2010年9月30日木曜日

もう9月も終わりなのに、ンゴに舌鼓を打っていますの巻き

もう十月ですよ。

今年も、後残すところ三ヶ月になってしまいました。
年を取って来ますと、光陰矢のごとしです。
時の過ぎ行くさまはあまりに速い。

でも、今年はちょっと気候がおかしいようです。
もう十月になるのに、まだランブータン(ンゴ)が売られています。
この果物は、普通ですと八月の末には店先で見かけなくなります。


ところが、九月に入ってから逆に流通するようになりました。
ンゴの最盛期は雨季です。
今年の雨季は、二ヶ月遅れの七月末から始まりました。

このせいで、収穫が遅れたのかもしれません。
それに価格が下がりませんでした。
キロ20バーツの時期が短くて、大体40バーツ前後でした。

景気が良いので物価も上昇しています。
それに日照りが続いて、農作物も不作です。
それにつられてンゴも、値が上がったように感じました。

と言うわけで、道産子社長は、このンゴが大好きでなのでした。
もう、十月に入ってしまえば、さすがにンゴも楽しめなくなるでしょう。
あと残り三つになって、食べるのもいとおしく感じてしまうのでした。
(この巻き、終り)

2010年9月29日水曜日

SAFETY DAY の余興に何でレディーボーイを呼ぶんだよの巻き


我が社では、今週月曜日に”SAFETY DAY”の行事を行いました。

ですが、余興にレディーボーイを呼んで来ているなんて、思いもしませんでした。
何せ、行事は地元スタッフが中心となって企画しています。
ですので、式次第の簡単な案内には無いサプライズが、必ずあるのです。

去年は、エアロビクスの先生を呼んで、模範演技をしてもらいました。
しかも、社長自ら景品を手渡す式次第が、おまけで付いています。

今年は、ドキドキでしたよ。
レディーボーイのお兄ちゃんたちがしなを作っては、受け取ってくれます。
しまいにゃ、なよなよして”ありがとう”って言われてしまいました。

ところで、これが日本だったら「全国安全週間」と言うところでしょうか。

厚生労働省によりますと、”産業界における自主的な労働災害防止活動を推進するとともに、広く一般の安全意識の高揚と安全活動の定着を図ることを目的として実施している”のだそうです。

一方、タイの場合ですと趣きが異なります。
消防、防災、健康の増進や予防までを含めた多角的な活動のようです。
安全に関るすべての意識を、国民全体で育むと言うものなのかもしれません。


と言うわけで、このような行事では必ずスピーチをしなければなりません。
もちろん、タイ語はできませんので、英語で喋るわけですが、自分の用意した原稿がまともなのか、いつも不安に駆られる道産子社長なのでした。
(この巻き、終り)

<SAFETY DAY スピーチ原稿>
Good morning, everybody,

Today, we are pleased to give any participant the safety day events.

Firstly, I would like to introduce our "SAFETY FIRST" record for how many man-hours we could operate our factory without any accident.

Present target hours : One million man-hours
Our current record : Six hundred fifty four thousand six hundred and ninety six (654696) man-hours
Our past best record : Six hundred fifteen thousand two hundred and thirty four (615234) man-hours

Last year, at the same timing we could only record the three hundred forty thousand hours. Compared with this, we already cleared our past best record and now we are renewing our record towards the target – One million, day by day.

This is our glorious advancement.
We would like to admire our continuous achievement positively and I also expect you can clear the target soon absolutely.

By the way, do you know the sign board location to show the record of SAFETY FIRST?  It is stood up on the small garden in front of our main office. If interesting, please pay your attention to confirm it.

However, I have something nervous about our labor safety environment because I could have seen minor accidents such as electric shocks. The workers coming from the outside should be protected from any trouble at our site through the various temporary works for delivery, maintenance, construction, building and repairing.

Therefore, we must be responsible for our total working environment for anyone coming into our site and doing something. If we can ensure and provide the best one,  I believe this concept can totally and effectively contribute to Thai peoples' better and safe daily lives.

Thank you so much for your listening my speech.

2010年9月28日火曜日

死にざまの理想形を、この仏教の国で見たの巻き


臨終の迎え方も、人さまざまではないでしょうか。
ごく普通には、家で、畳の上で、家族に囲まれて迎えたいと思うものです。
でも、人には予期せぬ運命が待ち受けている時もあるのです。
犯罪・事故など、思わぬ事件に巻き込まれ無いとも限りません。

このお坊さんの場合、どうなんでしょうか。

何と、座禅の座り方のまま入寂されました。
御歳、72歳です。
結跏趺座(けつかふざ)の姿勢を保ったまま、旅立たれたのです。

真に尊い死に様であったと申せましょう。
この方は、タイ北部のピサヌローク県に住んでおられました。
近隣の住民からもあがめられていた高僧です。

それで、この入滅のさまがあまりに畏れ多かったようです。
写真では、亡き骸の移送に苦慮した様子が伺えます。
結局、病院の関係者が、座したままの状態で運び出しました。

これって、日本でも同じような逸話が残されていますよね。

中国より渡来して、奈良の唐招提寺を開いた鑑真大和尚もそうでした。
その時のお姿を、弟子達が死期を悟って坐像として残しています。
他にも、弘法大師様も入定は、このお姿であったと言い伝えが残されています。


でも、このような尊いお話は、どうもありがたみがありすぎて肌にあいません。
戒律を犯した破戒僧侶のネタの方が、下世話で面白い。
しかも、マイペンライのタイのことです。
女性信者とみだらな行為に及んだエロ坊主もおります。
はたまた、ゲイのオカマ坊さんもいたりして滅茶苦茶なのでした。

言うわけで、尊い話しが一変して下卑てしまいました。
それはなぜか。
実は、道産子社長は、坊主漫画の傑作「快僧のざらし」が大好きなのです。


抹香臭い説教話より、笑いで明日の英気を養った方がマシだと思うのでした。
(この巻き、終わり)

2010年9月27日月曜日

近くで落ちれば、やっぱり怖いですよの巻き

昨日は、今年に入って一番ひどいスコールだったと思います。
雨は夜の八時頃から、突如、滝のように降りだしました。

程なくすると雷鳴もとどろき出しました。

ピカッと光れば、数秒もしないうちにつんざくような落雷の音です。
ドドーンを空気を震わせるような、重い爆音がこだまします。
フラッシュのようなまばゆい閃光の連打に衝撃を受けます。

見晴らしのよいベランダから見ていると美しいのですよ。
林立する高層マンションが、雷光で残像のように目に焼きつきます。
そして、落雷の白いほとばしりが大地に降り立つ瞬間は、スペクタクルです。

でも、その日のスコールは趣きが違ってきました。

段々、落雷の光と音の間隔が短くなっているのです。
普通は、光ってから短くても二三秒のはずです。
ところが、光ったらズドンと爆撃を受けたような音がし始めました。

これって、落雷の爆心地が近づいている証拠です。
鑑賞するような優雅な気持ちが失せました。
ひょっとして、ここに落ちるのではと言う恐怖感が先に立って来ました。

その時です。

数百メール先の三十階近いマンションに雷が落ちました。
避雷針に落ちたのです。
その瞬間、即座に耳をつんざく、爆破音がとどろきました。

何と避雷針から赤い火花が散りました。
こんな光景を見たのも初めてです。
そして、近くでズドドンと鈍い大きな破裂音がしました。

その瞬間、部屋が真っ暗になってしまいました。
電気が落ちて、停電です。
おそらく、近場の変圧器にも落ちたのでしょう。

その後、このズドンと言う音が合計三回も響きました。
一回で停電になったのですから、後はおまけで落ちたんだと思います。
最後の三回目が最も激しかったですね。
打ち上げ花火みたいに火花も上がりました。

当りのマンションは非常灯を残して、真っ暗です。
まだ八時半です、道路の街灯も点かない。
雷光が瞬時に光る時以外、部屋も外も暗闇の世界になってしまいました。

と言うわけで、文明の光が戻って来たのは夜半過ぎだったようです。
近場で工事作業車のエンジン音と、作業員の怒鳴り声が聞こえてきます。
そんな騒音を夢うつつで聞いていました。
間もなく、テレビに電源が入ったと上さんが寝室から出て行きます。
スイッチを切るのだなーと思いつつ、また眠りに入る道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)

勝手に飛び出したら上さんが追っ駆けて来ましたの巻き

昨日の投稿の続きです。

バンカビのショッピングモール探検を、突然に止めました。
それで、することもなく不貞寝を始めました。
上さんも理由が分からなくて、右往左往はしていたようです。

始めての場所ですが、途中のラムカーヘン大学までは既に出かけていたのです。
しかも、エアコン無しのオンボロバスに乗ってです。
さほど、難しい話ではなかったつもりでした。

