2010年12月26日日曜日

バンコクで、さわやかな木枯らしに出会うの巻き

バンコクにも北風が吹いてきました。
実に爽やかな風でして、過ごしやすい乾季の恵みです。
確か、明け方の朝四時くらいからだったと思います。
木立を揺らすような風が吹きだしました。

さほど強くはありません。
午前中にかけて、ざわざわと枝葉がゆらいでいます。
七階のベランダ越しから、木立の動きが見えるのです。

 ※乾季の二月には、タイ桜が咲きます。

実は、昨日は、蒸し暑くて夕立がさっと降りました。
乾季は、めったに雨が降りません。
12月に入ってから二回目の雨になりました。
それに、雨こそ降りませんでしたが、雷の落ちた日もありました。

何だか、天候が変なんですね。
でも、今日はすっかり爽やかな天気に戻りました。
これから、新年に向けて快適に過ごせそうです。

ところで、タイの北風って、南国風の”木枯らし”なのかもしれません。
今、日本は強い冬型の気圧配置に入りました。
全国的な雪に見舞われ、所によっては1メーターの降雪です。

と同時に、日本を覆ったシベリア寒気団は、南下を続けます。
どんどん、中国大陸を南下し続けるわけです。
そして、この風の終着点がこのタイなんですね。

多少、ぬくまった風かもしれません。
南へ下るたびに、暖められて来たのは否めない。
でも、その風はさわやかで、しのぎやすい季節をもたらしてくれるのです。

と言う分けで、今日、エアコン無しの38番バスに乗っても、ぜんぜん暑さを感じませんでした。汗っかきの自分が、ハンカチで汗をぬぐうことが無いのは、珍しいことです。そんな素敵な季節を、思う存分楽しみたい道産子社長なのでした。
(この巻き、終り)

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