マネージャーがメールで写真を送ってくれました。
住んでいる団地が冠水したと教えてくれたのです。
ボートで行き来しかできなくなっているようで、かわいそうに思いました。
今は、避難してなんとか別に仮住まいができたようです。
この写真は、状況を確かめに団地へ戻った時の撮影です。
しかし、こんな時にでも出勤してくれるのには、頭が下がります。
実は、自宅の浸水している社員が徐々に増え出しました。
工場は何も被害を受けていないので、ちょっと心苦しい。
被災した社員の顔にも、疲労の色を隠せません。
これはいかん。
明日は臨時休業にしてしまおう。
朝一番で、社員の雰囲気を見て検討を指示しました。
ところが、午前中には突然停電も起きてしまいました。
一時間以上経っても復旧しません。
これでは、仕事のやる気も失せてしまうだろう。
もう、午後から仕事をしても能率など期待できません。
これは、午後から臨時休業ですよ。
周辺の思わしくない水害状況を見聞した上で決断しました。
(この巻き、終わり)
4 件のコメント:
そうですよね。会社が無事でも、従業員さんに被害があると、会社は機能しませんよね。
住民の方々の避難先は、行政などどこかが用意されているのでしょうか? それともご自分で探されているのでしょうか。
いずれにせよ、早く洪水が治まってくれることを願っています。工場もいまのまま、被害がありませんように。
とよこさんへ、
コメントをありがとうございます。
タイの行政は真に貧弱でして、避難先は自助で勝手に探せと言うことです。
このため、洪水被害にあってボートの上で寝起きしていた夫婦の旦那さんが無くなり、寺で火葬もできず途方にくれているおばさんが、テレビで紹介されていました。
実に悲惨な光景なんですが、残念ながらこれが中進国の実情です。
それに比べれば、日本の災害対応は、国民に対して厚いものがありますよ。とても、良い事だと思います。
末尾ですが、お祈りくださってありがとうございます。わたしも祈るしか無くなりました。
大変でしょうが、お身体だけは大切になさって下さい。
さっぽりのシェフさんへ、
お見舞いのコメントをありがとうございます。
いや、何と申しましょうか。
警戒疲れが精神的に溜まっているのです。
洪水が来ないことは、非常に果報なことですが、気の持ちようが持続できるかどうか、分からない。
だから、休みにしました。
来週から、気を引き締めて再開ですよ。がんばります。
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