なので、水上ボートが不慣れでいやなら、バスにすればよかっただけのことです。

自分は、つまらくなったので一日中むすっとしていました。
喋りたくないので黙っています。
上さんも不安になったのか、気弱な声で聞いてきます。

原因があるなら、ちゃんと話して欲しいと言うのです。

ですが、前にも書いたような単純な話で、時間を費やして疲れました。
バカバカしくなったし、行ったとしても気が晴れないでしょう。
だから、止めたに過ぎません。

でも、本当はどうして行きたかった。

翌日、朝食をとった後、勝手に出奔してしまいました。
先に、上さんは近くのスーパーに買い物に出かけます。
どうも、むしゃくしゃして来ました。
ならば、自分の好きなところは自分で行くだけである。

それで、断り無くアパートを出ただけです。
最低限に、携帯、財布、鍵など所持品はショルダーに詰めました。
プラプラと、表通りまで歩きだします。

ところが、上さんがアパートのトゥクトゥクで追い駆けて来ました。

帰ってすぐ、いないことに気が付いたらしい。
後ろから追いついて横付けされました。
飛び降りて来て、一緒に行くと懇願します。
家に一人でいるのはいやだと、目つきが頼んでいます。

あんまり、夫婦の下らん揉めごとを運転手に見られたくもありません。
恥ずかしくなりました。
それで、近所のスーパーで待っていると話しました。

結局、バンカビのショッピングモールは行ったのです。


感想は、一言、かなり大きいです。
バンコク中心街のサイアムに比べても、規模は遜色ありません。
ただ、郊外なので若干、垢抜けていないかもしれません。
それなりの所得の家族向けのようです。

いやー、結構、お客さんでごった返していました。
エンポリアム系列のデパートが併設しています。
それに、フードコート、映画館、プール、フィットナスクラブなどもあって盛りだくさんです。

※タイ風焼肉のムーカタもおいしかったです。

と言うわけで、上さんもかなり満足していました。
てごろなステーキ屋さんも見つけましたので、改めて出かけるつもりです。
ところで、あの行き方のこだわりは、一体なんだったのでしょう。
いぶかしく思わざるを得ない道産子社長なのでした。
(この巻き、終り)

おまけ:
スクンビット通りからの外出方法です。
①エアコンバス501番なら直通ですが、本数が少ない。
②二回に分けて乗る方法が、時間的に早いと思います。
・BTSかバスでプラカノーン・ソイ71通りまで
・そこから、エアコンバス22・501・545番のどれかに乗り換えると直行OK。
・復路も同じ順路。(22番はラマ四世のカルフールに戻れます。)
・市販のバスマップを携帯すると心強いです。
③スクンビットを走った511番の二両連結バスが、未だ健在で懐かしかった。

2010年9月25日土曜日

こだわり方がどうでも良いのではと思ったの巻き

 ※乾季になると、この鳥が鳴き出します。(イラストはイメージです。)

九月も末になって、もうすぐ十月だなーとか、考えていました。
だんだん、日が落ちるのも早くなって来た。
待ち遠しい、過ごしやすい乾季も、あと少しで始まります。

本当に何もしなかった土曜日です。
時間が絶対に無駄になったと反省しますが、後の祭りでしょう。

それで、今日は全く外出しませんでした。
家の中で、ちょっとしたいざこざがあったのです。
本当に、気分が萎えたので外出を止めました。

実は、出かける方法で、上さんに注文をつけられました。

問題は、全く使ったことの無い水上ボートと言う交通手段です。
アパートを北上して、ペブリー通りの南にセンセーブ運河があります。
バンコクの東西を走る運河ですが、バンカビのショッピングモールまで直結するのです。

ただ、上さんは以前に一度乗っているんですね。
国立博物館へ行くために、友達と出かけています。
その写真も、実際に見せてもらいました。


ですから、簡単に行けると判断した分けです。
ところが、船に乗る場所までの行き方を変に心配されました。
アパートのトゥクトゥクでは、船着場が出かけられる行き先に無いと言うのです 。

行けるのかどうかを、運転手に聞いたわけでも無い。
ダメだと言われれば、タクシーに乗っても良い。
大した金額でもないでしょう。

そんな些細なことは、別にどうでも良いことです。
仮に、希望する場所にたどり着けなかったとしても、それは思い出です。
バンコク生活の失敗談として、記憶に残るかもしれません。

ところが、これに加えて、水上ボートに乗った時も心配しだしました。
切符を買うにも、発音が悪くて行き先を上手く告げられないかもしれない。
ボートは騒音が酷いのだそうです。
それに、途中で終点になるボートがあるかもしれない。

しかし、終点まで買ってしまっても、金額はたかが知れているでしょう。
20バーツを超えないはずです。
それに、途中で降ろされたのなら、もう一度乗り換えればよいだけです。

なぜ、こんな細かいことにこだわるのでしょう。
いい加減、あほらしくなったし、わずらわしくなりました。
ですので、出鼻をくじかれて外出をあきらめました。

と言うわけで、どうも上さんの性格が分からなくなりました。
細かいところにこだわりすぎて、全体の計画を描こうとしていません。
そんな実際の行動は、いくらでも軌道修正できるのです。
実際に不貞寝をするしか無くなった道産子社長がいるのでした。
(この巻き、終り)

おまけ:
船着場まで行く方法は、さくらぎちょうさんのブログ投稿がヒントになりました。

2010年9月24日金曜日

日本からエンジニア派遣は不要だの巻き

最近は、こちらで技術研修を請け負う仕事が増えました。
これまでは、海外の代理店向けに日本で実施されていたのです。
でも、これだけの円高になってしまえば、費用もかさみます。

ですから、代理店の方も出費を嫌がるようになってしまいました。

それに、日本は地理が極東に位置して不利です。
アセアン・中近東のお客さんから見れば、タイがはるかに近いのです。
移動時間も短くて済むし、交通費も安上がりにできます。

※左クリックで拡大して、ご覧下さい。

もちろん、日本に比べれば何でも物価は安いのです。
滞在費も手軽で、買い物も楽しめます。
懐具合を気にせずに過ごせると言うわけです。

当社の場合、イスラム教のお客さんもたくさんいらっしゃいます。

本当は、イスラム教徒は羽目を外したのいですよ。
仏教の国、タイは何事も寛容です。
本当は、酒も飲んでみたいのです。
タイ・マッサージも受けてみたいし、ゴーゴーバーでも遊びたいのです。

当然は、夜は自由な時間です。
研修生の皆さんには、自己責任で行動してもらうだけです。
日中の研修さえ、ちゃんと受講してもらえれば構いません。

 ※ウイルスに感染したPCで、勝手に送ってきたバカ研修生のお楽しみ写真

つまり、タイが地理的にも経済的にも、それだけ有利なのでしょう。
地図を見ても、タイはアジアのヘソ見たいなロケーションです。
実際、バンコクはハブ空港化していて、各国から直行便が乗り入れています。

そんなかんだで、わが社は技術研修のハブに昇格してしまいました。

それで、もうひとつ驚きの依頼も、日本からありました。
製品クレームに対応して、タイから修理要員を派遣しろと言うのです。
輸出は日本からなのですが、タイから派遣するアイデアが自然に感じられました。

日本人を派遣すれば費用が掛かるのも事実です。
身代金目的で、誘拐事件に巻き込まれる可能性も否定できません。
エンドユーザーは、海外の津々浦々に広がっています。
治安の悪い地域にも、結構、製品が設置されているのでした。
 
※タイ人のビザなし渡航が可能なアセアン諸国ほか

と言うわけで、アセアン地域では、タイ人のビザ無し渡航が簡単です。
アセアン加盟国間で、ヒト・モノ・カネの動きが加速化するのは間違いありません。
タイからの派遣は取り止めになりましたが、またぞろ、要請があるだろうなと思った道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)

2010年9月23日木曜日

タイは性悪説を根源とする倫理観の巻き

来月から警備会社を切り替えることにしました。

二年前の赴任当時から常駐していたガードマンたちです。
顔馴染みになっていたし、ちょっと残念な気もします。
ですが、この馴れ合いと言う魔物が、企業経営を壊していくものです。

車で出社、帰社するときは、必ず敬礼をしてくれました。
社旗、タイと日本の国旗も欠かさずに掲揚してくれます。
しかも、時間があれば構内道路の清掃もしてくれたのです。

ですから、自分としては、この警備会社に満足していました。

しかしですよ。
恰幅の良いガードマンさんは、いつも、清掃作業が半袖の下着姿でした。
だらしないとは感づいていいました。
ただ、暑い国ゆえ、致し方の無いことと容認していたのです。

