2010年9月4日土曜日

日経も見放した民主党の巻き

先週の土曜日のことです。
日本経済新聞を読んでいて、発見してしまいました。
完全に民主党を見放した記事があったのです。

これには、びっくりしました。
マスコミだって、もう諦めてんですよ。
この記事は、一面の左上部を飾った”政権 第11部麻痺①”と言います。

色々とごちゃごちゃ書いてあるんですが、数行に要約することできます。

長期政権を目指す菅に経済の難局に立ち向かう気概は感じれらない。
一方の小沢、具体的な政権構想はまだ見えない。
国民の生活が第一。
民主党の標語がむなしく響く。


つまり、民主党に呆れたってことなんでしょう。
記事の見出しは、”争点はいつも「小沢」”と出ました。
続けて、”トロイカ分裂、国政どこへ”で締めています。

しかし、昨年の解散選挙の時の民主党ラブラブ記事は、どこへ行ったんでしょうか?
マスメディアも、尻軽女の例え見たいですよ。
昨年の週刊朝日を覚えていますか。
これは、まさに踊るちょうちん記事でした。

※左クリックで拡大してご覧下さい。

でも、たった三ヶ月で、このカストリ雑誌は三行半を突きつけたんですね。
無責任者の情報ヤクザですから、前言を翻すなど朝飯前のことです。
浮気者の真骨頂と言って良いでしょう。

※左クリックで拡大してご覧下さい。

まあ、この程度の下賎メディアは、いたし方の無いところではありましょう。

ただ、大手新聞のメディアが民主党に絶縁状を突きつけたことは、画期的な段階に入ったのかもしれません。
民主党の代表選挙を前にして、あまりの国政の迷走ぶりにあきれたようです。

そこで、ふと思いめぐらしたのは、マスコミを牛耳る世代は、60年代末の学生運動華やかりし頃の全共闘世代だと言うことです。
彼らは、一夜にして総てが変わる革命論に淡い慕情を抱き続けていたのではないでしょうか。
そんな木偶の坊たちが、核として小沢を今まで持ち上げ続けてきた可能性もあるのです。
すなわち、革命を政権交代になぞらえて、後押ししたんじゃないのでしょうか。

だとしたら、マスコミも共同正犯なんだと思います。
マスメディアには、日本社会を破壊する原点があると、私は確信しました。
あの、世界同時革命と叫んでいたヘルメット野郎の蛮族が、今ある現在を破壊し続けているのです。

と言うわけで、自分は、あの頃、子供心にして世界革命などできるわけが無いと思っていました。
そして、全共闘世代の民主党政権が、あまりに人間として劣悪なことを、今現在、証明しつづけています。
少なくとも、彼ら以降の世代は、現実をシビアに見つめ続けていると主張したい、道産子社長なのでした。
(この巻き、終り)

おまけ:
今日の日本経済新聞で、東大教授の御厨さんによる解説記事の見出しが秀逸です。

「政局も政策も統治も無い」

ダメ出しです。
日経に見捨てられた政党では、後が無いでしょう。

0 件のコメント: