2011年10月3日月曜日

ワット・サケーオはこうして行け、保存版の巻き

これから紹介する出かけ方が一番、手っ取り早いのです。
しかも、交通手段がスリルを味わう乗り方です。
小さいお子さん連れは、危険かもしれないのでお勧めしません。

ですので、大人は自己責任と言うことでお出かけ下さい。
スクンビット界隈の住人なら、ぜひトライすべきだと思います。
ワット・サケーオのすばらしさも格別ですが、楽しみはこちらかもしれません。


サミティベート病院から、ソイ49を北上すると突き当ります。
そこがセンセーブ運河でして、防波堤を伝ってソイ39の橋を渡ります。
後は、地元で有名な建設会社、イタルタイの船着場から乗船します。


こんな感じで、水上ボートがやってきます。
この写真は別の船着場ですが、スピード感を感じますよね。
停船する直前まで、結構な速度で向かってくるので危険すら感じます。


乗り込んだら、満員すし詰め状態でした。
この日は日曜でして、外出された方が多かったのでしょう。
ちなみに座った席は、操舵席のすぐ隣のベンチです。

ここは、空いているときに作業員が座る席で、滅多に無いチャンスでした。
まあ、雑然としたフロントウインドウで驚きました。
どんぶりの中に携帯電話が置かれていたり、観葉植物が飾られています。


この水上バスは、プラトゥーナムの船着場で乗り換えになります。
降りる時も乗る時も、段差があるし船が揺れますので注意が必要です。
手荷物はできるだけ避けて、肩掛けのバッグが良いかも知れません。

ここからは、伊勢丹デパートもすぐですし、パンチップの電脳ビルも間近です。
それで、料金はここから乗り換えたとしても13バーツポッキリです。
結構、距離を稼いでくれますし、渋滞もありません。

ですので、エアコンバスに乗るよりスムーズに到着できます。
結構、病み付きになった駐在マダムもいるって、上さんが言っておりました
さて、停船した船から先に別の一艘が待機していますので、乗り込みましょう。


卸売り専門の繊維問屋街ボーベーのビルを過ぎたら、水上バスの終点です。
ここから橋を渡って歩きますが、程なくしてお寺の入り口に到着します。
中に入れば、そこはもうワットサケーオの構内です。


下から見上げると仏塔を拝むことができません。
やっぱり、テクテクと登らねばならないのです。
途中には、大きなドラや釣鐘が置かれております。

めいめいが勝手に叩いて鳴らしていますが、ドラは腹に響くような低音です。
ところが、鐘の方は何とも情けなくて、きたない感じの音でした。
あんまりご利益があるとは思えず、叩くのは遠慮しておきました。


やっと仏塔までたどり着きました。
段差の低い階段ですから歩きやすく、老若男女が登っています。
一汗を掻くには、ちょうどよい運動と言ってよいでしょう

と言うわけで、帰りはそのまま船着場に戻っても良いし、その先のボーベータワーまで散策してから、そこで乗船するのも面白いです。ただ、ボーベーの卸し問屋街を見学する時は、日曜日は閉まっているので避けてください。いろいろとこだわりもあるわけでして、小さな旅を楽しんで見た道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)

2 件のコメント:

みょうてん さんのコメント...

古いものと極端に新しいものが共存してるんですね。
アンバランスなのが魅力的です。
それにしても暑そう。

ぐりぐりももんが さんのコメント...

みょうてんさんへ、

コメントをありがとうございます。
バンコクって東京と似たような感じの部分が多いです。
浅草、谷中みたいな古い街並みもあれば、大手町みたいなビジネス街もある。銀座、新宿、原宿みたいな場所も、似通ったように発見できますよ。
でも、日中は必ず三十度以上になるので、道産子にとっては暑くてかないません。