ただ、こういう雰囲気が事態を引き起こす前兆と気づくべきでした。

会社に良くも悪くも溶け込みすぎたのです。
結局、社員と度を越して親しくなっていた可能性が浮上しました。
馴れ合いで、顔パスまがいの習慣が横行していました。

タイの人は、よく言えばおうようで、拘らない人が多いのです。
会社の備品も、ちょっとぐらいなら良いだろうとか、安易に判断します。
ですから、つい失敬とばかりの感覚で、ちょろまかします。

まあ、消しゴム一個、鉛筆一本なら、安いですから取り締まっても経費の無駄でしょう。
これは、大目に見ています。
ですが、工場で在庫する電子基板や、修理に使うICなどは違います。
値も張りますので、部品商へ転売すればちょっとした金儲けです。

これは窃盗に違いないのです。
違法行為は、会社としても防がなくてはなりません。
このためにガードマンがあるといっても良いはずです。

ガードマンは、出社・帰社に当たって、正門で持ち物検査を行います。
女子職員ならバックの中を開けてもらいます。
バイク通勤者なら、シートを上げて小物入れを開けさせます。
自家用車通勤者も、トランクを開けなければなりません。

こうして、備品・資材を持ち出さぬように歯止めを掛けて来ました。

でも、その義務の履行が、最近はおなざりになっていたのかもしれません。
会計課の十年選手の女性職員に、良からぬ噂があがりました。
値の張る電子基板をこっそり社外に運び出しているのと言うのです

しかも、一人だけではありません。
どうも、社内に結託して横流しをする連中がいたらしい。
基板修理の部署で、交換パーツの発注頻度が早すぎました。

細かくチャックをしているわけではありません。
ですが、支払いの小切手にサインするとき、おかしく感じたのです。
それに、辞めた女子社員の勤務態度が微妙に引っかかりました。

目つきと言うのでしょうか。
何気ないしぐさですが、挙動に不審な点を感じました。
これは、永年タイ人と付き合って来ると分かります。
本人が知らずとも、何となくいやらしさを見せるのです。

と言うわけで、この女子社員は、突然退職して故郷のピサヌロークへ帰りました。
それに呼応して、あの修理部署のチーフにも辞めてもらいました。
日本ではありえないことですが、タイでは日常茶飯事です。
ちょっとでも変に思ったら、機敏に善処しなければならない。
それを怠ると、社内モラルが崩壊してしまうと、反省する道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)

2010年9月22日水曜日

今でも就職はお任せあれの大学だったの巻き

エコノミストと言う週刊誌を久しぶりに読みました。
毎日新聞が発行する経済記事主体の雑誌です。
大学生の時分から、比較的読み続けて来ました。

でも、買って読んだわけではありません。
ジェトロバンコクの図書室で閲読させてもらいました。
バンコクですから、日本語の書籍は何でも割高です。
買えない額ではありませんが、元値と比較すれば馬鹿馬鹿しくなります。

ですので、図書室で読めば、お代は不要です。

ちゃっかりしていますが、時間が空いたので成り行きでした。
本当は、盤谷日本人商工会議所の講演会が目当てだったのです。
でも、それも午後二時すぎにに終わってしまいました。

ちょっと中途半端な時間帯です。
会社に戻っても、仕事をこなせる時間でもありません。
それに、緊急に処理する案件も見当たりません。

それで、近場のジェトロ図書室で一時を過ごすことにしました。

色々と雑誌はありましたが、このエコノミストの特集記事に引かれました。
それは、「娘、息子を通わせたい大学」と言うタイトルです。
しかも、この大見出しを受けて、小見出しの表表紙も注目でした。

「就職に強い100大学」とあります。


ちょっと興味を覚えました。
書架から取り上げると、閲覧机に戻ってパラパラめくり出します。
何でも、有力企業400社への就職率を、大学別にランク付けしたようです。
しかも、今年3月時点での調査ですから、最新でしょう。

自分の母校はあるのだろうか。

そんな興味が涌いて来ました。
日本の大学は、数百校あるでしょうから、上位百位に入れば優秀です。
しかも、母校は、未だに毎年の卒業生が五百人を切るミニ大学なのです。

ありました、30位と大健闘していました。
しかも、北大(北海道大学)の49位より上に立っています。
相手からは、格下でからかわれていましたから、ざまーみろといった感じです。

ここまで、母校が健闘してくれているのは、うれしいですね。
小樽商科大学なんて、皆さん知らないでしょう。
国立で文系の単科大学は、多分、ここしかないはずのまれな学校です。
もちろん、北海道は小樽と言う地方都市の所在です。

こじんまりとし雰囲気は、正直に言って否めません。

ですがが、実業界では意外に知られています。
おそらく、地道にこつこつ成果を出し続けた先輩が多かったのでしょう。
卒業生が極端に少ない大学ですから、学閥なども作れないのです。
諸先輩は、皆、自分の力だけでビジネスを切り開いてきたのだろうと思いました。

 

と言うわけで、この就職大氷河期と言う中で、母校の就職率が90%近くと健闘していて、なおさら驚きました。
こんな母校を卒業できてうれしく思うものです。
これからも、後輩たちのため、その名に恥じないよう、タイでがんばらねばならないと思いを新たにする道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)

おまけ:
ジェトロの図書室では、図書のコピーが20枚まで無料でできます。
JCCなどお近くにお出かけの際は、利用されるのも良いかと思います。

2010年9月21日火曜日

バンコクから日帰りで海外出張したらどうなるの巻き

この二ヶ月、海外日帰り出張と言う強行を実施しました。
最初はシンガポール、次にミャンマーのヤンゴンです。
どちらの国でも、半日以上の時間が取れています。
ですので、打ち合わせとか催事の参加ぐらいなら、問題ありません。

かなり疲れましたけど、一泊する必要性を感じません。
その場所には、何度も出かけました。
だから、観光の時間なんか不要です。

これって、日本なら東京と札幌の日帰り出張に似ています。

自分は道産子ですから、冠婚葬祭で経験もあります。
つまり、やってやれないことのない範囲です。
では、バンコクからだとどの国が日帰り出張できるのでしょうか。

それで、インターネットで調べてみました。
海外の旅行サイトを頼りに、必要な条件を投入して検索します。
その結果、可能な国と都市は、次の通りになりました。

1.マレーシア、クアラルンプール
2.ラオス、ビエンチャン
3.ベトナム、ハノイとホーチミン
4.カンボディア、プノンペン
5.フィリピン、マニラ(きついけど日帰可)

これに、経験済みのシンガポールとミャンマーのヤンゴンを足します。
すると、合計は7ヶ国、8都市になりました。
つまり、アセアン近隣諸国の首都・主要都市をつなぐ空路ができているわけです。

※左クリックで大きくしてご覧下さい。

これは、バンコクがハブ空港を担っている証明なんでしょうね。
古臭い表現ですが、ボーダーレスを改めて実感しました。

と言うわけで、海外出張には宿泊が必須と言う定義は、もろくも崩れ去りました。
ビジネスチャンスがあるのなら、どんどん出かけていくべきだと思う道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)

おまけ:2010年9月22日(水)のフライト
バンコク (BKK) ~ シンガポール (SIN)
出発 7:05am BKK ~  10:25am SIN  (Thai Air Asia FD3501 Non-Stop  2h20m)
出発 8:00am BKK ~ 11:15am SIN  (Thai Airways Intl TG403 Non-Stop  2h15m)
出発 9:25am BKK ~ 12:40pm SIN  (Jetstar Asia 3K512 Non-Stop  2h15m)

出発 7:20pm SIN ~ 8:35pm BKK  (Jetstar Asia 3K513  Non-Stop  2h15m)  
出発 8:40pm SIN ~10:05pm BKK  (Thai Air Asia FD3506  Non-Stop  2h25m)  
出発 8:50pm SIN ~10:10pm BKK  (Thai Airways Intl TG410  Non-Stop  2h20m)

バンコク (BKK) ~ ラオス・ビエンチャン (VTE)
出発 11:45am BKK ~12:55pm VTE  (Thai Airways Intl TG570  Non-Stop  1h10m)
出発 9:45pm VTE ~10:50pm BKK  (Thai Airways Intl TG575  Non-Stop  1h05m)

バンコク (BKK) ~ ミャンマー・ヤンゴン (RGN)
出発 7:55am BKK ~8:50am RGN  (Thai Airways Intl TG303  Non-Stop  1h25m)
出発 7:45pm RGN ~9:40pm BKK (Thai Airways Intl TG306  Non-Stop  1h25m)

バンコク (BKK) ~ ベトナム・ハノイ (HAN)
出発 7:45am BKK ~ 9:35am HAN  (Thai Airways Intl TG560  Non-Stop  1h50m)
出発 8:45pm HAN ~ 10:35pm BKK  (Thai Airways Intl TG565  Non-Stop  1h50m)

