2011年10月13日木曜日

お見舞いへの返礼メールの巻き



大先輩殿

お見舞いのメールをありがとうございます。
ロジャーナ工業団地が、総て冠水したのに驚いております。
タイの工業団地の看板的存在だっただけに、工業国としてリスク面でイメージ低下が避けられないでしょう。

昨年の洪水も被害が大きかったのですが、アユタヤ県内でも工業団地の手前で洪水が止まりました。
もともと、アユタヤ以北の県は、バンコクを守るために雨季は水浸しになって、チャオプラヤー川の増水を緩和して来た図式もあるのです。
このため、被害の程度に差こそあれ、洪水は年中行事でした。

しかも、国土が緩やかで高低差もかなり少ないので、増水もゆったりしてのんびりと構えてきたのが実情では無いでしょうか。
それゆえ、この洪水への対応を見るにつけ、マイペンライの国民性が出来上がったような気もします。
でも、今年はさすがに笑えないです。

ところで、当社はパトンタニ県内で洪水リスクのある場所として指定されました。
裏手には、クロン4と言う運河もあり、これがチャオプラヤー川につながっているからです。
増水の第一波は間もなく来ますが、メインの通りには冠水も無く日常のままです。

さすがに交通量がまばらになっており、緊急事態が察知されているのでしょう。
これからどうなるかは分かりませんが、第一弾の対応措置は終わりました。
しかし、赴任以来、国際空港の長期閉鎖、二回の総選挙、バンコク中心部での反政府活動衝突など、めまぐるしくできごとが重なりました。

今度は人災に加えて洪水と言う天災ですが、従業員がしっかりしてくれていますので、慌てずに対応しています。
長文になりましたが、メールにて返礼申し上げます。
来タイされるときはお声掛けを下さい。
日本人に余り知られていないリゾートも見つけていますので、ご紹介できるかもしれません。

ぐりぐりももんが拝

=サム・ロイ・ヨッド=

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