなります。

・・・確かにこれは理性と感性を保つには想像以上にきついようですねぇ。

ところで、あのKuantan氏が「四季折々の変化で彩取られた、美しき日本国の生まれなのです。」をここぞとばかし冒涜し、挙句の果てには信念と自分にとって守るべき者のために命を落としていった英霊の方々に卑劣な罵倒をしております。 
http://twilog.org/ali_bin_ibrahim
小生も、憤りを感じなにかカツを入れて叱ってやろうとおもったのですが、アク禁くらっていまして、できません。 この無念、より年上で人生経験と社会経験が豊富なぐりぐりもんがー様が奴のBBSに赴いてカツを入れてしかってくださると光栄です。 
http://ibn-ibrahim.bbs.fc2.com/

ぐりぐりももんが さんのコメント...

Oblige347さんへ、

了解しました。
憑依できるIPを、先ず探してみましょう。その上で、仕儀を考えます。

ところで、潜入作戦をお考えの場合、次のサイトを訪問してご参考になさってください。

http://www.backtrack-linux.org/