バンコク (BKK) ~ ベトナム・ホーチミン (SGN)
出発 9:05am BKK ~10:35am SGN  (Thai Airways Intl TG550   Non-Stop  1h30m)
出発 8:50pm SGN ~10:15pm BKK  (Thai Airways Intl TG557  Non-Stop  1h25m)

バンコク (BKK) ~  マレーシア・クアラルンプール (KUL)
出発 7:10am BKK 10:15am KUL  (Thai Air Asia FD3571  Non-Stop  2h05m)
出発 9:05am BKK 12:15pm KUL  (Thai Airways Intl TG415  Non-Stop  2h10m)

出発 8:15pm KUL  9:25pm BKK     (Thai Airways Intl  TG418  Non-Stop  2h10m)
出発 8:55pm KUL  9:55pm BKK (Thai Air Asia FD3576  Non-Stop  2h00m)

バンコク (BKK) ~  カンボジア・プノンペン(PNH)
出発 7:40am BKK ~ 8:50am PNH  (Bangkok Airways PG931 Non-Stop  1h10m)
出発 7:50am BKK ~ 9:05am PNH  (Thai Airways Intl  TG580  Non-Stop  1h15m)

出発 8:25pm PNH ~    9:30pm BKK  (Thai Airways Intl  TG585  Non-Stop  1h05m)
出発 8:35pm PNH ~    9:45pm BKK  (Bangkok Airways  PG936  Non-Stop  1h10m)

バンコク (BKK) ~  フィリピン・マニラ(MNL)
出発 0:40am BKK ~ 4:55am MNL  (CEBU Pacific Air  5J932  Non-Stop  3h15m)
出発 9:35pm MNL ~ 11:50pm BKK (CEBU Pacific Air  5J931  Non-Stop  3h15m)

2010年9月20日月曜日

リッパーってソフトを久しぶりに使いましたの巻き

最近、地元の音楽に凝り出しました。
タイポップスに始まって、演歌調のルークトゥン、民謡風モーラムなど、色々です。
これぞと思った曲は、片っ端から歌手のCDを購入しています。

どこからそんな情報を仕入れるかって?

それは、たいていのところブログなのです。
日本人の人でも、タイ音楽オタクって結構いるんですよ。
コアになっているブロガーが何人かいます。
先ずは、その人のサイトを訪問して情報を仕入れます。

しかも、ちゃんと歌手名をタイ語で親切に紹介してくれるのがありがたい。
タイ語の歌手名をカット&ペーストして、ユーチューブで検索です。
すると、大概はプロモーションビデオが見つかってきます。


 運がよければ、複数の曲がヒットします。
そんなかんだで、私も一人の女性歌手を探し出しました。
名前は、プレワー・パチャリ-(Praewa Pacharee)さんと言います。

まだ、自身のCDは発売がこれからなようです。
でも、オムニバス・アルバムなんかで、結構、歌っています。
これが、昔の松本伊予に似ていて可愛いです。


こうして、CDが少しずつ集まりだしました。
でも、とっかえひっかえしてプレーヤーで聞くのも面倒くさい。
いっそのこと、音楽データをMP3に変換することにしました。

そうすれば、再生も気楽にできます。
しかも、iPodにデータを送り込むのもお茶の子さいさいです。
通勤時に気軽に音楽を楽しむことができます。

そうとなれば、データを変換して見ましょう。

先ず、ウインドウズのメディアプレーヤー10で変換してみました。
あれっ、変換ファイルがWMA形式でMP3と異なります。
困ったなー。
これでは、iPodにデータを移植できません。

後で分かったのですが、設定を変えればMP3に変換できたのです。
ただこの時は、それに気づきませんでした。
このため、フリーの変換ソフトをインストールしました。

この手のソフトは、昔からリッパーと言われていました。
自分もPC歴が長いですから、過去に使っています。
昔の記憶を頼りに、CDex (Ver 1.70)RipAudioCo(フリー版)をダウンロードしました。

いやー、CDexは日本語化されていて驚きました。
昔のバージョンは、英語だけだったので使いづらかったのを覚えています。
一方、RipAudioは昔のままで懐かしい。
ただ、フリー版は従来どおり、一回で変換できるのが四曲までです。

と言うわけで、今週は帰宅してから変換作業に明け暮れておりました。
ブログの投稿を書きつつ作業していたことになります。
特にCDexの使い勝手が向上していたのには驚きました。
まあ、メディアプレーヤー10のオマケ的な機能なんか蛇足だと思ってしまう道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)

おまけ:
iTuneのMP3変換機能もあるらしい。
ですが、どうもマックのソフトは馴染めませんので使っていません。
起動すると、勝手にマックストアにネット接続して宣伝が出たりするので厚かましいのです。

2010年9月19日日曜日

水銀体温計って未だ売ってましたの巻き

※上が摂氏、下が華氏で温度表示が分かれる。

先週のことです。
上さんが体温計を壊してしまいました。
ベッドに寝ていて、体温計を計っていたときのことです。

今日は、37度くらいだから未だ大丈夫だと、話します。
上さんは、タイに来てから体調を崩す時期が大体決まっています。
それは、8月中に始まるのですが、今年もそうでした。

多分、夏バテならぬ乾季バテも一因でしょう。
特に今年は、雨季の始まりが非常に遅くて酷暑でした。
この疲労がたまった上に、雨季で曇り続きの涼しい時期も重なりました。

つまり、夏風邪を引きやすい環境がそろったと言うことです。
ですので、先ず自分がインフルエンザで倒れてしまいました。
幸い、上さんの方は用心したので罹ってないようです。

でも、熱のある日があったり無かったりと体に異変がある感じでした。
上さんの平熱は、36度7分と割りに高めです。
ですので、37度を少し超えたぐらいでは意外に平気でいます。

ただ、何日も続けば疲れも溜まるのでしょう。
さすがに辛くなって、だるいとか言い出し始めました。
それで、体温計でまめに体温を測っていた分けなのです。

あーあ、壊してしまった。

水銀は蒸発して肺に吸ってしまうと危険ですね。
中毒症状を起こして、体に害を及ぼします。
危険なので、すぐにガラスの破片などを片付けました。

さてと、新しい体温計を買ってくることにしましょう。
でも、このバンコクではどこの病院でも電子体温計しか使っていません。
旧式な水銀柱のタイプは売っているんだろうか。

そんな心配もありましたが、翌日、上さんが買って来ていました。
ちゃんとご近所の薬局で売っていたそうです。
いとも簡単に、五十本くらいまとめた箱を出すありさまだっとか。

あまりに、素っ気無い対応のようでした。
こっちは、一本だけの買い物に過ぎません。
近くには、保育園もインターナショルスクールもあります。
学校相手に、商売の口があるのかもしれません。

と言うわけで、この体温計、値段は50バーツ(130円)と極安です。
高い電子式なんか不要でしょう。
でも、この水銀式でこちらは異国だと、改めて思い知らされました。
なぜなら、温度の表示は摂氏と華氏の併記です。
摂氏37度は、華氏99度ですよ。
いかにも風邪で大変だと錯覚してしまいそうな、道産子社長なのでした。
(この巻き、終り)

2010年9月18日土曜日

「有害発狂内閣」のご誕生ですの巻き

首相は17日夜、首相官邸で記者会見し、「政権交代からの1年間は試行錯誤の内閣だった。これからは具体的な事柄を実行していく『有言実行内閣』を目指す」と内閣改造の狙いを説明した。 (asahi.comニュースより)

 閣僚の顔ぶれを見て、この内閣は反日・売国内閣です。
わたしに言わせれば、 「有害発狂内閣」以外の何物でも無い。
それはなぜそう思ったのか。

 
 ※岡崎トミ子を画像モードでググれ。

国家公安委員長に岡崎トミ子が就任しました。
こやつは、元社会党の左翼議員から、なりすまして民主党に在籍しております。
ですから、民主党には得体の知れない亡国議員が、多数存在していることを忘れてはなりません。

菅政権は、警察権力が一般民衆の弾圧の象徴だと認識しております。
それを封じ込めるために、防波堤役として彼女を据える作戦に出たのです。
なぜなら、過去の左翼運動主義者達の罪状が、この世に公表されては民主党に不利に働きます。

民主党の幹部は、学生運動に参加した全共闘世代の愚か者たちなのです。
以前の記事でも申し上げました通り、菅直人は、全学改革推進会議のセクトを率いていました。
幹事長の仙石由人も、東大全共闘(法学部闘争委員会)のメンバーでした。
そして、元法相で落選した千葉景子は、赤軍派系の共産主義者同盟に属して成田闘争に参加したようです。

彼らは、バリバリの反体制政治活動家達だったのですよ。
民主党と言う、体裁の良い名ばかりの党名に騙されてはなりません。
あの若き頃に染み付いた赤化思想は抜け切れず、生きながらえているはずです。

