2011年10月6日木曜日

洪水がバンコクまで押し寄せてきましたの巻き

英字紙バンコクポストに掲載されて来た写真です。
コメント無しで写真を貼っておきます。
見ていますと、余り悲壮感が感じられ無いのが不思議です。

お寺が水浸しになっても、逞しくお坊さんは路上で朝食を取るのです。
床まで浸水しても、おばさんはチャッチャッと箒で水を掻き出すのでした。
ここタイでは、8月以降は年中行事になっていて、違いは被害の規模でしょう。

実は、タイの国土は、なだらかで高低差があまり無いのです。
このため、流れ下る川のスピードもゆったりとしています。
もし、水量が増えたとしても、水かさの上昇はのんびりです。

このため、水害を生活の一部として受け止めている雰囲気すら感じてしまいます。
ただ、山間地の鉄砲水で家を押し流されてしまった少女は痛ましい。
茫然自失で座り込んてしまった姿には、かわいそうです。


と言うわけで、最後の写真ですが、世界遺産のアユタヤ歴史公園も水浸しになってしまいました。水位が二メーターまで達してしまい、流入を防ぐために築かれた土嚢の堤防も役に立たなかったようです。今年の被害は、例年以上にひどいようですが、早く治まってほしいと祈る道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)

2 件のコメント:

とよこ さんのコメント...

ぐりりん社長の会社は、ご無事でしょうか?
世界遺産が水没したというニュースを、こちらでも拝見しました。残念です。
水は、家屋や人だけでなく、文化・伝統・歴史も流してしまうのですね。。
早く治まりますように。

ぐりぐりももんが さんのコメント...

とよこさんへ、

実は、取引先の電子関連の工場が、洪水のせいで明日お休みになりました。
アユタヤのロジャーナ工業団地なんですが、日本大使館からも緊急連絡が来たので、驚いてしまいました。
実は、ここにはホンダの自動車組み立て工場もあるのです。そうそう、ニコンもありました。タイの経済に影響を与えないか心配です。