2010年9月9日木曜日

隣人が毒殺する環境って、物凄くないのかの巻き


犬猿の仲って良く言います。

でも、このカップルは特別だったようです。
ちょっと、過去形に書いてしまいましたが、理由があります。
つまり、ワンちゃんはすでにこの世にいないのです。


このお猿さんは、親友の死を理解できないのでしょう。
亡がらにしがみついたままです。
その光景は哀れで、いたましくも感じます。

飼い主の男性がそのかたわらで神妙に見守っています。
でも死因がおぞましいのです。
このワンちゃんは、毒殺されたことになっています。

しかも、隣人が犯人なんですよ。

それに、飼い主の男性とは職場の同僚だったようです。
警察官同士で、こんな事件を起こしてしまう。
これがタイのお国柄と言うものかもしれません。

普通、お隣さんの間柄だったらありえないでしょう。
職業柄、毒殺なんかできるわけも無い。
動物虐待で、しょっ引かれてしまうのがオチです。

ですが、犯人は以前にもチャレンジしていたようです。
そんな風に、英字紙バンコクポストが紹介していました。
危険を察知してか、男性は、職場の移動を上司に願い出ました。

おまわりさんは公務員ですから、官舎に住んでいたはずです。
勤務先が替われば、新しい住宅に引っ越せる。
お隣の険悪な状況とはおさらばです。

ところが、上司はそんなことにお構い無しでした。
無視してしまいます。
理由は分かりませんが、隣人が先輩だから我慢しろぐらいのもんでしょう。

一方、この愛敬あるペアは、マスコミに紹介され有名になってしまいました。
これが、隣人の怒りに火を注いだのかもしれないですね。
そして、愚かなる無慈悲な犯罪が決行されてしまいました。

と言うわけで、警察官同士のいざこざだと言うのが、タイならではの猟奇性を物語ります。
事件の真相はうかがい知ることはできませんが、日本で起きるはずも無いなと思う道産子社長なのでした。
(この巻き、終わり)

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