最初に、見かけたのは南部ハジャイの出張先のホテルでした。
宴会までに時間が空いたので、先にチェックインします。シャワーを浴びたらすることも無くて、テレビのスイッチを捻りました。
ケーブルテレビらしくて、チャンネルの数はありそうです。
見たい当ても無いから、リモコンでザッピングします。
走馬灯のようにチャンネルを切り替えるだけでした。
でも、ちょっと気になった番組がありました。
音楽ビデオを流し続けています。
いろいろな歌手が、持ち歌を歌っているのです。
それで、二名の女性歌手が気に入りました、
一人は、タイ風の歌謡曲を歌います。
もう一人は、地方の民謡を歌ったと思いました。
ですが、名も分からぬままバンコクに戻てしまいました。
でも、どうしても、もう一度聞きたい。
後日、そんな気持ちが高まってきたのです。
結局、グーグルで探しまくった結果、見つかりました。
両名とも、タイのルークトゥンと言う歌謡曲を歌っています。
一人は、ウァーン・ドゥ・サター(Earn The Star)です。
良く調べたら、日本に来ています。
タイフェスティバル 2008 in 大阪で歌っている動画もありました。
なかなか、実力派の女性歌手みたいです。
一方、他方はターイ・オラタイ(Tai Orrathai)と言うスーパースターなのでした。
この歌手は、地元の人なら誰でも知っています。
でも、日本人の駐在で知っている人は少ないでしょう。
私みたいな、物好きがこうしてこつこつ調べて来て分かってくる分けです。
彼女も、芸歴がかなり古くなりました。
若手の歌手と真っ向に競い合う年嵩でも無くなっています。
そんな時、歌手としての大成を試みたのかもしれません。
東北地方や北部で歌い継がれてきているモーラム(民謡的歌謡曲)を、叙情的に歌い上げました。
しかも、ユーチューブの動画が素晴らしい。
彼女の情感のこもった歌い上げ方に聞きほれます。
しかも、この旋律は何となく懐かしく感じるのです。
日本人の感性に通ずる民謡調が素晴らしい。
と言うわけで、ターイオラタイさんの曲を、運転手さんも携帯の着信音に使っているぐらいなのでした。
しかも、タイの音楽CDは、一枚四百円ちょっとしかしません。
なんと廉価なことなのでしょう。
これは、一つ自分好みのルークトゥンでライブラリーでも造ってみようかと思う道産子社長なのでした。
(この巻き、終り)
おまけ:
イサーン・ラムプルーンの曲を他の歌手で聞き比べてください。
やはり、オラタイに軍配を上げたいと思います。
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