 と言うわけで、政治に敏感な皆さんは、恐れを抱いているのではないでしょうか。


どうして、わが国で生活するのに、おびえて生きていかねばならないのでしょう。
そんな国賊の牛耳る政治は、早く終焉させた方が良いと思った道産子社長なのでした。
(この巻き、終り)

おまけ:岡崎某の行状(ウイキより)
・1999年8月9日国旗及び国歌に関する法律に反対した。
・ 2004年の年金未納問題の際に1年11か月間未納であったことが発覚した。
・ 2006年1月26日、日本の戦争責任を検証することを目指す政策勉強会日本の歴史リスクを乗り越える研究会の発起人になる。
・ 2009年5月6日、1932年に中国で起きた平頂山事件について日本政府に公式謝罪を求める議員団に参加。

おまけ2:海江田も同類項だったとのこと。

2010年9月17日金曜日

本当に雨季らしくなりましたの巻き

今日は久しぶりに雨が日中から激しく降りました。

極端なくらい、雨雲が低く垂れ込めています。
時として稲妻も走り、雷も聞こえてきました。
このような天気になりますと、雨季の終わりの頃合を感じるものです。
スコールのように一時間だけ降ったら、青空が広がるような天気とは、まったく別物です。

今年は、雨季が極端に遅く始まりました。
地元の人に聞いても、始まったのは七月末だと感じているようです。
普通なら、雨がよく降るようになるのは五月末からですね。

ですから、今年は二ヶ月遅れの異常さでした。
空梅雨って言葉が、タイでも似合うくらいです。
雨なしの日々が続いて、毎日が暑くてやり切れませんでした。

でも、自分にとってはラッキーな一面もありました。
連休を利用してパタヤに出かけましたが、雨に降られませんでした。
この時期はローシーズンといって、観光客も訪れたがらないようです。
客足も悪いから、自然と宿泊料金も格安になってしまいます。

そう言えば、中秋の名月は来週です。
まん丸のお月さんを見ることは、多分適わないでしょう。
それぐらい、雨のお天気が増えると予感してしまいました。

と言うわけで、帰りの車中で強い雨がボンネットをたたき続けています。
その音を聞きながら、季節の移ろいを記事にしようとした道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)

※この投稿は、9月14日(火)に書き上げていたものです。

2010年9月16日木曜日

民主党のゲバゲバ一年間

昔、ゲバゲバ90分って番組がありました。



確か、遥かに遡ること四十年前のことです。
正式なタイトルは、『巨泉×前武ゲバゲバ90分!』と言います。
ウイキペディアによりますと、予算をふんだんに掛け、制作時間をたっぷり取り、収録中一度でもNGを出したネタは二度と収録しないといった、豪華な造りであったと解説しています。

その当時、わたしは小学校高学年に過ぎません。
ですが、爆笑番組の印象だけは未だに覚えています。
それだけ鮮烈でインパクトがあったと言うことです。

司会者の大橋巨泉・前田武彦が番組を進行します。
ですが、生放送な上に掛け合い漫才のような番組進行です。
ナンセンスなショートコントを矢継ぎ早に演じられる構成は、面白くて腹を抱えていました。

そう言えば、ハナ肇の「アッと驚くタメゴロー」や巨泉の「うーしししし。」は流行語にもなりました。

そんなギャグ満載でテレビ番組も面白かった時代です。
一方、世間では学生運動が過激で無意味で華やかでもありました。
ご両親は、お金に工面して高校大学まで進学させたのですよ、
高等教育を受けさせ、ご自慢の子弟でありましたでしょう。

しかるに、子供達はヘルメットを被り、角棒や鉄パイプでデモ三昧の日々です。
連日、具にも付かない世界同時革命の思想を拡声器で連呼しておりました。
挙句の果ては、運動組織の派閥で暴力沙汰の内部抗争を繰り返す始末です。

これを称して、内ゲバと言いましたね。
もう既に懐かしい過去の言葉かもしれない。
そして、これら愚昧の者どもは、全共闘世代と言われておりました。

そして現在、彼等も既に後先の少ないシルバー世代になりました。
過去の輝かしい賞罰を隠し、市井の片隅で暮らす人々です。
ですが、過激な思想の厄落としをしても、生身の体は生きています。

どんなに偽装をしても、陶酔の感覚は覚醒されるのです。
それが、政治を牛耳ると言う渇望にもなるのでしょう。
なぜなら、今現在、政権与党の民主党と言うオルグが存在しているからです。

菅直人は、全学改革推進会議のセクトを率いていました。
幹事長の仙石由人も、東大全共闘(法学部闘争委員会)のメンバーでした。
そして、落選した千葉景子は、赤軍派系の共産主義者同盟に属して成田闘争に参加したらしい。

かれらは、未だに政治抗争ごっこが好きなのかも知れません。
民主党の代表選にしても、単なる内ゲバなのです。
今を生きる日本国民などはそっちのけです。
純粋に不毛に内部闘争に明け暮れていただけのことでしょう。

と言うわけで、民主党を信じてはいけません。
末尾に掲げおきますが、彼等は約束を守れない稀代のペテン師、詐欺師、嘘つきです。
この間に、国民の生活は良くなったでしょうか。
政治に信頼を寄せられるようになったでしょうか。
まだ、自民党の方がましだったと思えるのです。
そんな風に感慨する道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)

おまけ1:マニフェストが聞いて呆れるよ。
★ビフォー
★アフター

おまけ2:
赤旗は批判勢力として、右も左も無いのが宜しい。
菅直人の胡散臭さを新聞記事でこき下ろしております。

イスラム教徒が憎まれても致し方ないだろうの巻き

※小学校でテロの警戒に当たる兵士 (南部ヤラ県)

最近、コーランを巡る話題が世界を駆け巡りました。
コーランは、ご存知の通りイスラム教の経典です。
教徒にとっては、神聖なものに違いありません。

でも、アメリカのキリスト教牧師から見れば、それは邪悪そのものに見えたようです。
彼は、このイスラム教の経典を燃やそうとしました。
何ゆえ、そんなショッキングな暴挙に出たのか。

それには、過去の忌まわしい思い出があったからです。
誰しもが、九年前のニューヨークで起きた同時多発テロは忘れられません。
六千人以上の尊い命が犠牲になりました。
しかも、実行犯はイスラム教徒でした。
旅客機をハイジャックして、世界貿易センタービルに自爆攻撃を仕掛けたのです。

何と無慈悲で残忍な犯罪なのでしょう。

そして、常識的に見て市井の人はこう思うのです。
この宗教は、排他的で非寛容で暴力性に満ち溢れていないか。
そんな過激さを誇示して余りあったのが、あの事件でした。

だから、米フロリダ州のキリスト教会がコーランを燃やす計画を打ち出したのです。
しかも、神経を逆なでするイスラム教徒の行動も事前にありました。
同時多発テロ跡地付近に、モスクの建設を計画した人々がいたのです。

これでは、全米で論議を巻き起こすのは必至です。
国民の大半がキリスト教のアメリカを、挑発しないはずが無いのです。
彼らは、どうして過激で両極端な行動に走るのでしょうか。

実を申さば、このような発想は、このタイにおいても見受けられるのです。

タイは仏教徒の国と思われがちです。
しかしながら、少数ですがイスラム教徒の国民もおります。
特にマレーシアと国境を接する最南部三県は、逆に仏教徒が少なくなります。

最近、この最南部のナラティワート県で殺人事件が起こりました。
被害者は、、地元の学校に勤務する五十代の教師夫婦でした。
オートバイに乗った2人組の男に襲われ、ライフルで射殺されています。

もちろん、襲撃の犯行声明はありません。
ですが、宗教対立が原因で、繰り返し殺戮が行われてきたのは事実です。
なぜなら、2004年以来、135人の教師がこうした暴力の犠牲になりました。

教師達は、南部では政府当局の象徴と考えられています。
特に、イスラム過激派は、学校制度が政府による仏教文化の押し付けだと見なしているようです。
そして、このようなテロの犠牲者は合計で四千人以上に上っているのです。

と言うわけで、タイが微笑みの国だと言われるのは、実に表面的な印象です。
反面では、テロと呼ぶべき暴力性の高い事件が頻発する社会事情を抱えている事実を忘れてはなりません。
本音で、イスラム教徒は人の命を粗末にしたがると思わざるを得ない道産子社長なのでした。
(この巻き、終り)

2010年9月14日火曜日

ご近所の秋葉原でパソコンパーツを買いましたの巻き

タイの人って、結構、パソコンを自作したりします。
働いている工場の近くには、秋葉原みたいな場所があります。
”ZEER”とか言うのですが、これ専門のショッピングモールです。


場所は、パトンタニ県にありましてバンコクではありません。
もし、出かけるなら、ちょっとした遠出を覚悟してください。
でも、自作マニアなら、訪れる価値は絶対にあると思うんですね。

