マサマンというスタイルですが、南部地域のスタイルです。
ココナッツミルクをふんだんに使った味わいがくせになります。
マレー系回教徒の人々は、豚肉料理がタブーです。
代わりにチキンで煮込んだ、このカレー料理が好まれています。
具にはじゃがいも入っていまして、日本のカレーを思い出させてくれます。
味つけなんですが全体に甘くて辛いです。
とろみがなくて、日本で流行のスープカレーに近い。
それで、このレシピが、「世界の美味しい料理トップ50」で堂々の1位に輝きました。
何でも、CNNインターナショナルが主催した調査だそうです。
アジア地区の観光情報を提供するサイト「CNNGO」で実施されました。
日本の「寿司」(4位)、イタリアの「ピザ」(2位)などを押さえ込んでいます。
でも、アメリカの調査なので、ちょっと眉唾にも思えるのです。
大体、チョコレートが三位って、どんな味覚なのでしょうか。
それを料理だとみなすようなら、舌がお粗末過ぎるんじゃないかと思いました。
まあ、「まずい」・「味が大雑把」・「脂っこい」のはアメリカ料理の例えです。
グルメ漫画の「美味しんぼ」でも、海原雄山は味覚音痴だと断定しました。
何でも、板前さんがハンバーガーショップを開きたいらしい。
雄山の主催する美食倶楽部を辞めてでもというのが、かなり荒唐無稽です。
そんなに考えたら、消化不良になるんじゃないでしょうか。
そんなストーリーですが、このマサマンカレーで思い出してしまいました。
と言うわけで、この調査のランキングにタイレシピが四品も入っていたのは驚きでした。カレーに加えて、「トムヤムクン」、ビールのつまみに最適な豚肉料理「ナームトックムー」、パパイヤサラダ「ソムタム」がランクインだそうです。アメリカ人って、意外にタイお宅なのかもしれないと思った道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)
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