今使っているスーツケースも古くなりました。
キャスターも壊れてしまっています。五年間、だましだまし使って来たのをあきらめました。
もうひとつ、他のスーツケースも十年使いました。
ですので、バンコクで捨ててしまいましょう。
日本に持って帰ると、粗大ゴミの廃棄で厄介です。
サムソナイトはどこにでもありましたが、非常に高い。
他に、世界二位のメーカー、デルセー社もありました。
品質は、サムソナイトより優れているんじゃないでしょうか。
個人的には、かなり気に入りました。
ですが、まだ値が張り過ぎますので我慢しました。
こうなると、デパートをハシゴして探すしかありません。
地下鉄に乗って、カルチャーセンター駅まで遠征です。
ここにはロビンソンデパートがあります。
外人観光客が大型バスで駆けつけ、しかも5%の値引きになります。
ここなら、スーツケースも買い求める客がいるとおもいました。
やっぱり、そこではエミネントのブランドを紹介されました。
日本のメーカーですが、結構、有名みたいです。
まあ、ディスカウントで手ごろな価格まで下がりました。
ちょっと食指が伸びたのですが、展示品らしい。
何となくくたびれた感じもしてあきらめました。
やっぱり新品がほしいですからね。
それで、上さんと一緒にデパートを出てしまいました。
次にとなりのビッグCに移ったのですが、ここが大正解です。
コストパフォーマンスの良さそうな品を見つけてしまいました。
BP WORLDって言いますが、タイのブランドみたいです。
日本円ですと、小が六千円、大が九千円程度の価格になりましょうか。
面白かったのは、派遣されていたメーカーの店員さんでした。
上さんと一緒に物色していると、突然、側によって来ます。
取り出したケースに、わざと大げさな格好をしてデンと座りました。
いやはや、そのパフォーマンスにびっくりしました。
何のことかと思ったら、頑丈だということらしい。
そのあと値段を聞かせてもらって、買うのを決心しました。
と言うわけで、タイ製の品物は独自ブランドでマーケティングができるようになったんじゃないかと思いました。先月購入したアウトドア用のテントもそうですが、値段の割にデザインも品質も向上しています。こうして、タイは着実に中進国の経済発展を歩んでいると感じた道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)
0 件のコメント:
コメントを投稿