※左クリックしてご覧下さい。

とにかく、何でもあり、パソコンがメインの電気街です。
ジャンク品なんかも見つけられるんで、楽しくなってしまいます。
それで、値段が馬鹿安なんですよ。

USBマウスやPS2の101キーボードが、最安値85バーツ(230円)。
自作用のパソコンケースが、電源無しで350バーツ(950円)。
別に買う電源は、千円もあれば買えたりします。
ですが、こちらは220V専用なので日本では使えません。
それに、ウインドウズ7の海賊版は、150バーツ(400円)でゲットできます。

ただ、CPUとかメインパーツの買い物は、自分も確かなお店を選びます。
それは、J.I.Bコンピュータと言うお店で、保証やサービスが良いのです。
チェーン店も多く、ホームページで値段チェックなんかもできたりします。


自分の場合、電算マネージャーが連れて行ってくれました。
確か、家にあるPCの増設メモリーが目当てだったと思います。
家でも仕事上メールを見たりしましたので、少しでも早い動きが欲しくなりました。
それで、仕事中なのに、業務だと断って出かけたように思います。

買い物はすんなりできましたし、メモリーも追加できました。
今では、動作も快適で気分良く操作しています。
その後は先週のことですが、自作PCの交換パーツも買い出ししました。

それで、一番安いPCを自作すると幾らぐらいになるか見積もって見ました。


なんと、二万円しないでパソコン本体だけは製作できそうです。
他に小物パーツも追加で必要かもしれませんが、たかが知れているでしょう。
これにLCDモニターが一万円しないので、三万円で一揃いするのかも知れません。

と言うわけで、ゴルフのできない道産子者社長は、パソコンが趣味で週末の時間をつぶしているのです。
仕事にパソコンは欠かせませんから、趣味と実益を兼ねるのも良いではないかと、自身に変に説得している自分がおるのでした。
(この巻き、終り)

2010年9月13日月曜日

意外に円/アセアン通貨はまだ安定していたの巻き

最近、日本円がかなり強いです。
一ドル83円台になってしまいました。
こうなると、為替の動向を気にせずにはいられません。

自分の働いている会社でも、輸出取引はドルの建値です。
代金を支払ってもらったら、当面はドル預金の口座に寝かします。
もっとも、ドル建てで購入している部材もあります。
それには、このドル口座から代金を支払ってしまいます。
ただ、ドル預金だけ入超して増えても、困りものです。

ですので、タイバーツの為替レートが良ければ現地通貨に換えます。
現地通貨に換えて、預金口座のバランスを取ることになります。

国内販売でしたら、現地通貨のやり取りだけです。
為替差損や差益の発生する必要も無く、楽です。
でも、当社にとって、輸入部材が四割以上も占めると厄介です。

多くの部材は、ドル建てと円建てで支払っています。
円建ての比率も高くて、こうも円高では費用がかさみます。
時には、支払い時期の為替予約をして、節約したりもします。

まあ、手を変え品を変え、支払いや資金繰りには注意をしている分けです。

それで、ドルやユーロの最近の急落は、秋の日のつるべ落としみたいですね。
非常に印象深いものがあります。
さして実体経済も芳しく無いのに、金融商品の博打だけで浮上していた感もします。
打ち出の小槌みたいに、じゃかすかお金を創造してきたしっぺ返しなのかもしれません。

とにかく、限界点に達したと言うことでしょう。

それで、アセアン各国の通貨は円に対してどうでしょうか。
ちょっと気になりました。
それで、為替の動きを2008年から時系列でグラフにしてみました。






それで、分かったんですが、多少の変動はありますが、まだ安定しておりました。
むしろ、円に対するドル、ユーロの下落が激しすぎます。
そんなに日本の金融と言うか、経済のファンダメンタルは未だましなのでしょうか。

と言うわけで、円高の進行は絶対に行き過ぎだと思うのです。
これが原因で、日本経済がかく乱されしまわないか、心配になった道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)

おまけ:
中国元は、極端なドルペッグ通貨だと言うのも分かります。

2010年9月12日日曜日

パソコン、一寸のことで直ってしまいましたの巻き

以前、八月の記事で書きました。
自作PCの電源を換えただけに過ぎません。
ところが、ウインドウズXPが立ち上がらない。
ちゃんと起動せず、さっぱり原因が分からずじまいでした。

それで、急場しのぎでパピーリナックスを動かそうとしました。
これが便利なのは、CDからOSが起動できることです。
ハードディスクが不具合になっても、調べられます。

しかるにです。
これまた、立ち上がりません。
カーネルパニックとか言って初期の画面でストップです。

どうしてなんだろうか。
自分のリナックスの経験は長いのですが、これが初めてでした。
この症状では、必ず、キーボードに異変が起きます。
テンキーの右上部、LED二個が点滅し始めるのです。

何か、異変が起きているのは事実です。
この後、色々と試行錯誤を繰返しました。
例えば、キーボードやPS2マウスに変えたりしています。

結局、機能は元通りに回復しました。

原因は他にあったのですが、とにかく現状復帰です。
でも、その理由が至極単純でして、やりきれない思いでした。
それは、メモリーが電気的なノイズを拾っていただけのことです。

確かにメモリーエラーは発生していました。
PCの立ち上がりで、正常チェックを行うと検出されたからです。



写真を見ていただくと分かるのですが、電源ケーブルがごちゃごちゃしています。
電源を交換した時に、これを上手に整理していませんでした。
この内、元から束ねてあった太いケーブルがメモリーに触れていました。

絶縁されているから問題ないと思ったのが、運の尽きです。
思いっきりノイズが影響して、メモリーが機能していませんでした。
ですので、ケーブルを束ねなおしてメモリーから距離を空けています。

と言うわけで、部品交換の買い物が全く無駄になってしまいました。
交換すれば直るだろうと思ってからです。
でも、この原因を示唆しくれたのもネットだったんですね。
やっぱり、下調べは絶対に必要だと思った道産子社長なのでした。
(この巻き、終り)

2010年9月10日金曜日

ウンチ歯磨きでみがく快感の巻き


どうも見た目が良くありません。
チューブからひねり出したペーストは、かぐわしき茶色っぽい濃緑色です。
まさに、連想せざるをえないような色合いなのです。

昔から虫歯だらけでした。
年をとって来ますと、歯は抜けるわ、欠けるわです。
ですから、食事の後は必ず、歯を磨くようになりました。

外出したときは難しいですが、会社では必ず磨きます。
磨いたら、うがいも兼ねてディステリンで口をゆすぎます。
これだけ、用心すれば虫歯も防げると勝手に思い込んでいます。

それで、この間、会社に置いてある歯磨きが切れてしまいました。
代わりに、海外出張先のホテルで貰って来た歯磨きを使おうとしたんです。
でも、上さんがだいぶ古いから変質していると言って、買ってきてくれることになりました。

じゃあ、任せたということで、買ってもらったのが、この歯磨きです。
幾らしたのと聞いたら、14バーツ(35円)でした。
その時は紙箱に入ったままだったんで、気にもしません。

驚いたのは、翌日の昼食後でした。
どれどれ、新しい歯磨き粉でみがくとしよう。
キャップを開けて、ぐっとチューブから捻り出します。

ありゃ、こりゃ、ウ○チのまんまじゃないの!?
けったいな色だよ。
思わず連想してしまって、怖気づきました。


でも、意を決して磨きました。
すると口中には、なんだか得たの知れない薬草のような匂いが広がります。
どうも、この歯磨き粉は薬用なのかもしれません。

ちょっと、仁丹っぽいような苦味がします。
口臭を防ぐ効果があると判断しました。
でも、この色合いだけは勘弁してもらいたいと思いましたね。

と言うわけで、スカトロマニアなら垂涎の歯磨き粉ではないでしょうか。
思わず想像せざるを得ないような色味と、毎日付き合わざるを得ない道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)

2010年9月9日木曜日

隣人が毒殺する環境って、物凄くないのかの巻き


犬猿の仲って良く言います。

でも、このカップルは特別だったようです。
ちょっと、過去形に書いてしまいましたが、理由があります。
つまり、ワンちゃんはすでにこの世にいないのです。


このお猿さんは、親友の死を理解できないのでしょう。
亡がらにしがみついたままです。
その光景は哀れで、いたましくも感じます。

飼い主の男性がそのかたわらで神妙に見守っています。
でも死因がおぞましいのです。
このワンちゃんは、毒殺されたことになっています。

しかも、隣人が犯人なんですよ。

それに、飼い主の男性とは職場の同僚だったようです。
警察官同士で、こんな事件を起こしてしまう。
これがタイのお国柄と言うものかもしれません。

普通、お隣さんの間柄だったらありえないでしょう。
職業柄、毒殺なんかできるわけも無い。
動物虐待で、しょっ引かれてしまうのがオチです。

ですが、犯人は以前にもチャレンジしていたようです。
そんな風に、英字紙バンコクポストが紹介していました。
危険を察知してか、男性は、職場の移動を上司に願い出ました。

