※道産子社長は、真ん中の七輪を使用中。 |
タイの七輪と言うと、ブリキのバケツをぶった切ったデザインです。
実用一点張りでして、バケツ同様、取っ手が付いています。
これに燃料の炭を併せて買っても、百バーツ(270円)にしかなりません。
これは、まことに手ごろな価格の調理用コンロと言えます。
実を言いますと、我が家のベランダでは常備品となっていました。
気が向くとバーベキューをするんですが、大活躍してくれます。
それに、燃料の煉炭を買いすぎてしまいました。
昨年、タイ全土が洪水騒ぎになった時、買いだめをしておいたのです。
あの時、バンコク中心部で、50センチ~1mの冠水になると噂されていました。
そうなると、最悪なら電気が止まるかも知れない。
我が家は、電熱と電磁調理器しかないので、ちょっと困ります。
そこで思いついたのが、ベランダの七輪で煮炊きをすることでした。
これなら便利だと思って、ビッグCのスーパーで燃料の煉炭を買い求めました。
ただ、実際に消費してみると、そんなに使いません。
まだ、一パックが手付かずで、残り五回ぐらいはBBQができそうです。
と言うわけで、日本の帰国まで二ヶ月を切ってしまった中でも、今宵はのんびりとベランダでバーベキューを楽しんでしまいました。このアパートのベランダが圧巻でして、奥行きが二メーター以上で長さが20メーターくらいはあるでしょう。洗濯物は自由自在に干せますし、タイ桜の花見もできてしまうと言う、余裕のスペースなのでした。日本ではマンション住まいですが、打って変わってベランダはちっぽけなのです。ちょっと名残惜しくて感傷的になってしまった道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)
※おまけ
投稿の冒頭写真は、七輪通信_第7号(2001.12.23)という、真にうってつけなブログから借用させていただきました。ご興味のある方は、ご訪問下さい。
4 件のコメント:
旧いページに日を当てていただきありがとうございます。スギヤマカツヒサ
スギヤマさんへ、
なかなかに面白いブログですね。
ちょっと訪問させていただこうかと思いますので、よろしくお願いします。
ビッグCで練炭を売っているのですか、知りませんでした。私のところも実は日常の火力は七輪ですが、市場で炭を買っています。水没の危機のとき、同じ事をしました。水、米、炭、洗剤、漂白剤を買いすぎました。漂白剤は消毒用に2瓶買って、まだ栓をあけていません。
匿名さんへ、
最初は炭だと思って買いました。
ところが木炭と違って火付きが非常に悪いのです。その一方、火が付いてから異様に火力が強いのが不思議でした。
結局、子供の頃経験した石炭ストーブの思い出から、これは煉炭であると判断しました。
正直に言いますと、煉炭に火をつける付け火に、木炭を使うのが良いみたいでして、両方が未だ手元に残っています。
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