2011年10月18日火曜日

老いて枯れても仕事が大事だってことの巻き


90歳の誕生日にギターを弾きこなしております。
レス・ポールってジャズギタリストです。
享年は、94歳で一昨年のことになります。

しかも、死ぬ年まで自分の名前を冠したライブを行っていました。
ジャズの本場、ニューヨーク市マンハッタンのイリジウム・ジャズ・クラブだそうです。
枯れていますが、まさにプロフェッショナルな演奏です。

アーティストって言うのは、うらやましい。
リタイアに年齢の制限もないし、自分の辞め時は自分で決められる。
その代わり、サラリーマンには必ず退職がやってきます。

自分も既に五十代になりました。
勤め人の人生としても、指を数えるだけの年になりました。
これから自分に何ができるんだろうか、ちょっと感傷的になりました。

と言うわけで、ここタイでは洪水の被害が増していて、なすすべも無いまま、日々が過ぎていきます。会社としては最善を尽くしていて、後は洪水が過ぎ去るのを待つだけですが、被災した企業を見るにつけ、なんともやりきれません。今宵は、レス・ポールさんの渋い演奏で慰めてもらおうと思った道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)

2 件のコメント:

みょうてん さんのコメント...

素晴らしい演奏です。
お気に入りに登録しました。
年を重ねた人間味に溢れた音だと思います。

キースエマーソンは20代の頃の自分を再現しようとしたんですね。
そう考えると、その挑戦魂も素晴らしいかなと思いました。

なんか、すごく慰められてしまいました。
ぐりぐりももんがさんの方がずっと大変なのに・・・
ありがとうございました。

洪水が早く収まることを祈っています。

ぐりぐりももんが さんのコメント...

みょうてんさんへ、

コメントをありがとうございます。
今日は素晴らしいくらいの快晴でして、心も晴れ晴れとしたいのですが、洪水が引っかかってしまい、精神的に丁重です。
でも、このレスポールさんの演奏を見ると、ホッとさせられますね。
聞かせる音楽は、スピード感でもなくてスローハンドでも良いってことです。柳ジョージさんも逝去されましたが、惜しいなーと思いました。