おまわりさんは公務員ですから、官舎に住んでいたはずです。
勤務先が替われば、新しい住宅に引っ越せる。
お隣の険悪な状況とはおさらばです。

ところが、上司はそんなことにお構い無しでした。
無視してしまいます。
理由は分かりませんが、隣人が先輩だから我慢しろぐらいのもんでしょう。

一方、この愛敬あるペアは、マスコミに紹介され有名になってしまいました。
これが、隣人の怒りに火を注いだのかもしれないですね。
そして、愚かなる無慈悲な犯罪が決行されてしまいました。

と言うわけで、警察官同士のいざこざだと言うのが、タイならではの猟奇性を物語ります。
事件の真相はうかがい知ることはできませんが、日本で起きるはずも無いなと思う道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)

百年前の振り付けが、今なお感動を与える素晴らしさの巻き

Polovestian Dances

※ミハイル・フォーキン振り付け版

実を言いますと、バレエについては門外漢です。
ですが、この曲と踊りだけは何度見ても感銘します。
自分としては、至高の舞台芸術と言ってあげたいくらいです。

しかも、それが安直にユーチューブで見てしまったとしてもです。
画面が小さかったり、動画が途中で物切れになっても構いません。
圧倒的な群舞に繰り広げられる、躍動的な舞台構成が素晴らしい。

もし、これが本当に生の舞台で見ることができたらと、いつも思うのです。

韃靼人の踊り」って知ってらっしゃいますか。
ご存じなくても、曲を聞けば一度は耳にされたことがおありでしょう。
ボロディンと言うロシアの作曲が、十九世紀の後半に発表しました。

ただ、この曲をもっとも有名にしたのは、これまたロシアのフォーキンと言う振付師です。
彼による振り付けの発表は、1909年のことでした。
それから一世紀を経ても、これを凌駕できる踊りが現れていません。
それほど究極に完成されていたと言うことです。

そして、未だに定番として繰り返し再演されているのです。

と言うわけで、時々思い出したように、この動画を見てしまいます。
なぜなのでしょうか。
きっと、ロシアの芸術家達が繰り広げる表現には、何か共感を呼び覚ますものがあるのでしょう。
それは、アジア的な風土ゆえなのかもしれない。
そんなことを考えてしまう道産子社長なのでした。
(この巻き、終り)

おまけー1:フォーキン振り付けのちょっと惜しいバージョン


ちょっと、踊りに野性味が足りずにアレンジされていると思いました。冒頭のビデオは、ロシアのマエストロ:バレリー・ディアギレフ指揮によるものと思いますが、圧倒的です。

おまけ-2:勘違いバージョン
Prince Igor (1990) - clip 5 Polovtsian Dances
Royal Opera House, Convent Garden London - costumes Deirdre Clancy - director Andre Szerban, conductor Bernard Haitink

このバレエを見ていて劇団四季のライオンキングを何となく思い出してしまった。
勘違い振り付け・衣装の典型なんじゃないかと思いました。

2010年9月7日火曜日

インフルエンザで帰国拒否されましたの巻き

※あくまでもイメージ動画です。

いやー、私はエーリアンのように扱われました。

実を言うと、この月曜日の夜行便で日本に舞い戻る予定だったのです。
この水曜日には、親会社で重要な会議があるからでした。
一ヶ月も前から予定した行事だったのに、、、、、

まあ、インフルエンザに罹ったほうがお馬鹿さんです。

しかも、まだ経過措置の一週間が経過していない。
つまり、インフルエンザが完治していないと断定されたのでしょう。

親会社からは、レッドカードを渡されてしまいました。

でも、タミフルの服用も、所定の五日分は既に終わったのだ。
この月曜日だって、会社には出社しました。
もちろん、総務課長に問題ないか、断っています。

いやー、日本は何と潔癖で清潔好きなことなのでしょう 。

致し方ありません。
先に出国した地元スタッフだけで、会議に臨んでもらいましょう。
日本側も悪いようにはしないと、念を押してくれました。

と言うわけで、とにかく、準備した会議資料だけを送りました。
でも、脱力感が抜けませんよ。
そんな抜け殻になった道産子社長がいるのでした。
(この巻き、終り)

2010年9月6日月曜日

内定を取り消すために社是を使うようでは、世も末の巻き

※画面をクリックしてお聞きください。

こう言う落ち着いた大沢たかおさんの声は、魅力的です。
ナレーションを通して、とある企業の会社方針を聞いてみました。

三つの誓いの最初なんですが、素直にうなづけてしまいます。
こう言うのって、新入社員研修で唱和させられるのかもしれません。
でも、集団になって大声を張り上げるのは蛮行でしょう。

言葉の意味に、本当の力があれば音読は普通でよいのです。
大沢さんのような、落ち着いた朗読が素敵に聞こえます。

しかし、ネスカフェさんのホームページは粋ですね。
ゴールドブレンドのCMでおなじみのナレーションが楽しめます。
しかも、四百字までの原稿を朗読してもらえるのです。

※ホームページはこちらから。

ですので、私もこうして入力再生してみました。
ところで、皆さんはこの企業をご存知でしょうか。
回転寿司の会社とだけ、お答えしておきましょう。

でも、この会社の誓いが就職の内定を辞退させるために使われました。
それは、新入社員研修の最中に、起きたのだと言います。
決められた時間内に、三つの誓いを暗誦する課題でした。

入社式直前の、学生気分を抜くための目的だそうです。
とは言え、テレビで紹介された通り、プロのアナウンサーでもギリギリでした。
異常な早口言葉にならざるを得ないのです。

これって、初めから悪意がありますよね。
しかも、研修の案内状の趣旨がふるっていました。

35秒以内で暗唱出来ていない場合は帰宅してもらいます。
(略)
合宿中の課題を合格出来ない場合は、入社する意思がないものと判断し帰宅してもらいます。

結局、暗誦もできない人が続出します。
人事担当者からは「現場で働けない」と罵倒される始末です。
最終的に、内定合格者は、内定辞退届を書くよう求められました。
そし、訴訟を起こされないよう、損害賠償は一切しないという言質を書かされたと証言しています。

と言うわけで、 こう言う会社方針の使い方もあると言う悪例を紹介させていただきました。
でも、この会社はブラック企業でも何物でも無いですよね。
敢えて名前は言いませんが、それほど上場企業の環境がさもしくなっているのかと、嘆く道産子社長なのでした。
(この巻き、終り)

2010年9月5日日曜日

暇つぶしには、お気に入りの女性歌手を探して見るの巻き

最初に、見かけたのは南部ハジャイの出張先のホテルでした。
宴会までに時間が空いたので、先にチェックインします。
シャワーを浴びたらすることも無くて、テレビのスイッチを捻りました。

ケーブルテレビらしくて、チャンネルの数はありそうです。
見たい当ても無いから、リモコンでザッピングします。
走馬灯のようにチャンネルを切り替えるだけでした。

でも、ちょっと気になった番組がありました。
音楽ビデオを流し続けています。
いろいろな歌手が、持ち歌を歌っているのです。

それで、二名の女性歌手が気に入りました、
一人は、タイ風の歌謡曲を歌います。
もう一人は、地方の民謡を歌ったと思いました。

ですが、名も分からぬままバンコクに戻てしまいました。
でも、どうしても、もう一度聞きたい。
後日、そんな気持ちが高まってきたのです。

結局、グーグルで探しまくった結果、見つかりました。
両名とも、タイのルークトゥンと言う歌謡曲を歌っています。
一人は、ウァーン・ドゥ・サター(Earn The Star)です。


良く調べたら、日本に来ています。
タイフェスティバル 2008 in 大阪で歌っている動画もありました。
なかなか、実力派の女性歌手みたいです。

一方、他方はターイ・オラタイ(Tai Orrathai)と言うスーパースターなのでした。


この歌手は、地元の人なら誰でも知っています
でも、日本人の駐在で知っている人は少ないでしょう。
私みたいな、物好きがこうしてこつこつ調べて来て分かってくる分けです。

彼女も、芸歴がかなり古くなりました。
若手の歌手と真っ向に競い合う年嵩でも無くなっています。
そんな時、歌手としての大成を試みたのかもしれません。
東北地方や北部で歌い継がれてきているモーラム(民謡的歌謡曲)を、叙情的に歌い上げました。

しかも、ユーチューブの動画が素晴らしい。

彼女の情感のこもった歌い上げ方に聞きほれます。
しかも、この旋律は何となく懐かしく感じるのです。
日本人の感性に通ずる民謡調が素晴らしい。

と言うわけで、ターイオラタイさんの曲を、運転手さんも携帯の着信音に使っているぐらいなのでした。
しかも、タイの音楽CDは、一枚四百円ちょっとしかしません。
なんと廉価なことなのでしょう。
これは、一つ自分好みのルークトゥンでライブラリーでも造ってみようかと思う道産子社長なのでした。
(この巻き、終り)

おまけ:
イサーン・ラムプルーンの曲を他の歌手で聞き比べてください。
やはり、オラタイに軍配を上げたいと思います。


2010年9月4日土曜日

日経も見放した民主党の巻き

先週の土曜日のことです。
日本経済新聞を読んでいて、発見してしまいました。
完全に民主党を見放した記事があったのです。

これには、びっくりしました。
マスコミだって、もう諦めてんですよ。
この記事は、一面の左上部を飾った”政権 第11部麻痺①”と言います。

色々とごちゃごちゃ書いてあるんですが、数行に要約することできます。

長期政権を目指す菅に経済の難局に立ち向かう気概は感じれらない。
一方の小沢、具体的な政権構想はまだ見えない。
国民の生活が第一。
民主党の標語がむなしく響く。


つまり、民主党に呆れたってことなんでしょう。
記事の見出しは、”争点はいつも「小沢」”と出ました。
続けて、”トロイカ分裂、国政どこへ”で締めています。

しかし、昨年の解散選挙の時の民主党ラブラブ記事は、どこへ行ったんでしょうか?
マスメディアも、尻軽女の例え見たいですよ。
昨年の週刊朝日を覚えていますか。
これは、まさに踊るちょうちん記事でした。

※左クリックで拡大してご覧下さい。

でも、たった三ヶ月で、このカストリ雑誌は三行半を突きつけたんですね。
無責任者の情報ヤクザですから、前言を翻すなど朝飯前のことです。
浮気者の真骨頂と言って良いでしょう。

※左クリックで拡大してご覧下さい。

まあ、この程度の下賎メディアは、いたし方の無いところではありましょう。

ただ、大手新聞のメディアが民主党に絶縁状を突きつけたことは、画期的な段階に入ったのかもしれません。
民主党の代表選挙を前にして、あまりの国政の迷走ぶりにあきれたようです。

そこで、ふと思いめぐらしたのは、マスコミを牛耳る世代は、60年代末の学生運動華やかりし頃の全共闘世代だと言うことです。
彼らは、一夜にして総てが変わる革命論に淡い慕情を抱き続けていたのではないでしょうか。
そんな木偶の坊たちが、核として小沢を今まで持ち上げ続けてきた可能性もあるのです。
すなわち、革命を政権交代になぞらえて、後押ししたんじゃないのでしょうか。

だとしたら、マスコミも共同正犯なんだと思います。
マスメディアには、日本社会を破壊する原点があると、私は確信しました。
あの、世界同時革命と叫んでいたヘルメット野郎の蛮族が、今ある現在を破壊し続けているのです。

と言うわけで、自分は、あの頃、子供心にして世界革命などできるわけが無いと思っていました。
そして、全共闘世代の民主党政権が、あまりに人間として劣悪なことを、今現在、証明しつづけています。
少なくとも、彼ら以降の世代は、現実をシビアに見つめ続けていると主張したい、道産子社長なのでした。
(この巻き、終り)

おまけ:
今日の日本経済新聞で、東大教授の御厨さんによる解説記事の見出しが秀逸です。

「政局も政策も統治も無い」

ダメ出しです。
日経に見捨てられた政党では、後が無いでしょう。

2010年9月3日金曜日

思わぬタイつながりに寄せるブログコメントの巻き


今タイに住まいする駐在です。

2006.11.25付けの投稿”JOHN BARLEYCORN ”を読ませていただきました。
実家に、これが収録されたトラフィックのベストLPを残してきておりまして、今の今まで曲のタイトルが分からず、ようやく、ユーチューブで探し当てて、歌詞も探すことになって、貴ブログにたどり着きました。

※解説のサイトです。

この曲は、思いのほか印象が強くて、三十年前に聴いて以来、耳から離れませんでした。
歌詞の全容も分かりましたので、有難うございます。

でも、タイつながりがあるので、不思議な縁を感じてしまいました。ですので、こうしてコメントを書かせていただきました。

日本でも、タイ語を勉強する人は多いのでしょうか。私は仕事柄英語中心なので、タイ語は上達していませんが、家内は読み書きまでできるようになりました。

ソソトの上級クラスに今でも通っておりますして、日本に帰っても何か役立てることがあればよいかと思います。

では、また訪問させてください。

(この巻き、終り)

2010年9月2日木曜日

H1N1型のインフルエンザだそうですの巻き

朝九時ごろでした。
携帯電話の着信音が鳴り出します。
インフルエンザの検査結果が出たんだな。
とっさにそう判断しました。

昨日の夕方、どうしても熱が下がらない。
それで、サミティベート病院に出かけています。
ピブン先生は、最初からインフルエンザだと疑っていました。

ちょっと、診察時間が遅くなりました。
結局、検査結果が翌日に持ち越された分けです。

はーい、ぐりりんさんですか。
インフルエンザの結果が出ましたね。
90%、A型でーす、H1N1よ。
昨日、処方したタミフルを飲んだでしょ。
未だ、飲んでないの。
早く飲んでくださーい。
朝晩、一回よ。
一週間は会社に行かないようにしてくださーい。
検査証明書は、病院に取りに来て下さーい。
ガチャン。

いやー、早口でまくし立てられました。
このピブン先生は日本語がかなりお上手です。
一方的に、喋りたいだけ喋って切れてしまいました。

これはいかん。
早速に処方されたタミフルを一錠飲みます。
昨日のうちに貰っていたのが役に立ったと言うことです。

それで、タミフルが気になったので調べました。
トリ インフルエンザのA型なら、投与されるのが分かりました。
別に、悪性のH5N1型の特効薬と言うわけでも無いみたいです。

と言うわけで、会社へ行ってもウイルスをばら撒くだけです。
今週は休むことにしました。
社員に感染させたら、社長としても責任問題でしょう。

このタミフルですが、発症から四十八時間以内に飲むのがベストだそうです。
既に、月曜日には発熱し始めていました。
木曜日に飲み始めても遅いんじゃないだろうか。
ちょっと心配になった道産子社長なのでした。
(この巻き、終り)

2010年9月1日水曜日

検査結果前に、なんでタミフルをくれるんだよの巻き

今日は、風邪気味の発熱が続きました。
朝起き出すと、どうも体が火照っています。
体温計で計って見たのですが、37度後半の体温でした。

自分の平熱は、36度5分前後であまり高くありません。
ですから、一度以上も高いと体がだるくてやり切れないのです。
このまま、会社に出ても仕事がこなせそうに無いと判断しました。

それで、会社に連絡を入れて、病気休暇を取りました。

朝ごはんを食べから、月曜日に処方してもらった薬を飲みます。
中には、クラシッドという抗生物質もあります。
医者の見立てで、インフルエンザかどうかは様子を見ることにしました。

それで、薬を飲み出したんですが、昨日は体温も下がって出勤しています。
しかし、今日は一転逆転して発熱です。
一日、ベッドで寝ていれば熱も下がるだろうと、安易に判断しました。

でも、下がらなかったんですね。

お昼過ぎには、38度2分まで上がって、悪寒も酷くなりました。
それで、タオルやらケットルを引っかぶって、うんうん唸っていました。
午前も午後も通しで、うつらうつらの睡眠です。

夕方、シャワーを浴びて、改めて体温を測って見ました。

まだ、37度6分もあります。
これはひょっとしてインフルエンザかもしれない。
あの毒性の高い新型ウイルス(H5N1)だったら、どうしよう。

ちょっと、恐怖感が先走ります。
もう一度サミティベート病院に行くことにしました。
それで、今度は日本語の上手なピブン先生を指名させてもらいました。
月曜日は、たまには違う先生も良いだろうと思って、別の先生にしたのです。

でも、これが外れでした。

通訳が付いてきたのですが、こちらの言っている要点を伝えません。
簡単に端折ってしまい、先生に本意が伝わったかは不明でした。
処方された薬にも、解熱剤が無いので変に思いました。

それで、今回はピブン先生を指名です。

先生は、初めからインフルエンザを疑っているようです。
でも、従来のタイプなのか、毒性の強い方か、判断できない。
検査することになって、喉の粘膜を擦り取られました。

と言うわけで、明朝に検査結果を電話連絡してもらいます。
でも、どうして特効薬のタミフルを先に処方してくれたのでしょうか。
使う必要が無いかもしれませんし、私はそう願っているのです。
先に薬を売りつければ、商売になるからそうしたのでしょうか。
ピブン先生はなかなかの商売人だと思った、道産子社長なのでした。
(この巻き、終り)